なりすまし事件と富士山噴火の真相ーー漫画家「たつき諒」が未来予言を語る!/中村友紀
1996年に発売された漫画『私が見た未来』。東日本大震災の日を的中させたとして、インターネットの世界では大きな話題となった。その作者であるたつき諒氏が、20年の沈黙を破り、自らの予言や予知夢について解
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予言された未来はすでに確定しているのか? それとも変えることができるのか? 三上編集長がMUTubeで解説。
2011年、東日本大震災が起きたあとで、1999年に出版されたたつき諒氏のコミックス『私が見た未来』の表紙に、「大災害は2011年3月」と書かれていたことが一部で話題になった。しかしこの情報が一般に広まったのは、テレビにおいてこの漫画が紹介された2020年6月だ。実はたつき氏本人も、たまたまその番組を見るまで、表紙にそう書いたのを忘れていたという。
1990年代、たつき氏は怪談や恐怖体験の雑誌で漫画を描いていた。しかしだんだんとネタが尽きてきて、苦肉の策として、自身の夢日記に基づいた漫画を描くことにした。
そう決めたのは、夢日記の中にまるで予知夢としか思えない内容のものがあったからだ。
たとえば彼女は、イギリスのロックバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーが、流行病で亡くなるニュースを夢で見た。これが1976年11月24日のことだ。フレディがエイズで亡くなったのは1991年、夢に見たのと同じ11月24日だった。
夢日記の漫画においては、大津波の話が強調されている。彼女は若いときに見たこの夢がずっと気にかかっていて、作品として発表しようと下描きはしていた。しかし実際に作品にしようとすると、寒気と吐き気に襲われて、1996年まで発表できなかったという。
2021年、内容を大幅に補追した『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)が出版された。それによるとたつき氏は出版の少し前に、映画のスクリーンのようなところに「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と書かれている夢を見たというのだ。その夢で見た大津波は、日本列島の太平洋側、3分の1から4分の1を飲みこんでいたという。この津波について、「文藝春秋」のインタビューで彼女はこう述べている。
「夢の中の『その年』は春になっても気温が不安定で、小さな地震があちこちで起こっていました。ある夏の日、轟音とともに津波が迫り、逃げまどう人々の叫び声のなかで、私は意識を失って……」
これ以上の詳細はぜひ『私が見た未来 完全版』を読んでほしい。
だがこの予言は、本当に実現してしまうのだろうか?
ここでもうひとつ、東日本大震災をある意味で予言したといえる話を紹介する。2024年6月にネット掲示板に書かれた「オレが昔出会ったすごい能力持った障害者の話する」なのだが、スレ主の日記を元に書かれたその投稿の概略を紹介しよう。
スレ主は東北のある施設で10年以上前に新卒として働きはじめた。その彼が初めて担当についた利用者たちのひとりに、他の人と比べてとても普通に見える人がいた。統合失調症と診断されている彼、「ショウタさん(仮名)」にある日、なぜここに入ったのかと聞いてみると、彼は「人の死期がわかり、それを周りにいっていたらここに入れられることになった」と答えた。
すでに的中させた話を聞きながら半信半疑でいたスレ主は次の朝、ショウタさんから呼び止められた。
「4017号室の男の人、再来週には時間が来ちゃうからね」
その利用者はとても元気に見えたのだが、予言通り2週間後、誤飲で窒息死した。
スレ主は後日、自分にはあとどれくらい時間が残っているのか聞いてみた。すると彼は困った顔で「〇〇さんにはまだまだたくさん分かれ道があるから、どの道を進むかによって残っている時間が変わるけれど、最短だと1年とちょっとかな」と答えたのだ。
その意味を聞こうとするスレ主に彼は、分かれ道はちょっとした選択だったり人生の岐路みたいなこともあるが、正しいか間違っているかは関係なく、ある地点を最後に分かれ道がなくなってしまうと残った時間が限定される、と教えてくれた。
2010年の最後のころ、いつものようにショウタさんの部屋に行くと、珍しくすごく焦った様子の彼がいた。声をかけると彼は次のようなことを語気も荒くいい放った。
「大変なことになった。オレはあと4か月だ。昨日まで、そんなことはなかったんだ。なにか、大きな岐路があったんだ。それにオレだけじゃない。オレの母もそうだ。看護師のA澤(スレ主が当時つき合っていた彼女)もそうだ! なんなんだ! なにがあったんだ!」
それから4か月後に起きたのが、東日本大震災だ。忙しく避難誘導をするスレ主にショウタさんは「あと30分くらいかな。今までありがとうね。〇〇のおかげで、とても楽しかったよ。やっぱり〇〇には時間が来ない。〇〇はまだまだ頑張れるんだ」と笑顔でいった。その後、ショウタさんとスレ主の彼女や、たくさんの人々が亡くなったのだ。
ショウタさんは生前、世界にも人と同様に寿命と分かれ道があり、今まで何度も世界の寿命を迎えて滅んだ人がいた、今の世界に残されている分かれ道は8個程度と述べていた。
では、2025年に大津波が来ない分かれ道はあるのか。
それを推しはかる重要な鍵がある。実は2025年以降の世界を、少なくとも30回以上「実体験」した人がいるのだ!
(文=冨山詩曜 イラストレーション=久保田晃司)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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