幽霊少女、いるはずのない乗客、謎の白い影…! 世界各地で相次ぐ真夏の幽霊目撃事件3選
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コロンビアの墓地で警備員が目の当たりにした異様な光景──。電気柵に触れても動じず、ただ佇む女性は幽霊だったのか!?
深夜の墓地に現れた女性は、何を訴えたかったのだろうか。南米コロンビア・アンティオキア県イタグイにあるハルディネス・デ・モンテサクロ墓地で、奇妙な出来事があった。8月11日午前2時ごろ、警備員が助けを求める女性に遭遇。その様子を捉えた映像がSNS上で共有されると、あまりにも不可解な状況から「女性は幽霊ではないか」という指摘が相次いだ。
現地メディアの報道によると、墓地を巡回している最中だった2人の警備員に見知らぬ女性が接近。敷地の壁まで近づきながら、不穏な様子で助けを求めてきたという。午前2時に墓地周辺を女性がひとりで彷徨っている状況も異様だが、さらに警備員を困惑させたのが、張り巡らされた電気柵に女性が触れても平然としていたことだ。
不審に思った警備員のひとりがスマホで録画を開始。公開された映像には警備員同士のやり取りや、女性に話しかける警備員の声も記録されている。しかし録画が開始されてから女性はひと言も発さず、電気柵に触れて痛がる様子もなく佇むのみ。警備員は警察を呼ぶべきか対応に苦慮したそうだが、女性がその後どのような行動を取ったのか動画からは判断できない。
女性が真夜中に助けを求めてきた状況や電気柵に触れても動じない様子など、今回の動画は説明のつかない部分が多い。電気が流れるフェンスに触れれば、普通の人間なら当然ただでは済まないだろう。そのため、映像を見た多くの人々が「女性の正体=幽霊」だと考えているようだ。
もちろん超常現象を否定する懐疑的なコメントもあり、「精神が錯乱状態にある生きた人間ではないか」という声がみられた。確かに幽霊にしてはくっきりとその姿が捉えられており、電気柵もたまたま機能していなかった可能性もある。ネット上は超常現象肯定派と否定派で意見が真っ二つにわかれており、真相解明には至っていない。
今回の事件では「電気柵」がひとつのキーワードになっているが、以前から「電気」と「超常現象」の関係は深いとされている。わかりやすい例でいえば、テレビの電源を勝手に点けたり、電灯を不規則に明滅させるなどの心霊現象(ポルターガイスト)が挙げられるだろう。
また「幽霊が電気系統に影響を及ぼす」のではなく、逆に「電磁波が幽霊の正体」だと指摘する声もある。実際に心霊現象を対象とした調査・研究の中で、心霊スポットとして有名な神戸市の六甲山や神奈川県の小坪トンネルでは、強い磁界・磁場が確認されている。そうした環境が「この世ならざるもの」の出現に何らかの形で関与しているのではないかという説だ。
電気と幽霊にまつわるエピソードは古くからあり、19世紀のイギリスでは電気技術の発展とともに幽霊が多く現れるようになったという。かの発明王トーマス・エジソン(1847〜1931)も霊界との交信をするための「霊界通信機」の制作に取り組んでいた。「電気と幽霊にはなんらかのつながりがある」ことを前提に研究を進めれば、いつしか心霊現象の真実が判明する日がやってくるかもしれない。
webムー編集部
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