コロンビア上空で“漆黒の三角型UFO”を航空機パイロットが目撃！ 米軍の極秘戦闘機「TR-3B」か

静止しているように見える謎の物体

　コロンビア北西部、アンティオキア県上空を飛行する三角型の黒い未確認飛行物体が撮影され、その正体をめぐり議論が活発化している。報道によると、UFOの撮影に成功したのは付近を飛行していた航空機のパイロットだ。１月６日の出来事で、それは高度約１万4000フィートに達したところで前方から現れたという。

　動画を確認してみると、日中ということもあり地表を含めて周囲の状況がクリアに映し出されている。黒い物体は画面右側の中央付近から突如として現れるが、最初は小さな点にしか見えない。しかしズームすると、三角型の機体をはっきり確認することができた。

　機体表面の形状や推進システムの構造までは判別できないものの、未確認飛行物体を捉えた映像記録としては極めて貴重といえるだろう。機体はきれいな三角型ではなく、角が脚のように突き出た形状であることもわかる。ほんの数秒とはいえ、議論が沸騰するのに十分すぎるほど奇妙な証拠動画だ。

　物体の正体をめぐってはUFO説を唱える声が目立つ一方、高度技術を用いたドローンなど「地球由来の機体」だとする指摘も多い。黒い物体が静止しているように見えることから、コントロール不能に陥った気象観測装置ではないかと疑う向きもある。ただし、「静止している」と断定するまではできず、対向からすれ違ったようにも、あるいは同じ進行方向から航空機が追い抜いていったようにも見える。鮮明に機体が記録されていながら、いずれの説も決定打に欠けると言わざるを得ない状況だ。

米軍が開発した「地球製UFO」の可能性も

　今回のUFOの正体について、「TR-3B」に言及する声が多い点にも注目すべきだろう。TR-3Bとは米軍が極秘裏に開発したとされる戦闘機のことで、従来の航空機にはない性能や飛行能力を備えることから、地球外テクノロジーをリバースエンジニアリングした機体だと噂されている。これまで数々の目撃写真・映像記録が残されているものの、詳細は依然として謎に包まれたままだ。

　最近の事例では2024年11月に、米ミシガン州で数百人が上空を飛行する三角型の物体を目撃。大手メディアも取り上げるほどの騒動に発展しており、物体の正体についてTR-3Bが有力視されている。また映像の真偽は定かでないものの、2020年にはイランのタスニム通信が米海軍空母「ジェラルド・R・フォード」の甲板にTR-3Bが配備されている様子をリーク。ただし機体は黒色ではなく、メタリックグレーの光沢を放っていた。

　コロンビアで目撃された物体は、果たして本当に「地球製UFO」だったのか。専門機関による詳しい調査が待たれる。

【参考】
https://www.coasttocoastam.com/article/watch-pilot-films-black-triangular-ufo/