真空が生むフリーエネルギー「マイクロスパーク」技術の開発成功! 2028年に充電不要スマホが登場へ!?
近い将来、充電不要のスマートフォンが登場するかもしれない――! 先進技術ベンチャーから、小型電子機器を充電不要にするフリーエネルギー発生装置「マイクロスパーク」が発表されている。
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材質や重量に関係なく、さまざまな物体が浮揚する。金属が破壊され、あるいは融合する。 物体をテレポーテーションさせ、気象にも影響を及ぼす不「ハチソン効果」について振り返る。
目次
物理学の常識を根底から覆す驚異の現象は偶然に発見された。
1979年、発明家ジョン・ハチソンはカナダのバンクーバーにある私設研究所で強電界の実験を行っていた。

実験室内にはテスラ・コイル、ダンベル・コイル、放電コイル、ヴァン・デ・グラフ発電機、電界発生球、スイッチパネルなどの実験装置がところ狭しと並んでいる。
ハチソンはいつものように起動スイッチを入れた。ブーンという機械音が聴覚を刺激し、電圧が上昇していく。
すべては順調だと思った瞬間、彼の肩に何かが当たって床に落下した。床に視線を移すと金属片がある。天井からの落下物ではない。室内に余人はいなかったから、だれかのいたずらでもない。
首をかしげるハチソンをさらなる驚きが襲った。足許に落ちた金属片が”自ら空中に浮揚して”再び彼の身体に当たったのだ。
それがすべてのはじまりだった。物理学の理論ではありえない”反重力現象”に偶然に遭遇したハチソンは、その原因は彼が設置した装置類がつくりだす強電界にあると直感し、科学的に解明しようと実験をつづけた。その結果、にわかには信じがたい驚愕的な現象が次々と確認されるようになるのである。

まずは物体の空中浮揚現象。金属、木材、プラスチック、紙など材質に関係なく、あらゆる物体が浮揚した。最重量物は約400キロの変圧器。物体だけでなく液体も未知エネルギーの作用を受けるようで、容器内の水が激しく波立ったり、弾け飛んだりした。


次は破壊現象。浮揚現象と同様に、材質にかかわらず起こる。破壊にいたる過程で曲がったり、ねじれたりもする。金属の切断部は、高熱化して引き裂いたようになるものもあるし、鋭利なナイフで切ったようなものもある。
破壊現象は物体を破壊するだけでなく、磁気異常も引き起こす。約20センチの棒ヤスリが破壊されたときに異常が確認されている。通常なら、切断された断片の片方はN極に、もう一方は必ずS極になる。ところが、断片は同極のNとN、SとS、すなわち磁気単極(モノポール)になっていたのだ。
破壊現象とは逆の融合現象も起こる。分子構造がまったく異なるステンレス製のナイフとアルミニウム塊が融合して一体化したものもあるし、木屑と金属が融合したものもある。




さらに驚くべきは、物体の透明化現象とテレポーテーション現象だ。ハチソンが見ている前で物体が透明化し、物体を載せていた台が透けて見えたという。実験室外の倉庫に保管していた釘が瞬間移動し、実験室の壁から出現したこともある。
気象にも影響を及ぼすらしい。実験中に奇妙な雲が現れて雨が降りだしたが、実験終了後に雲間から太陽が顔を出して天気は急速に回復した、というのである。
これら未知のエネルギーによる一連の現象を、発見者にちなんで「ハチソン効果」という。
PK(サイコキネシス=念動)現象と類似性があることから、一部に超能力現象もしくはポルターガイスト現象ではないかという声もあるが、ハチソンは超能力者でも心霊能力者でもない。
とまれ、ハチソンは不思議な現象をビデオカメラで撮影して公開したため、カナダ政府、アメリカ軍、マグダネル・ダグラス社などの関係者が相次いで接触してくるようになった。
この未知のエネルギーを自在にコントロールできるようになれば、人類にとって画期的なエネルギー革命が起きるばかりか、応用範囲も推進機関はもとより兵器の分野などで無限に広がるからだ。
ちなみに、マグダネル・ダグラス社では「バンクーバー実験の調査」という報告書を作成し、こう評価している。
「ハチソン効果は本当に存在する現象で、物体に作用するある種のエネルギーの電気的刺激の結果であると推測される。この効果で起きた現象はトリックではありえない」
ただし、そのメカニズムはいまだに解明されていない。ハチソン自身もなぜそのような現象が起こるのかはわからないというが、機械類がつくりだす強電界と何らかの関係があると推論している。電源をオフにすると、そうした現象は起きなかったからである。
また現象はスイッチを入れると即座に起こるわけではなく、数時間後、ときに数日後に起こることもあった。つまり予測不能な現象だが、装置の配置や組み合わせを変え、出力を調節することにより、ついには意図的かつ短時間でハチソン効果を発生させることができるようになったという。
その装置の根幹をなすのは、①大小2機のテスラ・コイル=高周波・高電圧を発生する、②ヴァン・デ・グラフ発電機=ハチソン自身が開発したもので静電高圧を発生する、③ダンベル・コイル=テスラ・コイルをふたつ組み合わせたもので、いずれも空間に強電界をつくる働きをする。


基本的には、2機のテスラ・コイルを底辺、ヴァン・デ・グラフ発電機を頂点とする三角形をつくり、その上方にダンベル・コイルを設置する。
現象が起こるのはその三角形の反対側の頂点、すなわちテスラ・コイルを挟んでちょうどヴァン・デ・グラフ発電機の対角線上に当たる領域である。ハチソンはこの現象領域を「メタルマスエリア」と呼んでいる。


ハチソンが実験に用いたのは、通常の交流の60ヘルツ、110ボルトの電圧。ワット数にすると400~4000ワット。それだけの電力量でハチソン効果は現れた。
しかも、その現象は衝撃的かつ驚愕的だった。まるで核爆発にあったとしか思えないように変化したものが多数あり、14インチの鉄の棒の約2インチ分だけが地球では未発見の合金に変化しもの、同じく鉄の棒のなかに銅とマンガンの原子が現れている変形サンプルもあった。元素転換だ。さらに一度変質した金属で、時間経過とともになおも変化しつづけるサンプルも確認されている。
あらためて強調するまでもなく、通常の物理学の範囲、すなわちレーザーやマイクロ波を使って金属を破壊するには何兆ワットもの膨大なエネルギーを必要とする。にもかかわらず、ハチソン効果は400~4000ワットでそれだけのパワーを発揮したのだ。
ある科学者チームの試算によると、1立方メートルのなかに約5万6000メガジュールという巨大なエネルギーが発生している計算になるという。
それはまさに、未知の空間から取りだされたフリーエネルギーにほかならない。フリーエネルギーとは、宇宙空間に遍満し、無料かつ無尽蔵のクリーンな未知のエネルギーのことをいう。
入力エネルギーより出力エネルギーのほうが大きいところに特徴があり、それを「オーバーユニティ(超効率)」と呼ぶ。物理学の「エネルギー保存則」を根底から覆す現象だ。
では、そのエネルギーの発生源はどこにあるのか。
メタルマスエリアに高電圧がかかっていることは理解できる。が、どのようなメカニズムでそこに巨大エネルギーが発生するのかはハチソンにもわからないようで、それぞれの装置が発生する強電界が互いに干渉し合って未知のエネルギーを発生あるいは誘発させているのではないかと推測し、次のように語っている。
「私の装置はもしかしたら、時空連続体に対して扉を開ける役目を担っているのかもしれない。次元と次元の間の扉が開くことで、時空連続体そのものから無尽蔵のエネルギーが流れ込んできているのではないか」
ハチソンはまた、量子力学でいうところの「ゼロポイント・エネルギー」にも着目しているようだ。
量子力学の理論では、まったくの「無」である真空は存在せず、すべての物質とエネルギーを取り除いた空間にすら膨大な量の粒子が、われわれには観測できない状態で詰まっている。粒子には質量(=エネルギー)があり、正(+)と負(-)のエネルギーのせめぎ合いが行われている。真空が「無」に見えるのは、そのせめぎ合いが見かけ上「±ゼロ」状態になっているからにすぎない。その状態を「ゼロポイント・フィールド」と呼ぶが、エネルギー変動は完全にゼロではなく、計測可能な力が生じている。その変動値はきわめて微小だが、宇宙の真空に存在する全粒子の活動を合計すると膨大なエネルギー量になる。
それがゼロポイント・エネルギーであり、わずか1立方センチのゼロポイント・エネルギーを抽出するだけで地球上のすべての海水を蒸発させることができる、といわれているほどだ。
つまり、物理学の常識を覆すさまざまなハチソン効果の謎を解く鍵はゼロポイント・エネルギーにあるのかもしれない、というのである。

いずれにせよ、理論以前に現象は起きていた。ハチソンは精力的な実験をつづけ、関係者だけでなく一般の見学者にも公開し、写真やビデオに記録していった。
だが、理論的裏づけがなく、ハチソン以外の者は現象を再現できなかったこともあり、誹謗中傷や妨害が相次ぐようになる。
嫌気がさしたハチソンは1989年、研究の場をドイツへ移したが、そこも安住の地ではなく、約1年半後にバンクーバーへ戻ったものの悲運はつづく。残してあった実験装置が、カナダの政府関係者らによって徹底的に破壊されていたのだ。
この時点で、1979年以来つづけられたハチソン効果の研究は事実上終止符が打たれた。したがって、ハチソンの実験室は現存せず、不思議現象を撮影した写真やビデオ、いくつかの実験サンプルが残されているだけである。
その後の情報は乏しい。1995年6月に東京で開かれた「フリーエネルギー国際シンポジウム」のパネラーとして来日したハチソンは、研究の再開を示唆していたが続報はない。

それでも、ハチソン効果になおも熱い視線を注いでいるフリーエネルギー研究家は少なくない。ハチソン効果を完全にコントロールできるようになれば、人類はとてつもないスーパー・テクノロジーを手に入れることができるからだ。
以下、視点を変えてその可能性を探ってみたい。容易に想像できるのは、軍事面での応用だろう。
重力の制約を受けずに自在に飛行するUFOのような航空機、分子レベルであらゆる物を破壊する超兵器……。ハチソンが公開したビデオ映像には、ジグザグ飛行を繰り返し、ふっと画面から消えたかと思うと、また姿を現すコップを映したものもあるし、実験サンプルはハチソン効果の凄まじい破壊力を如実に物語っている。
ならば、軍関係者が看過しているはずはない。ハチソン自身の研究は中断していると前記したが、カナダ国防省やロスアラモス研究所などでは、その後もハチソン効果の研究を極秘裡に進めて反重力兵器を開発しているという話も密かに語られているのである。
エネルギー・システムも激変するに違いない。地球環境を悪化しかねない化石燃料や原子力、効率のよくない太陽光や風力に頼る必要はなくなる。

ハチソンによれば、メタルマスエリアでは放射能のレベルが下がるという現象も確認されたというから、核廃棄物の処理に活用することもできるだろう。
融合現象を制御できれば新合金をつくりだせるし、元素変換を制御できれば卑金属を貴金属に変換する錬金術も夢ではなくなる。
実験中に目撃された気象変化をコントロールできるようになれば、他国の農業に潰滅的被害を与える気象兵器として悪用されるおそれもあるが、平和利用されれば洪水や旱魃(かんばつ)がなくなり、凶作や飢饉(ききん)のない世界が出現する。
現代人類が抱えているエネルギー問題、環境問題、食料問題は一挙に解決されるのだ。



それだけではない。ハチソンは、ハチソン効果は時空連続体からエネルギーを得ているのではないかと示唆していた。それが的を射ているのであれば、時空連続体を自由に行き来できるようになるのではないか。
メタルマスエリア内では、従来の物理学では得られなかった推進力や重力波、さらには時間を逆行させる波動までもが創造されているらしい。それらをコントロールできれば、時間を捻じ曲げることも可能になるだろう。
たとえば、反重力装置をつくれば、宇宙船の速度をかぎりなく秒速30万キロの光速に近づけることができる。光速飛行ができるようになれば、必然的に未来へのタイム・トラベルは可能になる。また光速の限界を超えた速度で飛行できるようになれば、時間は逆行するから過去へのタイム・トラベルも可能になる。
いや、メタルマスエリア内ではすでに時空の歪(ゆが)みが起きている可能性がある。透明化現象はその一端であり、テレポーテーション現象も時空の歪みの結果とも考えられるからだ。
むろん、ハチソン効果を実用化するにはまだまだ多くの難題が山積していよう。
だが、そこには究極の可能性が秘められている。ハチソン効果は、従来とはまったく異なる新しい世界の到来を予感させる曙光なのである。
●参考資料=『驚異のハチソン効果』(横山信雄監修/たま出版)、「ハチソン効果がタイム・ワープを可能にする!!」(君島史隆/「ムー」164号所収)、「世界を変えるフリーエネルギー」(君島史隆/「ムー」178号所収)ほか
(月刊ムー2011年7月号初出)
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