「契約の箱」がリモートビューイングで発見されていた! 1988年のCIA極秘文書に記された「コンテナ」の謎
“失われたアーク”こと原始キリスト教の至宝「契約の箱」は、実はすでに見つかっていたのか――。CIAで行われた「リモートビューイング実験」の真実
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機密解除されたCIA文書から、米ソ冷戦時代に盛んに行われていた遠隔透視セッションで、3つのエイリアン基地の内部が詳細に観察されていたことが明らかになっている。そのうち2つは、なんと地球上にあるという――。
米ソ冷戦時代の1970年代から80年代にかけて、CIA(米中央情報局)は超能力者を起用して数々の諜報活動を行っていた。「スターゲイト計画」と呼ばれる極秘の遠隔透視セッションでは、テロリストグループに拉致された人質の追跡や、逃亡中の犯罪者の所在特定などを目的に、さまざまな活動が複数の遠隔透視者によって活発に行われていたのだ。
CIAが採用したとされるジョゼフ・マクモニーグルやインゴ・スワンをはじめとする遠隔透視者(リモートビューアー)は、個々のセッションにおいて指定した遠くの物体、出来事、人物に関する情報を知覚してその詳細を報告することを求められていた。
そうしたセッションの一つで、エイリアン基地の内部の様子まで遠隔透視者によって詳しく観察されていたことに改めて注目が集まっている。
CIA内部で1987年に作成され、2000年に機密解除された「“ET”基地関係者の説明(DESCRIPTION OF PERSONNEL“ET”BASES)」と題されたレポートには、遠隔透視者がアラスカ、南米かアフリカ、そして土星最大の衛星であるタイタンにあるとされるエイリアンの基地の内部を観察した記録が報告されている。
1987年1月28日提出のレポート末尾に記された「リモートビューイングセッションデータ」によると、エイリアン基地の遠隔透視セッションは1986年11月20日の早朝に実施され、透視者は「MR」だった。この「MR」とは、メル・ライリーという人物であると考えられている。米軍人のライリーは、1984年に遠隔透視能力者としてCRVユニット(遠隔透視制御部隊)に加入し数々のセッションに起用された。
遠隔透視セッション中、ライリーは「視た」ものをスケッチし、自分の知り得たことについて簡単なメモを書き留めている。レポートの冒頭には「これまで、太陽系内のさまざまな場所にある基地に関係する3種類の存在と遭遇しました」とあり、3か所のエイリアン基地の内部の様子と、そこにいる“職員”についての描写が記述されている。基地のある場所とは、土星最大の衛星であるタイタン、米アラスカ州のヘイズ山、そして南米かアフリカである。
まず、タイタンのエイリアン基地についての記述は以下の通りだ。
⚫️タイタン基地
1986年11月20日にこの基地で観察された人員は、いずれも地球人と何ら変わらなかった。2人の技術者風の男が何らかのコントロールパネルの前に座っている。その後ろには、肩までの長さの茶色の髪に薄緑色の白衣かスモックを着た魅力的な女性が立っている。彼女は何らかの監督役を務めているようだ。
タイタン基地には「魅力的な女性」を含む地球人に見える科学者が多数勤務しているようだ。地球人がタイタンに派遣されているのだろうか。
一方、アラスカ州にある標高4216メートルのヘイズ山は長年、UFOの目撃情報や、隠された地下宇宙基地説が噂されてきており、多くの人々がこの地域で空飛ぶ円盤、奇妙な光、そのほか説明のつかない超常現象を目撃したと報告している疑惑の地でもある。
ヘイズ山の地下基地については、かねてから遠隔透視者によって観察されており、パトリック・プライス、ジョゼフ・マクモニーグル、エド・デイムス、ポール・スミスらそうそうたる超能力者もヘイズ山の巨大な地下基地について言及している。
そしてライリーの遠隔透視では、ヘイズ山の地下基地にヒューマノイドの姿が確認された。
⚫️ヘイズ山
この基地には2種類の存在が関連しているようだ。建造物の外側にいる2つの存在は、何らかの定型的な作業を遂行している…彼らと接触したり、何らかの情報を得たりすることはできない。建造物内にも2つの存在がいる…1つは円形のスクリーンのようなものが付いたコンソールの前に座っている。もう1つは、背後で何らかの作業を忙しくしている。コンソールにいた存在は、人間の姿をしていたものの、はっきりとした顔の特徴はない。彼はとても友好的な様子で、作業を観察するように私を誘ってくれた。
ヘイズ山の地下のエイリアン基地には、なかなか勤勉な“職員”がいたようだ。
地球上の2番目のエイリアン基地の場所は、赤道より南のどこかであると説明された。当初ライリーはそこを南米と記しているが、アフリカだった可能性もあり判断はつきかねるようだ。
⚫️南アメリカもしくはアフリカ
この場所にも2種類の存在が関連しているようだ。1つめは非常に大きく丸い頭と細い首を持ち、人間離れした外見で、ほとんどロボットのようだ。この存在と接触することはできなかった。もう1つはほぼ人間のような外見だ。頭部に髪はなく、顔色は非常に青白く、鋭く細い鼻を除いて顔の特徴はほとんどわからなかった。この存在はとても友好的で、私の存在に気づいているように見えた。
南アメリカかアフリカにあるエイリアン基地には、ロボットとヒューマノイドが勤務していたということなのか。
そして何よりも気になるのは、アメリカ当局はこの遠隔透視結果をもとにアラスカのヘイズ山を捜索し、地下にあるエイリアン基地を確認したのかどうかという点だ。それが実際に行われていたとしたら、やはり米当局がUFO(UAP)とエイリアン(非人間存在)について数々の情報を隠蔽していることになる。文書の分析がさらに進み、地球外生命体にまつわる謎解明の突破口となることを期待せずにはいられない。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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