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ロンドンの大都会を流れるテムズ川の水面に現れた、巨大ヘビとしか思えない謎の頭部――。未確認動物が本当に潜んでいたのか!?
オカルト・心霊大国のイギリス。首都ロンドンを流れるテムズ川にさえ、水生獣タイプのUMA(未確認動物)が棲息していると囁かれるほどだ。世界的知名度を誇るネス湖の「ネッシー」にあやかり、「テッシー」と呼ばれることもあるテムズ川のUMAが一躍有名になったのは2016年3月のこと。2万人を収容できる巨大娯楽施設「O2アリーナ」のすぐ傍、テムズ川が大きく蛇行するポイントで、水中をうねるように進む巨大な黒い影と、水面からのぞいた2つのコブが目撃されたのだ。
この時の衝撃的光景はYouTubeを通して世界中からの注目を集めたが、後に「映画のセットである」と地元観光局が発表し、騒動は一気に収束するかに思われた。ところが、同様の目撃が同年4月と6月にも続いたことから、やはりテムズ川に未知のモンスターが潜んでいると信じる人は今も少なくないようだ。
そして今、そんなテムズ川の怪物の姿がはっきりと写真で捉えられた可能性が浮上し、再び世界中で驚きの声が上がっている。なにはともあれ、7月28日に海外巨大掲示板redditで公開された問題の画像を見てみよう。
川面からのぞく、巨大な黒い頭部と真っ赤な目――。それはすぐに水中に潜って姿を消してしまったようだが、誰が見てもそこに巨大なヘビがいることを認識できる衝撃的な光景だ。撮影者が「たった今、テムズ川でとんでもないものを見た」とのコメントを添えて投稿したこの画像には、すでに14,000以上の「いいね」がつき、1,800件以上のコメントも寄せられるなど波紋が広がっている。
「巨大アナコンダに違いない」「これぞテムズ川のモンスターだ」という興奮した声から、「岩の上にペットボトルのキャップがあったのではないか」という冷静な指摘まで、すでにさまざまな考察が飛び交っている状況だが、正体は不明のままになっている。ところが、話はそれだけで終わらない。
このニュースを報じた英紙「Daily Mail」(7月31日付)によると、なんと昨年にテムズ川の河岸で、長さ1.5mを超える大きなヘビ、ボアコンストリクターの抜け殻が発見されているという。本来ならば中南米の森林地帯に棲息するはずのボアコンストリクターが、おそらくペットとして英国に持ち込まれて野生化し、人知れずテムズ川周辺に潜んでいる懸念が高まっていたというのだ。
とはいえ、今回の写真に捉えられた黒い頭部は、ボアコンストリクターのそれよりもずっと大きいようにも感じられる。獲物に巻き付いて絞め殺すことで知られる大ヘビが野生化し、脱皮を繰り返しながら、何らかの理由で何倍も大きなモンスターと化し、テムズ川を悠々と泳いでいる――果たして、これこそがUMA「テッシー」の真実だったのか、謎は深まるばかりだ。
webムー編集部
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