大阪万博の「火星の石」は「金星の石」だ! 電気的宇宙論から見た惑星の歴史
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UFOに遭遇し、重傷を負った男、スティーブン・ミシャラク。1967年の発生以来、その真偽については世界中のUFO研究者が議論してきた。現在、現地カナダでは記念コインが作られ、事件資料が大切に保管されている。いまだ解明されないUFO事件の現在を追う。
UFO目撃情報が絶えないカナダで、近年毎年のようにUFO記念硬貨が発売されているのをご存じだろうか。2018年に発売された記念すべき第1回目のUFO記念硬貨は、カナダ史上最も悲惨なUFO遭遇事件といわれる「ファルコン・レイク事件」をモチーフにしたものであった。
UFOに遭遇したことで、その後の人生が大きく変わってしまうことがあるが、1967年に起きた「ファルコン・レイク事件」もその1つだろう。事件の当事者となったスティーブン・ミシャラク(Stefan Michalak)氏は、UFO懐疑派から様々な誹謗中傷を受け「何も言うべきではなかった…」と、後悔の言葉を残しこの世を去ったといわれているが、約55年の時を経て、再びこの事件に注目が集まっているのだ。
「ファルコン・レイク事件」とは、1967年5月20日。カナダ・マニトバ州のファルコン湖周辺で石英や銀の探索をしていたスティーブン・ミシャラク氏が、円盤型のUFOに遭遇した事件である。至近距離で機体の様子を伺っていたミシャラク氏は、突如離陸活動を始めたUFOが噴出した熱風をまともにくらい、火傷などの外傷の他、吐き気や頭痛、食欲不振、急激な体重減少という症状に約6ヶ月もの間苦しむこととなった。
熱風をもろに浴びたミシャラク氏の腹部には奇妙な格子状の火傷が現れ、さらには吐き気や失神などの症状から体重が1週間で10キロも減少。様々な専門医の診察を受けたが、それでも病気の原因は分からないままだった。
カナダ当局は、ミシャラク氏の衣服や、UFOが着陸した地点周辺から検出された高濃度の放射能を手がかりに、様々な方面から徹底的に調査を行ったが、やはり原因を特定することはできず、結果“説明が付かない未解決事件”として記録されることになったのだ。
現在は、地元UFO研究家の積極的な活動によって再びこの「ファルコン・レイク事件」に注目が集まっており、ミシャラク氏が書き残した資料や、事件当時着用していた衣服などが地元マニトバ大学にて保管・展示されている。2020年はこれらの資料のデータ化に関わる寄付をクラウドファンディングで募ったところ、60人の支援者が現れ、28.300カナダドル(約260万)の資金調達に成功したというから、その注目度が分かるだろう。
生前は「でっち上げ」「目立ちたがり屋」など様々な中傷を受けていたミシャラク氏 だが、UFOに触れた時にはめていたグローブや焼け焦げた衣服などの物証の他、彼を襲った後遺症などから、今では信憑性の高いUFO事件の1つになっている。
奇しくもファルコン・レイク事件が起きる2ヶ月前の1967年3月にはアメリカ・モンタナ州にある米空軍基地上空にUFOが出現し、核弾頭を搭載した弾道ミサイルのシステムが一時機能停止状態なっていたことを元米軍大佐らが公表したばかりだ。
1999年に亡くなったミシャラク氏は、現在の状況をどのように思っているだろうか。今後ますます、この伝説的なUFO事件に注目が集まるかもしれない。
(2021年11月8日記事を再掲載)
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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