神秘・スピリチュアル 2025.07.11 PR

日ごろから寄付や募金を前のめりに！西南西に向かって水を飲めば人間パワースポットに変身／MEGA BIG開運秘術・萩原八雲

構成＝小栗素子　撮影＝土橋位広

「MEGA BIG」は運を試す最高の題材である

　MEGA BIG（メガビッグ）は、1等当せん金額がくじ史上最高額（※1）である最高12億円（※2）のスポーツくじ。「最高12億円の当せん金」という話題で知っている人も多いだろう。
　指定されたサッカー12試合が対象のくじなので、そう聞くと「サッカーの知識がないと予想できない」と思ってしまうが、なんとMEGA BIGの場合はコンピュータがランダムに選んでくれるので、知識は不要。
　公式サイトをはじめ提携サイト、コンビニ、くじ売り場などで１口300円で購入できる。毎週開催していて（※3）、週末に結果が発表される。試合結果がすべて的中すれば１等となり、当せん金額は売上や的中人数によって変動するが……繰り返しになるが、最高12億円の当せん金だ。

　当せん金も気になるところだが、「ムー」として別視点で気になるところがある。
　なにしろ「予想不要＝運のみ」であり「毎週開催」という点にも注目したい。これは定期的に自分の運気をチェックし、気になった開運法を試すのに適した題材ではないか！
　さらにいえば、7月24日（木）が迫っている。この日は天赦日、一粒万倍日、大安が重なる特別な開運日なのである。

　というわけで、特別な開運日である7月24日に向け、MEGA BIGの当せん運アップをテーマにした「開運秘術」をすご腕の占術家の４人に伝授してもらうことにした。これらの秘術はMEGA BIG公式の開運ルーレットにも連動している。

　その占術家４人とは、宿曜占星術をはじめとする東西占いのエキスパート萩原八雲先生、占いサロン「チャンス」高円寺本店のオーナーである田中俊平先生、占い芸人グランプリで優勝した占い芸人のますかた一真先生、魔術を扱う家系の魔女、叶ここ先生。

「MEGA BIG開運秘術」シリーズとしてまずは、ひとりひとりに秘法を説明してもらい、続いてMEGA BIGの当せんを引き寄せる「運」について、座談会を通じて見解をまとめていく。

吉方位で人間パワースポットに変身！

　では、宿曜占星術をはじめとする東西占いのエキスパート萩原八雲先生に「開運秘術」を聞いていこう。萩原先生は「方位術」を日々実践しており、事実、吉方位に移動していたときに、この企画への打診があったという……。ある方位に行っただけで、開運するとは？

占い師、事象予報師、西洋占星術研究家。過去ムーの「占い師競馬会」企画で優勝した勝負運の達人。占術は四柱推命、八宅風水、玄空飛星派風水、日家奇門、宿曜経占星術、数易など実用的な東洋占術のほか、西洋占星術（現代、伝統）、タロット（マルセイユ・イーチン・ライダー）、オラクルカードも各種、状況に応じて使い分ける。

――ひとつめは、方位術から「お水取り」を紹介したいと思います。

　古代からの方位術では恵方と呼ばれる吉方位があります。その年の歳徳神(としとくじん)がおられる恵方（えほう。吉方位のこと）にある向かうことで、良い気（エネルギー）をいっぱい浴びて、気を入れ替え、運気を高めるという開運方法です。
　十干（甲・乙・丙⋯など）から2025年の恵方は「西南西」です。より正確には「西南西微西」です。これは誰にとっても良い方角です。現代では恵方は、節分に太巻き一本を無言で食べると良い方位としてしか、知られていないのが、残念です。（笑）

　たとえば、自宅が東京の場合は（皇居を起点にするなら）、西南西は、神奈川県や富士山のある静岡県となります。
　その他の地域の人も自宅から見て西南西の方角に、徒歩でも電車や車でもいいのですが、自分が利用しやすい移動手段で一刻（２時間）までで行けるところに行き、必ず一刻（２時間）以上過ごしてください。
　できるだけ良い気のある場所に行くといいですね。良い気のある場所というのは大きな木がある森林や、滝や湖や海のような水辺の自然が豊かな場所です。日本はそういった気のいい場所には必ずと言っていいほど、神社仏閣があるので参拝すると良いですね。これは「恵方参り」といいます。宗教施設以外では気のいい場所にはだいたい温泉旅館やカフェ・レストランがあるので、そこも楽しんで来ればいいですね。

　そして、そこのお水をもらって飲めば、体の内部からパワーアップし、良いことが起きるのです。飲用の湧き水を飲むだけでなく、その土地の水で作られた飲み物や食べ物をいただいたり、温泉やサウナに入ったりしても良い気を取り入れることができます。

　人体は６割が水分です。だから良い気の水で体を満たせば、良いことが起きるのは当然です。
　僕はサウナによく行きますが、悪い気を汗といっしょに出して、新鮮で美味しい水を飲んで体に取り込む。そうすると自然に気も入れ替えられていいんです。暖かい時期だったら滝に打たれたりもします。

　そしてとにかく、行ったら楽しく過ごすことが一番大事！　マイナスの気を持って帰ってきてはいけません。

　さらに、その場の湧き水を持ち帰れるのならば、ぜひ持ち帰ってください。ご自宅で沸かしてお茶に使うなども大丈夫です。煮沸しても「気」の効果は変わりません。お水をペットボトルなどの容器でもらって帰る場合は、帰宅路の悪い気の影響を受けないようにするため、黒色の布（ハンカチや袋で。黒い紙でも可）で包んでください。

　そして寄り道せず、まっすぐ帰宅することが秘訣です。どこかに寄り道してしまうと、良い気を他の場所で落としてしまい、自宅に持ち帰れないんです。そして自宅に到着したら、忙しくても最低でも30分は外出しないようにして、良い気がお家に満ちるようにしましょう。一度取り込んだ気のパワーは１週間くらいもちます。

　特別な開運日の7月24日（木）に向けて気を上げるなら、その前の週末の19日（土）から20日（日）に西南西へ行くのでも大丈夫です。観光して、美味しいもの食べて、サウナや温泉に入って、当日を迎えるのがベスト。ちなみに西洋占星術での視点ですが、木曜日は木星の力が働き、さらに金運アップの日なんですよね。

　地形の都合でどうしても西南西に行けないとか、数日間かけてお水取りに行くのが難しい場合は、楽しい気に触れるようにしましょう。夏祭りに行ったり、花火を見て楽しんだりして、良い気を持って帰るとよいでしょう。楽しい気を入れると、一気に気の入れ替えをすることができます。

　お水取りの開運法は、私の先生から教わったものです。先生のお客様で、部署の成績不振に悩んでいた生命保険会社の部長さんがいました。先生が「お水取りの開運法と、氏神様のお参りと、先祖供養をするように」と助言されたところ、部長さん本人がみるみる好調になったので、部下の皆さんにもおすすめされました。するとその部署全体の成績がアップしたそうです。

　自分も……実はあまり勝負ごとやくじは得意ではないので（苦笑）、仕事に使っています。今回も、たまたま吉方位に行ってお参りをしたら、今回のMEGA BIGのお仕事が舞い込んできました。ありがとうございます。

西南西へ移動してお茶を一服すれば、人間パワースポットに近づける！　画像＝Adobe Stock

寄付でお金を回せば、大きく戻ってくる！

――２つ目は、「寄付をする」です。

　わかりやすいところでは、まずはお住まいの地域を守ってくださっている氏神様のいる神社で、日頃の感謝をこめてお賽銭をするのがいいですね。お賽銭とは、自分の願いを叶えていただくためだけではなく、神仏に感謝の気持ちとしてお供えし、その神社と地域の繁栄のため、寄付することなのです。

　いまでも神社でご祈祷などをお願いする際のお金のことを「初穂料」といいます。日本の神話ではお米は神様が人間に与えてくださった素晴らしいものだから、神様への感謝の気持ちを表すために毎年の秋、初めて収穫した大切なお米「初穂」をお供えしてきました。大切なものを納めることで、さらなる幸せに導いていただこうとお祈りするわけですね。
　古代のお米＝現代のお金なので、自分が稼いで得た大切なお金は、じつは神様のお陰で稼げたと考えてお賽銭として捧げることで、回りまわって金運を上げていただくということなんです。

　だから「5円はご縁」と、ケチケチせず、自分の思う金額をお賽銭していいんです。もちろん、自分の願いが叶えばさらなるお礼参りは必要ですね。

　宗教施設へのお賽銭以外にも、災害の義援金などの寄付も効果があります。寄付をすることで、お金を回す。お金を回すという意識があれば、お金が返ってくるのです。お金も「気」です。お金を回すとは、気を回すこと、気を使うということです。

　募金活動に寄付をしたのに、お金が返ってくるお返しを期待するなんて、なんだか気まずく思うかもしれませんが、まったく気にせずにお返しを期待していいのです。

　みんなに良い人に思われるように行動するのは偽善かもしれませんが、偽善も善です。善行を重ねることに変わりありません。その行動はみんなを幸せにしますよね。
　そのことを仏教では「煩悩即菩提」といいます。金運向上を期待しての寄付は我欲からの煩悩ですが、その行為は誰もが幸せになるような菩提（仏の心）につながっていくので、自然と自分もより幸せに向かいます。