たった一夜で全住民が姿を消し、誰も住めなくなった呪いの現場! インドに伝わる恐怖の村伝説を追う
一夜にして村民全員が姿を消した村があるという。村からの“夜逃げ”の直前、人々はこの村には二度と人が住めないように呪いをかけたというのだ――。
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かつてないほど強力な呪物に英国全土が震えている。今回、霊媒師による鑑定が行われ、新たな事実と謎が表出した――!
つい先日「webムー」でもお伝えしたばかりの英国「呪いの絵」騒動。その絵は、所有者に次々と不幸が降りかかるという不気味な少女の絵画が騒動の中心だ。そんないわくつきの「呪物絵」をロンドンの人気観光スポット「ロンドンブリッジ・エクスペリエンス」が買い取り、展示を開始したものの、すでに関係者らを強烈な心霊現象が襲っているという。
具体的に公開されている不幸とは、次のようなもの。
施設のマネージャーが購入した絵を運搬中にクルマが故障。テレビ、ラジオ、電話、監視カメラ、Wi-Fiなど電子機器の不調。スタッフの負傷と、建物に響く正体不明の足音、そしてついに黒いスカートを履いた幽霊「シャドウマン」の目撃。いわゆるポルターガイスト現象も相次ぎ、大手メディアがこぞって報じる事態に発展した。
そしてついに、怪異を引き寄せるこの“呪物”の謎を根本から解き明かし、しかるべき対処を取るため、施設側は現地の有名霊媒師クレア・エヴァンス氏を招聘。心霊鑑定が行われたというのだ。「DAILY STAR」をはじめとする複数の英紙が詳細を伝えている。
エヴァンスは、今回の鑑定のために水晶や(ゴーストハンターが用いる)数々の特殊機材を投入。2日間を費やし心霊鑑定に成功し、絵の背後に秘められた悲しい物語を暴き出すことに成功したという。
「彼女(絵画に描かれている女性)とつながり、とある邸宅に出没する幽霊を描いたものであることがわかりました。この邸宅の名は、『ホーステッド・ホール』であると降りてきています。今も実在するようですね、『ホーステッド・プレイス・ホテル』と呼ばれている――」(エヴァンス)
心霊鑑定の結果通り、現在も「ホーステッド・プレイス・ホテル」はイングランド南東部イースト・サセックスの(歴史的建造物を改装した)高級ホテルとして健在であることが判明。しかも、昨年9月に亡くなったエリザベス女王とその夫・エディンバラ公フィリップ殿下がホテルを気に入り、何度も宿泊していた事実も発覚した。
「この絵にはたくさんの悲しみが込められています。最初につながった時、2階の窓、緑の野原と水辺が見えました。そして女性の泣き声が聞こえ、それは描かれた若い女性の母親の声だとわかりました。どうやらその家族の歴史は悲劇で満ちており、戦時中には疎開があったようです。そして、ホーステッドは疎開してきた人を受け入れた地域だったのでしょう」
「煙と火も。家が燃えている光景が浮かびますが、ホーステッドよりも小さな家です。絵を見ると、まるで若い女性が煙のベールを被っているように見えます。そして強烈に『アナベル』という名前が届きます」(エヴァンス)
この心霊鑑定の結果から察するに、絵に描かれた若い女性アナベルは、戦時中に郊外の邸宅(現在のホーステッド・プレイス・ホテル)へと疎開でやってきた。しかし、別の場所で起きた火災で命を落とすと、幽霊として邸宅に現れるようになり、その姿を描いたのが問題の絵画ということになるだろうか。しかし、“2階の窓”や母親との関係など、判断が難しい要素も多数含まれている。
また、アナベルといえばホラー映画『死霊館』シリーズの元ネタとしても有名な、実在する呪われた人形の名前に他ならないが、両者間に何らかの関係があるのかは不明だ。
今後の調査は、何度もホテルにやって来たというエリザベス女王が、建物に取り憑いた若い女性の幽霊(女王とほぼ同世代の女性だった可能性もある)について何を知っていたのか。アナベルという名は単なる偶然の一致か。なぜ所有者に不幸が降りかかるのか。そして、絵の所有者の前に現れる黒いスカートの幽霊「シャドウマン」は何者か、という点に移っていくだろう。ハロウィンが過ぎても、この呪物への社会的関心が失われず、少しでも新たな真実が明らかになればよいが……!
webムー編集部
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