異端審問官となり、ヴァンパイアを断罪!ゲーム『ジ・インクイジター』で味わう信仰者の責務と葛藤
中世ヨーロッパ、人々をほの暗い恐怖で覆い尽くした「異端審問」が、21世紀の今、まさかのゲームで復活。与えられた強大な力を行使するのは、あなただ!
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超常現象かトリックか? 超常現象怪事件を本格捜査体験。
この『東京サイコデミック 公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿』に関する記事を読む前に、まず以下を読んでほしい。
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人体発火現象:SHC(Spontaneous Human Combustion)
人体自然発火は謎多き現象で、人体が外部の明確な熱源なしに発火するとされている。科学的には完全には説明されていないこの現象には、何世紀にもわたって、世界中で多くの報告が相次いでいる。
1)メアリー・リーサー事件(1951年、アメリカ、フロリダ州セントピーターズバーグ)
朝の8時、閑静な住宅街に面したチェリー通りにあるアパートの大家のカーペンター氏は、住人であるメアリー・リーサー氏(67)宛の電報を手に彼女の部屋を訪れた。返事がないのでドアを開けようとドアノブに触れたところ、異常な熱さだったため、警察に通報。
警察が到着し、ドアを破り部屋の中に入ると、そこには彼女の奇妙な焼死体が遺されていた。燃えにくいはずのナイロン製ナイトガウンを羽織ったメアリー氏は、左足のつま先からくるぶしが焼け残り、座っていた椅子の足2脚と目前のテーブル、そして周囲のカーペットは1メートル範囲だけが焼尽していた。
さらには足元のタイルや壁には、燃焼の痕跡がほとんどなかったという。
床には火元となったライターが落ちていたが、高熱発火に必要なガソリンなどの化学物質は一切検出されなかったなど、現場には奇妙な点も多いことから、FBIが専門捜査を開始。
だが、決定的な事件解決に至る説明は現在もなされていないままである。
本件の消防報告書では、外部の熱源は存在せず、彼女の体が自然に発火したといった可能性も示唆された。
2)ジョン・ベントレー事件(1966年、アメリカ、ペンシルベニア州コーダーズポート)
ガスメーターの検針のため、元医師ジョン・ベントレー氏(92)が住むマンションを訪れたドン・コスネル氏は、青い煙がもれているバスルームを不審に思って覗いたところ、右足の脛から下以外焼尽したベントレー氏の焼死体を発見。
バスルームは床が100センチ程度の穴が開いており、その縁に片足が遺されていたという。本事件も外部熱源なしに発火したと考えられており、現在も事件は未解決。
3)マイケル・ファハティ事件(2010年、アイルランド、ゴールウェイ) 2010年代にも、マイケル・ファハティ氏(76)の奇妙な焼死体が発見されている。自宅の居間で黒焦げになっていたとされるものの、やはり現場の調査では、外部からの火の侵入の証拠は見つかっていない。自宅居間にあった暖炉も出火原因ではないと判断され、原因は不明のままであり、人体発火現象ではないかとの説も。
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といったように、現在までに200を超える原因不明の人体発火現象の報告が記録されている。そのどれもが原因不明である。
だがこれまでに、人体発火現象を科学的に捉えることで、超常現象ではなく原因があるのではないかと考えられる説も提唱されてきた。
そのひとつが“人体のロウソク化”という見方。簡単に説明すると、皮下脂肪が人体を焼き尽くすための燃料になるというもの。なんらかの原因で被害者の衣服などが燃えると、その炎が皮膚を裂き、皮下脂肪を熱で溶かしていくことで、溶けだした皮下脂肪が周囲のものにしみこんで、まるで人間ロウソクのような状態になり燃え続けるというもの。足先が残るのも、皮下脂肪が少ないためではないかと考えられた。
実際に、人体発火現象の被害者には肥満体型の人物が多かった、また、現場も再調査が行われたことで、火元としてパイプやたばこなどが存在したのではとの見方なども現れ、現在では、ひとつの有力な解釈となっている。
……しかし。2017年、ロンドンの路上で再び極めて不可解な人体発火現状が確認されている。ロンドン北部のトッテナム・ホットスパーのオーチャードプレイスの路上にて、ジョン・ノーラン氏(70)が、歩行中に炎上し、火種になるものの所持は一切ない中、火傷が原因で翌日には死亡するという事件が発生したのだ。
人体のロウソク化現象では説明が難しいジョン氏の人体発火ケースからも、結局のところ現在までに発生してきた人体発火現象を包括的に解明するのは困難であり、それぞれの超常現象としか思えないほどの怪事件を、個別に徹底捜査を行うしかない。
人体のロウソク化現象では説明が難しいジョン氏の人体発火ケースからも、結局のところ現在までに発生してきた人体発火現象を包括的に解明するのは困難であり、それぞれの超常現象としか思えないほどの怪事件を、個別に徹底捜査を行うしかないのでしょう。
グラビティゲームアライズから発売中のリアル科学捜査シミュレーション『東京サイコデミック 公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿』は、あなたは最新の技術を応用した捜査法を駆使して、上記のような怪事件の真相解明に取り組むことになる。
本作は、『東京魔人學園伝奇』シリーズや『九龍妖魔學園紀』など、ジュヴナイルと伝奇を組み合わせた作品を生んだことでも知られるゲームクリエイターの今井秋芳監督が脚本・演出・ゲームデザインなどを担当。伝承を丹念に調査して、ゲームに落とし込んできた今井監督は、新たに本作で“超常現象”にフォーカスし、その精髄を“怪事件の捜査体験”と融合させている。
じつは、『東京サイコデミック』であなたが最初に捜査をすることになるのが……この、“人体発火現象:SHC(Spontaneous Human Combustion)”だ。
とある製薬会社のビル地下駐車場で発見された、足首だけになった奇怪な焼死体は、いったい、なぜこのような状態に? 犯人は誰なのか? それとも、超常現象の被害者なのか?
本作では、なんとすべて“実写”で構成された監視カメラの映像群や、音声や画像などの解析ツールを、まるで刑事ドラマのワンシーンのように、実際に巻き戻したり早送りしたりしながら細部まで調査することになる。
また、ダークウェブ上にいる、あなたの仲間となる脳外科医や巫女、エンジニアなど専門家たちとのコミュニケーションから得られる情報を頼りに、あなた自身が証拠を探しだし、それらの断片をつなぎ合わせていくことで、真相を浮き彫りにしていく。
しかも、作中の東京では、人体発火現象以外にも、白昼の都心に上空からバラバラ死体が降ってくるというファフロツキーズ:fafrotskies (falls from the skies)事件というべき超常現象や、人が突如として消失する神隠し事件など、「ムー」でも知られるような超常現象の数々が、なぜか続発している。
果たして、その原因とは。
監視カメラの映像動画に音声データ、無数の事件資料など、これらの事件現場の証拠の累積は、きっとあなた自身の超常現象への好奇心と融合し――やがて東京に隠された想像を絶する真相へと誘うことになるだろう。
『東京サイコデミック 公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿』
舞台は突如発生した新型ウイルスにより封鎖された首都東京。それから3年後、奇跡的な復興を遂げたはずの東京で、プレイヤーは頻発する不可思議な事件を科学捜査を駆使して解明していく。
対応機種:Nintendo Switch、PlayStation®5、PlayStation®4、Steam
発 売 日:2024年5月30日(木)
価 格: 5,940円(税込)
© GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.
公式サイト https://tokyo-psychodemic.com/
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