地球の自転が異常に減速していると判明! 迫る人類滅亡の危機

文=webムー編集部

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     地球の回転がかつてないレベルで遅くなっているという衝撃的な研究結果が発表された! もしも事態がさらに進行すると、文明は滅亡するという――。

    自転速度が減速、その原因は?

     地球の自転は一定ではなく、大気や海流、地球内部の動きなどによって常にわずかに変動している。しかし最新研究によると、現在その自転が過去360万年の地質学的記録の中でも「前例のないレベル」で減速しているという。

     その主因と考えられているのは、気候変動による極地の氷床や氷河の融解だ。これまで閉じ込められていた膨大な水が海へと流れ込み、赤道方向へと再分配されることで、地球の質量バランスが変化する。これは、フィギュアスケーターが腕を広げたときに回転が遅くなるのと同じ原理である。

    イメージ画像:「Adobe Stock」

     研究チームによれば、現在の自転減速ペースは1世紀あたり1.33ミリ秒。数字だけ見れば微細に思えるが、これを引き起こすには「ニューヨーク市の上に高さ10kmの氷の立方体を置くほどの質量移動」が必要だという。地球規模で見れば、まさに天変地異に匹敵する力が働いていることになる。

     さらに深刻なのは、この変化が今後、月の潮汐力を上回る可能性がある点だ。地球の自転は月の重力による影響も受けてきたが、21世紀末には人類の活動が“月よりも強く”地球の回転に影響するという予測もある。

     そして自転速度の変化はGPSや宇宙船の航行など、精密な時間計測に依存する技術にも多大な影響を及ぼす。はたして、このままどんどん地球の自転が遅くなっていくと、いったい地球にどのような変化がもたらされるのか――!? 科学者たちは「自転が完全に止まる可能性は極めて低い」としつつも、もしそれが起きた場合の影響について、興味深い分析をおこなっている。

    もしも地球の自転が止まったら

     まず、自転が突然停止した場合、地表に固定されていないすべての物体(たとえば海水、大気、建造物、生物)は赤道付近で時速1,600kmの慣性で動き続ける。これは大陸規模の暴風と超巨大津波を引き起こし、この段階でもはや文明は壊滅的な被害を受けるだろう。

     仮に徐々に自転が少しずつ停止したとしても、地球は太陽に対してほとんど常に同じ面を向けるようになり、昼が半年、夜も半年といった極端な環境が生まれる。それにより、昼側は灼熱、夜側は極寒となる可能性もある。

    イメージ画像:「Adobe Stock」

     また、自転が弱まることで遠心力が失われ、海水は極方向へと移動し、地球の地形そのものが変わる。さらに、自転によって維持されている地球磁場が弱まり、宇宙線(太陽からの粒子や太陽系外からの有害な放射線)が地表に降り注ぐようになる。これは生態系に甚大な影響を与え、鳥類の渡りや動物の行動パターンも崩壊する。

     夜空にも変化が起こる。地球が回転しなければ、星座は昇りも沈みもせず、常に同じ位置に固定される。季節ごとの星座の移り変わりは失われ、私たちが知る“夜空の営み”まで完全に姿を消す。

    画像は「JGR Solid Earth」より引用

     もちろん、地球が完全に停止するには惑星規模の衝突エネルギーが必要であり、現実的な話ではない。しかし、気候変動によって自転が変化し始めているという事実は、人類の活動が地球システムに与えている影響が、もはや“惑星の回転”にまで及んでいることを示しているのだ。

     そして、地球の自転速度がわずかに変わるだけでも、気候・海流・磁場など人類存続の基盤は揺らぐ。今起きている変化は、未来の地球がどのような姿になるのかを暗示する、静かな警告なのかもしれない。

    【参考】
    https://www.sciencefocus.com/news/unprecedented-earths-rotation
    https://www.space.com/what-would-happen-if-earth-stopped-spinning

    webムー編集部

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