〈花札占い〉インボイス制度が見直されるかも!?/2023年10月の情勢と生まれ月別の運勢
日本固有のカード「花札」は、少なくとも80年以上前から、占いにも使われてきました。その技法を復活させた占い師・ZEROさんが、今月のあなたの運勢を占います!
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「ジオパシックストレス」とは「病める土地が人に与えるストレス」を意味し、近年では日本でも注目されつつある。 JSD日本ダウジング協会会長・加藤展生(のぶお)氏によれば、ジオパシックストレスは、地震や開発による地殻の異状・水脈・アースグリッドが原因で引き起こされるという。また、ダウジングによってこれを見つけだし、計測して、緩和することができるそうだ。今回は、初心者にも実践可能な方法を指南していただく。
目次
「Geopathic Stress(ジオパシックストレス)」という言葉が日本でもしばしば聞かれるようになりました。geoは「地球・土地」を意味し、pathicはギリシア語のpathos(苦悩)に由来する造語です。つまりは「病める土地が人に与えるストレス」であり、そこからさまざまなトラブルや災いが発生します。
自分の心や行動が起こす災いならば自身を改めることで解決できますが、場所が起こす災いは、その場所のエネルギーを改善しなければ解決しません。
土地に起因するマイナスのエネルギーについては、超感覚的知覚で、あるいは宗教的・呪術的な方法で対処してきた歴史があり、それらが一定の成果を上げてきたことは事実です。
これに対して、物理的・科学的・合理的な方向で対処しようとするのが、ジオパシックストレスの計測と解消を目的とするダウジングの研究です。
この研究の発端となった有名な調査がふたつあります。ひとつは1920年代に行われた「シュトゥットガルト(ドイツ)におけるウィンザー—メルツァー調査」、もうひとつは、1930年代にグスタフ・フォン・ポールが、ドイツのビルスブルクで行ったダウジングによる調査です。いずれの調査も、断層のある地域や、地下水脈に問題がある地域に、難病が多発するという結果になりました。
ジオパシックストレスを引き起こす大きな原因は地震や開発による地殻の異状・水脈・アースグリッドの3つだと考えられています。
【地殻の異状】
地殻変動によって断層が生じると、エネルギーのバランスが崩れることは昔から知られていますが、昨今では土地の乱開発によってバランスが崩れることも多くなりました。都市部の地下にはアリの巣のように穴が掘られ、電車、高圧電線、水道、ガスなど、いろいろなものが駆けめぐっています。そうした人為的な変化によるアンバランスにも対処が必要です。
【水脈】
滞った水の流れが、害のあるエネルギーをつくります。その水が、毒性のある鉱物や汚染物質の影響を受けていればなおさらです。さらに、そうした水脈がクロスしている場所は「ホットスポット」といわれ、とくに害があると考えられています。
これと反対に、聖地でしばしば見られる「ブラインドスプリング」という構造の地下水脈は、土地のエネルギーを高めることが報告されています(下図)。
ブラインドスプリングは、はるか昔に降った雨が濾過され、浄化され、泉のように湧きあがりながらも地表を突き破ることなく、車輪のスポークのように流れを広げるものです。
清らかな水には高いエネルギーが記憶されていますので、その一帯はエネルギーが高くなり、動植物が健やかに成長します。
ジオパシックストレスを発生させる水脈は、その逆です。水が滞ることによって余計なエネルギーが記憶され、それを放射しつづけているわけです。人の体も気血の流れがスムーズだと健康になりますが、滞ると病を誘発します。土地と水脈の関係は、それとよく似ています。
【アースグリッド】
地表には格子状の「アースグリッド」と呼ばれるものが走っています。これは地球上のどこにでも存在しますが、そのグリッド上、とくにラインが交差する場所は、人間に害のあるエネルギーを放射しています。
代表的なものは、アメリカ人医師マンフリッド・カリーが1952年に発表したカリーグリッドと、ドイツ人医師アーネスト・ハートマンが1954年に発表したハートマングリッド、そしてアントン・バンカーというダウザーの名を取ったバンカーグリッドです。最も有害なのはバンカーグリッドで、キューブ状の構造を持ち、グリッドの幅が広く、ハートマングリッド上に存在します。
【それ以外の原因】
ある種のサイキックエネルギーも、ジオパシックストレスの原因になり得ます。また、昨今では、いたるところに電磁波汚染が発生しており、深刻な問題を引き起こすことが危惧されています。
ジオパシックストレスは、免疫活動の阻害、緊張状態を生むことによる睡眠障害、集中力の低下、イライラの原因になるといわれています。
とはいえ、短時間ならば、ジオパシックストレスを受けてもさほどの問題はありません。注意すべきは仕事場や自宅など、長い時間を過ごす場所です。
その意味で最初にチェックすべきは、多くの人が一日の約3分の1を過ごす寝室のベッドです。本来ならば心身を休め、免疫システムを整える睡眠中にストレスを受けることが、どれほど健康に害を及ぼすかは想像に難くありません。
ぜひ本稿を参考に、ジオパシックストレスの有無や程度をダウジングによって確認し、必要があれば改善して、健康な生活に役立ててください。
ジオパシックストレスをダウジングで計測するときは、①空間のエネルギーの状態をLロッドで探知することと、②探知したエネルギーをペンデュラムで分析することが必要です。
用具をお持ちの方は、それを使ってください。お持ちでない方は自作しましょう。以下に、作成法と練習法を紹介します。
◆Lロッド
金属製のハンガーか針金をL字形にして、Lロッドを2本つくります(図1参照)。
◆ペンデュラム 13センチ程度の紐を括りつけた5円玉(図2参照)か、手もちのペンダントやキーホルダー(材質は問わない)を振り子として使用します。
Lロッドの使用法はさまざまですが、本稿では初心者向けに「サーチポジション」と「ヒットサイン」を使います。
サーチポジションとは、2本のロッドが並行で、これから探知を行う状態です。この状態のときは、何も見つかっていないことを示します。
ヒットサインとは、2本のロッドが交差することで、何かを探知したときのサインです。
◆ステップ1
肩の力を抜き、肘を90度にして2本のLロッドを平行に構え、能役者のように上下動を少なくして、スーッと歩けるように練習しましょう。
◆ステップ2
紐か電源コードを床の上に伸ばしてください。それをLロッドで探知する練習をします。
ターゲットの紐は床の上に見えていますが、Lロッドを使いこなすためのプログラミングとしてこの練習をします。
まずは「紐を探知する」と意識して歩きだしましょう。紐の上にきたら意図的にLロッドを交差させてヒットサインをつくります。紐を通過したらサーチポジションに戻しましょう。これを繰り返していると、紐の上で自然とヒットサインが出るようになります。そうなったらプログラミングは完了です。
◆ステップ3
実際にグリッドラインを探知するときの練習をします。
ターゲット(ここでは紐)に対してジグザグに動き、紐の上を通ったときにLロッドがヒットサインを示すよう練習します。最初のうちは、紐のない場所でヒットサインが出るかもしれません。これを「ノイズ」と呼びます。練習を重ねると、ノイズを拾うことが少なくなります。
Lロッドで探知したエネルギーを分析するために、ペンデュラムによるチャートダウジングを行います。
効率的な測定の手順
①「部屋全体のエネルギーを測定する」と意識し、ペンデュラムとコンディションチャートでエネルギーレベルを測ります。
②Lロッドを持ち、「エネルギーの高い場所を捜す」と意識して部屋の中を歩きながら、ヒットするポイントを捜します。エネルギーの低い場所についても同様の方法で捜します。
③②でヒットした場所がどの程度よいのか、悪いのかをペンデュラムとコンディションチャートで調べます。エネルギーの低い場所は避け、高い場所で過ごすようにしましょう。
※最後に、よいエネルギーを測って終了してください。悪いエネルギーを最後に測ると、それを引きずることがあります。
ジオパシックストレスとは、いわば土地の病です。人間の病もそうですが、「これを実践すれば一発で即座に解消できる」という方法はありません。まず病の原因を調べ、それにひとつひとつ対処していきます。その対処法には、局所的なものもあれば総合的なものもあります。
ただ、土地の病は人の病に比べると、メカニズムがずっとシンプルですので、対処は比較的容易ともいえるでしょう。
対処法を実践するに当たっては、影響が大きく、重要な場所から行いましょう。
自分のベッドの位置、とくに頭部がくる場所や、書斎や仕事場をはじめ、長く過ごす場所の手当ては、重要度が高いと考えるのが妥当です。
対処法1 回避
ダウジングで探知した悪い場所を避け、よい場所に長くいるようにしましょう。とくに眠る場所については、悪い場所を避けることが大切です。
避けるというのは、地味でつまらない対策のように思えるかもしれませんが、じつは最も効果的な方法です。
たとえば、寝室のエネルギーレベルがマイナスで、応接間のエネルギーレベルがプラスなら、寝室と応接間を交換できないか考えてみましょう。
また、睡眠時に頭部がくる位置のエネルギーレベルがマイナスなら、プラスの場所に頭部がくるよう、ベッドや布団を敷く位置を変えるとよいでしょう。
対処法2 変化(トランスミュート)
「トランスミュート」とはエネルギーの質を変えることです。つまり、ジオパシックストレスがもたらすマイナスのエネルギーの質を変換し、害がないようにする手法です。
ここでは、ペンデュラムを使ったヒーリングで、エネルギーを変化させる方法をお教えしましょう。
◆方法1
エネルギーを変換したい場所に立ち、「マイナスのエネルギーを除去する」と意識しながら、ペンデュラムを左回転(反時計回り)させます。
次に、「プラスのエネルギーをチャージする」と意識しながら、ペンデュラムを右回転(時計回り)させます。これによって、エネルギーのバランスを調整することができます。
ネジやボトルのキャップもそうですが、左回りの回転には緩めたり、解放したりする作用があります。反対に、右回りには締めたり、注入したりする作用があります。これを利用した方法です。
◆方法2
方法1は、エネルギーを変換したい場所を特定してからヒーリングしましたが、エネルギーを探知しながらヒーリングを行う方法もあります。
たとえば、ペンデュラムを持って部屋中を歩き回ったときに、特定の場所でペンデュラムが左回転(ノーを示す)したら、そこにはマイナスのエネルギーが蓄積されている可能性があります。ですので、左回転に気づいたらすぐに「マイナスのエネルギーを除去する」と意識して、ペンデュラムを意図的に左回転させます。
次に、適切な量のエネルギーを与えるために「プラスのエネルギーをチャージする」と意識しながらペンデュラムを右回転(時計回り)させます。
バランスが取れると、ペンデュラムが自然に停止します。
◆方法3
方法1や2でプラスのエネルギーをチャージするときに、適切な色をイメージしながらペンデュラムを右回転させると、色の持つエネルギーをその場所にチャージできます。
メジャーロゼットのなかから望ましいエネルギーの色を選び、親指と人差し指で挟みながらペンデュラムを右回転させてもよいし、脳裏にその色をイメージしながらペンデュラムを右回転させるだけでもOKです。
◆方法4
部屋のエネルギーを高めるには、お気に入りの絵や生き生きとした植物を部屋に置くのもおすすめです。また、雑然とした汚い部屋よりは、すっきりと片づいて居心地のよい部屋のほうが、エネルギーレベルが高いことはいうまでもありません。
空き家は家が傷みやすいという話を聞いたことがあると思います。人が住まなくなると、とたんに家屋が傷みだすものです。
これとは逆に、教会や神社・仏閣などは、大勢の人が集い、祈りを捧げることで、場のエネルギーが上昇していきます。
このことからもわかるように、人間が放つエネルギーはとても強力です。そのため、その場所で日々を過ごす人の心理状態や行動が、エネルギーを左右します。その意味では、あなた自身が心身ともに健康であるよう努めることも、ジオパシックストレスの有効な対策となります。
なお、ここでご紹介した手法は、意識の力を活用する「メンタルダウザー」がおもに行うものです。これとは別に、自然科学の見地から、色、形、角度、比率、動き、音などが生みだすエネルギーを活用する「フィジカルラディエシスト」と呼ばれるダウザーもいます。
ジオパシックストレスとダウジングの世界は、とても興味深いものです。未知の楽しさをぜひ味わってください。
加藤展生(かとう・のぶお)/スポーツコーチ/トレーナー、整体師、ヒーリングセラピスト、ダウザーとして活動後、JSD日本ダウジング協会を設立。著書に『エナジーダウジング』、訳書に『ダウジング・プロトコル』(ともにホノカ社)がある。HP: http://dowsing.jp/
(月刊ムー 2021年3月号を編集)
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