夢で聖仙アガスティアの啓示を受け、インドへ! 大人気スピリチュアリスト・佐藤ただすけ

監修=佐藤ただすけ

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    高校生のころに透視能力があることを自覚し、2014年からスピリチュアルカウンセラーとして活動をはじめた佐藤ただすけ氏。現在では、予約の取れない人気スピリチュアリストのひとりで、効果が高く実践しやすい魔術を相談者に提供することでも定評がある。第1回は、開運マジックを提供するようになった経緯などについてお伝えする。

    精度の高い鑑定で国内外にファンをもつ

     俳優・タレントであり、占い師・風水師・スピリチュアルカウンセラーとして活躍する佐藤ただすけ氏。早くも小学校3年のころからタロット占いを実践していたという。占ってもらった友人たちの間で「当たる」と評判になったそうだ。

     佐藤氏は透視能力者でもあるのだが、それに気づいたのは高校生のときだ。きっかけとなったのは、当時大人気だったテレビ番組「オーラの泉」。江原啓之氏が透視するのを見て「私にもできるかもしれない」と思い、いろいろな場面の透視を試みるようになった。

    スピリチュアルカウンセラーの佐藤ただすけ氏。性同一性障害(MTF)で、現在は女性として生活。国内外に多くのクライアントをもつ。

     あるとき、先輩と話をしていたら、その先輩の昨日の様子らしき映像が見えてきたという。

    「でも、ただの思い込みかもしれないので、先輩に確認してみました。昨日の5時ごろ、男の人と一緒に縁側みたいなところにいませんでしたか、と」

     この言葉を聞いた先輩は「なんで知ってるの!?」と、大いに驚いたそうだ。

    「これは本当に見えているのかもと思って、いろいろな人に試してみたら、8〜9割の確率で当たっていることがわかりました。それで、自分は透視ができるのだと思えるようになったんです」

     透視能力があると自覚した佐藤氏は、西洋魔術や東洋の風水などを熱心に学ぶようになった。また、生来の能力をさらに伸ばすべく、さまざまなトレーニングを積んだという。

     2014年に個人鑑定を開始すると、その精度の高さでたちまち人気を獲得した。また、2020年には、某有名女性タレントが、あるテレビ番組で佐藤氏を推薦し、「私も予約を取るのに苦労する」とコメントしたため、人気にいっそうの拍車がかかった。
     現在は、国内外に多くのクライアントを抱え、予約を開始すると、10分足らずで数か月先まで埋まってしまうという状況で、多忙な毎日を送っている。

     カウンセリングの場では、よりよい人生を送るための「魔術」を指南することもあるそうだ。教えられたとおりに実践した相談者は、早ければ1週間ほどで、遅くとも数か月ほどで効果を実感しているとのこと。今回は、そのエッセンスともいうべき部分を教示していただく。

    聖仙アガスティアが夢で教えを授ける!

     じつは佐藤氏は、2021年に大きな転機を迎えた。
     それまでは、西洋魔術と東洋の風水を中心にスピリチュアルな学びを深めていたのだが、この年に親しい知人から「アガスティアの葉」の話を聞いたのである。

     ご存じのことと思うが、アガスティアの葉とは、古代インドの聖仙アガスティアが、のちに葉を読みにくる人のために、その人の過去・現在・未来をヤシの葉の貝葉(ばいよう/植物の繊維を加工して紙の代わりにしたもの)に書き記したものだ。
     佐藤氏の知人は、インドで何度かアガスティアの葉を読むことによって、大きな救いを得たという。その話に興味を覚えた佐藤氏は、自身の運命が記された葉を捜すべく知人とともにインドへ渡り、念願かなって葉を読むことができた。

     そこで驚くべき事実が判明した。
     なんと佐藤氏は、はるか古代の前世で、アガスティアのアシュラム(宗教的な教えを学ぶグループや、そのための施設)にいたというのだ。そして、今世でもまた、アガスティアその人が佐藤氏の師となることが、葉には明記されていた。

    インド神話に登場する聖仙アガスティア。紀元前3000年ごろに実在したとの伝説があり、アガスティアの葉を書き残したとされている。
    個人の過去・現在・未来が記されたアガスティアの葉。南インドには、このような葉を保管する「アガスティアの館」が複数ある。

     インドからの帰国直後、聖仙アガスティアが佐藤氏の夢に現れた。そして、前世で子弟であったことを改めて告げ、今世では夢を通じてさまざまな教えを授けることを約束したという。

    「私には師匠と呼べる方が何人かいますが、そろそろ高次の世界のメンターがほしいと思っていた時期でした。そのタイミングでアガスティアとのご縁を得たことに感謝しています」

     とはいえ、こうしたなりゆきは、佐藤氏にとっても予想外のものだった。

    「魔術についてはずっと西洋を中心に勉強してきましたので、まさかインドにつながるとは思いませんでした。前世は自分でも見られますし、前世療法を受けたこともあるのですが、インドの前世にたどりついたのははじめてです。奥のそのまた奥にあって、見えていなった前世なのだと思います」

     聖仙アガスティアとの縁をふたたび得たことで、佐藤氏のスキルには幅が生まれ、ますます磨きがかかった。

    「ご相談にきてくださる方々には、これまでにもたくさんの技法をご提供してきましたが、そうした技法が間違っていなかったことを確認できました。また、今回の付録(月刊ムー2024年4月号のもの)には、西洋魔術にプラスして、ヒンドゥー教の神聖幾何学図形であるヤントラも取り入れています」

     2023年は、ラクシュミーのプージャ(礼拝の儀式)をすることが多かったという佐藤氏。ラクシュミーに帰依する者は、富と繁栄、さらには快適な暮らしを手に入れ、精神的にも恩恵を得るといわれている。ちなみに仏教では吉祥天に相当する。

    「ラクシュミーとは今まであまりご縁がなかったのですが、去年は礼拝する機会が頻繁にありました。付録のカードには、そのときに得たインスピレーションを盛り込んであります。試しにお客様にお渡ししてみたところ、金運がよくなった、仕事が決まったというお声を多くいただきましたので、今回は満を持して読者の皆様にご紹介したいと思います」

     次回は、佐藤氏が考案した「フォーチュンカード」(月刊ムー 2024年4月号の巻末付録)の使用法をお伝えする。

    *付録については、月刊ムー 2024年4月号でお楽しみください。
    https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW3N8TQR

    富、繁栄、快適な暮らし、精神の豊かさをもたらすとされるラクシュミー。ロータスをシンボルとし、仏教では吉祥天に相当する。

    webムー編集部

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