プールサイドに現れた「こちらを睨む幽霊」の恐怖! 一目で感じ取れる異様な空気
若者たちの会食シーンを、屋外からじっと見つめる無気味な人影。はっきりとした姿、しかし一見して「この世ならざるもの」とわかる幽霊が南米で次々と現れる理由とは――?
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犬が吠え立てる道路をスーッと横切っていく、この世のものとは思えない「白い人影」。この世をさまよい続ける幽霊だったのか──。
オカルト大国として知られるメキシコから、新たな衝撃映像が届いた。軒先に設置された防犯カメラが真夜中の道路を歩く“奇妙な人影”を捉えており、ソーシャルメディア上で「幽霊ではないか」という声が相次いだのだ。無気味な映像をめぐる肯定派と否定派の議論がヒートアップしている。
現地メディアによると、問題の動画は11月7日午前1時30分頃に撮影されたもの(撮影地点は不明)だという。映像には停車中のトレーラーと、暗闇に向かって吠え立てる2匹の犬が映っているのみで、真夜中の時間帯ということもあって辺りは閑散としている。
犬が係留された場所は、電灯によって明るく照らされている一方、トレーラーを挟んだ奥側の道路はほとんどが闇に包まれた状態だ。それでも犬は暗闇に向かって激しく吠え続け、やがてその中に“白い影”が現れる。それは一見すると人のようにも思えるが、頭部や胴体の区別がなく、まるで白いシーツでも被っているかのような風貌だ。じっくり観察すると、地面の上をすべるように道路上を移動している。暗闇の中にぼうっと白く浮かんだ姿は、まさに幽霊と呼ぶにふさわしい気味の悪さで、犬も恐怖を感じたのだろうか、悲鳴のような遠吠えをあげる場面もみられた。
激しく吠え立てられた白い影は、不思議なことに立ち止まったり犬の方に注意を向けることもない。そんなことなどまったく意に介さない様子で、そのまま画面左端へとフェードアウトしていく光景はなんとも異様だ。映像を目の当たりにした人々が幽霊だと確信するのも無理はないだろう。
一方、懐疑派からは「たまたま人が歩いていただけ」「深夜に人が現れたからイヌが動揺したんだ」といった声が寄せられているが、真相は不明だ。
幽霊説を唱える人の中には、動物が人間よりも超自然的存在を察知しやすいと指摘し、白い影の正体は「ラ・ヨローナ(泣く女)」だろうと考える人も多い。ラ・ヨローナとはメキシコで最も有名な白いドレスをまとった女幽霊であり、泣きながら亡くした子を探してさまよい歩く姿で知られている。
メキシコでは今年3月、男性ドライバーが運転するトレーラーに設置されたモニタリング用カメラが、助手席に座る古いドレス姿の女性を映し出す騒動があった。トレーラーは運送会社が所有しており、関係者以外の人間を乗せることはできない。そもそも男性ドライバーは、女性の存在にまったく気づいていなかったのだ。このケースでも、女性の佇まいからラ・ヨローナではないかという指摘が相次いだ。
防犯カメラが捉えた白い影がラ・ヨローナであれば、いまも亡き子を探し求めて同国をさまよい歩いているのだろうか。目的を果たし、いつか安息の日が来ればよいが……。
【参考】
https://www.aztecaqueretaro.com/viral-y/notas/video-supuesto-fantasma-captado-en-camara-la-llorona
webムー編集部
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