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1973年の映画『エクソシスト』公開以来、その存在が広く知られることとなったいエクソシズム。これまで数々の悪魔と対峙してきた神父が、恐るべき実体験を明らかにした!
カトリック教会で20年にわたって聖職に就いているカルロス・マーティンズ神父。幾度となくエクソシズム(悪魔祓い)をおこなってきた神父が、新著『The Exorcist Files:True Stories About the Reality of Evil and How to Defeat It(エクソシスト・ファイル:悪魔の現実とそれを倒す方法に関する真実の物語)』の中で、耳を疑いたくなるような衝撃的体験の数々を告白している。
マークとシェリル夫妻(書籍内の名前はいずれも仮名)のケースでは、妻・シェリルが悪魔に憑依される被害を受けた。夫婦は子どもに恵まれず、落ち込んだシェリルが心の穴を埋めようとベビー服やおむつ、幼児用おもちゃ、ベビーベッドなどに執着したという。さらに「誰かが私に妊娠を手伝ってくれると言ってくれたの」とマークに話し、昆虫や動物の死骸をベビーベッドに敷き詰める異常行動まで見せるようになったのだ。
助けを求められたマーティンズ神父がシェリルと対面すると、シェリルは「なぜこのろくでなしの神父をここに連れてきたんだ!」と暴言を吐いたそうだ。結局8回に及ぶ悪魔祓いを経て、シェリルの体は“浄化”に至った。
消防士・ジェレミーのケースでは、マーティンズ神父でも当初は何か問題があるようには見えなかったという。しかし、ジェレミーは幼少期に“人間の体に猫の頭部がついた黒い影”から「魂と引き換えに望むものを何でも与える」という提案を持ちかけられ、消防士になることを夢見ていたジェレミーも承諾していた事実が明らかに。
本性を現した悪魔は、「彼は私のものだ。彼は私に身を捧げた」と主張。しかし、わずかに意識のあったジェレミーが「イエスを主と認める」と言葉を絞り出したことで、悪魔を追い出すことができたとマーティンズ神父は振り返っていた。
著書の中では、マーティンズ神父が初めて悪魔の超自然的な力と遭遇した状況も克明に記されている。福音を説くためアフガニスタンに派遣された際、家の怪奇現象に悩む女性のもとを訪れた神父。すると、壁の内側を引っかく音が聞こえ始め、電化製品が勝手にオン・オフを繰り返し、さらにテーブルやカウンター上の物が突然床に落下した。女性は恐怖に震え、神父も何者かに監視されている感覚を強く抱いたらしい。
さらに神父を驚かせたのが、勝手に音が鳴るというオルゴール箱だ。なんと箱の中に一切部品が入っておらず、空っぽの状態だったのだ。神父がオルゴール箱に聖水を振りかけて以降、女性は怪奇現象に悩まされることがなくなったという。
聖職という仕事自体は楽しくても、悪魔や悪魔の手先に会うのは「一度も楽しいと思ったことがない」と語るマーティンズ神父。エクソシストは、決して映画の中だけの存在ではないのだ。
webムー編集部
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