大統領でも知り得ないUFO情報が間違いなく存在する! 米政府機関の根深い隠蔽体質を有名司会者が告発

文=仲田しんじ

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    ホワイト・ハウスは“UFOの真実”を隠蔽しているのか――。政府主導のUAP情報開示は進んでいるように見えるが、その裏で当局の隠蔽工作は決して緩むことはないのだと専門家が指摘している。

    Dr.フィル「政府のUFO隠蔽工作が存在する」

     この地球上で最高位のセキュリティ・クリアランスを保有するはずのアメリカ合衆国大統領だが、ある専門家に言わせると、大統領はホワイトハウスの“臨時職員”にすぎないという。それはつまり、在任中の大統領に真のトップシークレットは決して明かされることがないというのだ。

     穏やかではない言説を主張しているのは、アメリカのテレビ司会者・作家そして科学者である「Dr.フィル」ことフィル・マグロー氏である。同氏は、自身が見た機密文書の“UFOファイル”から、政府による大規模なUFO隠蔽工作が改めて明らかになったと主張している。

    ※フィル・マグロー氏 画像は「Wikipedia」より

     今回マグロー氏が政府の“UFOファイル”に目を通したのは、ほかならぬトランプ大統領からの依頼だったという。トランプ政権は現在、コンスタントにUFOに関する政府文書を一般公開しているが、それが本当に公開に相応しいものなのかどうか、事前にマグロー氏に査読を依頼していたというのだ。

     ニュースメディア「NewsNation」でジャーナリストのロス・クルサート氏が司会を務める番組「Reality Check」に出演したマグロー氏によると、ある日ホワイトハウスから直々に連絡があり、機密のUFOファイルに関する意見を求められた。その時の文書には、人類が宇宙の“食物連鎖”の中で「異質な存在」であることを知った時、国民がどのように反応するかを検証した記述も含まれていたということだ。つまり、当局は情報開示に際して国民がどう反応するのか強い懸念を抱いていることになる。

    「私は、自分のやっていることに常に独立性を保ってきた。彼らは私に何を言うべきか、何を言うべきでないか指示してはいない」(マグロー氏)

     マグロー氏はこれらの“UFOファイル”を精査し、政府機関がトランプ大統領を“臨時職員”のように扱い、彼らの持つ知識の全てを大統領に開示していないことなど、 UFO目撃事件の真相に関して政府機関の隠蔽工作が存在することを確信したという。

    「本当に腹立たしい。よくもそんなことを! 間違っているし、もっと良い扱いを受けるべきだ」(マグロー氏)

     彼はUFOに関する“本物”の情報を一般公開することによる国民への倫理的・心理的な影響を懸念しており、それが精神的な危機から終末論的な詐欺まで、あらゆるネガティブな事態を引き起こす可能性があると指摘する。“本物”の情報とは、たとえば今まで公開されているものよりもさらに高画質の画像や映像が存在するのだという。

    「文脈を説明する必要があると思いますし、アメリカ国民はそれを受け入れる準備ができていると思います。政府として、(UFOが実在することについて)理解に苦しむ人々を支援する準備をしておく必要がある」(マグロ―氏)

    ※画像はYouTubeチャンネル「NewsNation」より

    米下院議員「ディープステートが妨害している」

     ご存じのように、トランプ政権下で米政府はUFOあるいは政府が呼ぶところの「未確認異常現象(UAP)」に関する機密資料群を4回に分けて公開しており、直近では7月10日に公開されている。

     国防総省、NASA、CIAなどの政府機関から集めたこれらのUFOファイルには、数年分の事件の詳細が記されており、その中には2025年に中国近海の黄海上で軍のセンサーが「六芒星に似た明暗のある領域」を追跡した事例まで含まれている。また、公開された情報の中には、過去にすでに一般に公開されていたものもある。

    2025年に米インド太平洋軍が撮影した赤外線映像には、六芒星のような形をした物体が捉えられている。画像は「U.S. Department of War」より引用。

     多くのUFO研究者たちにとって、これらの公開はおおむね不評で、未確認航空現象(UAP)に関する一般の認識に大きな変化をもたらさなかったと言及している。

    「なにも新しいことはなかった」と、ニューメキシコ州ロズウェルにある「国際UFO博物館・研究センター」の調査員、ドナルド・R・シュミット氏は今月初め「New York Times」紙に対して語った。

    「彼らは長年同じ手口を使ってきた。またしてもわれわれの目の前には、ニンジンがぶら下げられたのだ」(シュミット氏)

     政府の隠蔽工作については、米下院議員のティム・バーチェット氏(共和党)も最近になって再び発言している。

     テネシー州選出の同氏は、ポッドキャスト番組「Planet Tyrus」に最近出演し、「われわれが今抱えている問題は、ディープステート(影の政府)がこうした(UFO/UAPの)情報の多くを隠蔽していることです」と発言。先日、国防総省で開催された会議に出席した際に政府機関の隠蔽体質を改めて痛感したという。

     マグロー氏やバーチェット氏によれば、どんなに開示が進んでいるように見えても今のところはまだUFO情報の真実は隠蔽されたままということになる。しかし、政権がマグロー氏に接触しているということは、もう一段階の情報開示が進む可能性がないわけでもないだろう。その時に試されるのは、真実を突きつけられるわれわれの側なのかもしれない。

    ※参考動画 YouTubeチャンネル「NewsNation」より

    【参考】
    https://www.independent.co.uk/news/world/americas/us-politics/dr-phil-trump-ufo-files-b3019901.html
    https://www.foxnews.com/media/rep-burchett-unmasks-deep-state-plot-hide-ufo-truth-two-hour-pentagon-meeting

    仲田しんじ

    場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
    ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji

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