君は有名心霊スポットで霊圧に忖度したことはあるか?/大槻ケンヂ・医者にオカルトを止められた男
大槻ケンヂの連載「医者にオカルトを止められた男」が二見書房より書籍化される。刊行を祈念して、書きおろしコラムを期間限定公開!
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東京・世田谷区の三軒茶屋にあるヨコザワ・プロダクション。怪異が多発するスタジオで、この度、新たな現象が確認された。この記事を三上編集長がMUTubeで解説。
日本で「最も幽霊が出る」と噂されている三軒茶屋のレッスンスタジオ、「ヨコザワ・プロダクション( 通称ヨコプロ)」。ここで、日本の心霊史に刻まれるレベルの、とんでもない映像が撮れてしまった。
ヨコプロといえば、〝霊感ゼロでも見える〞と話題の「白い手」で有名な場所。壁や床からヌメりと伸びてくる、あの手だ。ところが今回は、それだけじゃ終わらなかった。なんと「足」「生首」「黒い手」まで定点カメラがしっかりと捉えていたのだ。
「7月発売の筆者のホラー小説『見つけてください』(徳間書店)の担当編集者から、〝イベントで使いたいから、2か月間くらい深夜に定点カメラを回してみてください〞って頼まれたんです。ただ正直、最初の1か月はまったくの不発。でも、ついにヤバいのが撮れました」
そう語るのは、スタジオのオーナー・横澤丈二さん。まさか、本当に〝何か〞が撮れるとは。
まずは、8月9日に撮れた「白い手」と「白い足」から紹介しよう。
映像を再生すると、深夜1時20分ごろ。だれもいないはずのスタジオのフロアで「カラン、コロン、スポンッ」と奇妙な音が小さく鳴りはじめる。次の瞬間、天井のダクトレールが、「ガコガコガコッ!」と、数秒間にわたり大きく揺れつづけた。
そして約2時間後の3時30分ごろ。鏡に、ひな壇のあたりから〝白い手〞がゆっくりと出現。ただし、不思議なことに、その手は鏡の中にしか存在しない。実際のひな壇には、何もないのだ。
(文=角由紀子)
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webムー編集部
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