予言獣、巨大獣、一切不明の怪奇生物……海からやってくる怪獣たち/鹿角崇彦・大江戸怪獣録
江戸時代、謎の怪獣は島国ニッポンを取り囲む海からも続々と上陸していたのだ。各地で目撃された、海棲怪奇生物の正体とは?
江戸時代、謎の怪獣は島国ニッポンを取り囲む海からも続々と上陸していたのだ。各地で目撃された、海棲怪奇生物の正体とは?
地震と鎮めがなにかと話題の昨今。地震といえばナマズだが、その前身は謎の地底怪獣だった。そして幕末、江戸には地震を予兆する不気味な飛行体が出現していた。
さまざまな怪物・怪獣が描かれた江戸時代。なかには模写で生まれたヘタウマ絵や、絵師の個性が爆発した現代アートのような怪獣図もあったのだ。
防災の備えは万全でも、〝防怪〟は大丈夫? 幕末、大地震後の海岸に巨大な怪物体が出現していた!
その姿をみただけで即死。「最恐」の呼び声高いあの怪獣の新図版を発見か…?
ツチノコや大蛇の伝説は数多いが、「足」付きの奇妙な話をピックアップ。見間違いか、それとも突然変異だったのか?
UMAや妖怪はその姿をなかなか現さず、実体はあいまいなまま。だが、それらの「骨」があれば……? 江戸時代に記録された「怪獣の骨」の資料を辿る!
カエルや魚など、本来空から降るはずのないものが降ってくる事象を「ファフロツキーズ現象」と呼ぶ。今回はお江戸の空から降ってきた怪獣たちの図版をながめてみたい。
江戸時代は、じつに多くの絵が描かれた時代だった。そうした史料にはUMAなのか妖怪なのか、何を描いたものなのか判別しがたい「奇妙な絵」がある。それら「大江戸怪獣」をひろいあげ、令和の世に送り出そう。
デジタル化の進んだ現代、江戸人たちの絵は国立公文書館、国立国会図書館をはじめさまざまな施設が公開している。そうした史料をみていると、何を描いたものなのか判別しがたい「奇妙な絵」を発見できる。妖怪かUM