空の神=グレイを崇め、その肉を食べ、高次元に接触! 南アフリカのシャーマンが語った超宇宙的体験/遠野そら

文=遠野そら

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    南アフリカ・ズールー族伝説のシャーマン、ヴサマズル・クレド・ムトワが語った「宇宙人グレイの肉を食べる習慣」とは?

    「グレイ・エイリアンを食べる」風習がある

     ムー読者ならずとも時として話題になるのが「本当に宇宙人はいるのか」ではないだろうか。1947年にはアメリカ・ロズウェルで、1996年にはブラジル・ヴァルジーニャでUFOの墜落事件が起きているが、政府は完全に否定。UFOや宇宙人といった実在の決め手となる物的証拠が無いため、その真実は今も謎に包まれたままである。

     しかしながら南アメリカのシャーマン、クレド・ムトワは1999年に受けた取材で紹介で「宇宙人は間違いなく存在している」と断言。宇宙人に遭遇したばかりか、過去には「グレイ・エイリアンの肉を食べた」とまで告白している。

    2020年に98才でこの世を去ったクレド・ムトワ。呪術のみならず透視や予言も行う最高位のサンゴマであった。

     ムトワがグレイの肉を食べたのは、インヤンガニ山でエイリアン・アブダクションに遭う約1年前の1958年、アフリカ南部に位置するレソト王国でのこと。古くからグレイを「空の神」と崇めるレソトでは、彼らの力にあやかり儀式的にグレイの肉を食べる習慣があった。そしてムトワもレソトで暮らす友人夫婦に誘われ儀式に参加することになったのだ。

     ムトワによるとそこで渡された肉は、乾燥した灰色の小さな塊。かなり乾燥させた植物の根っこかハーブの一種のように見えたそうだ。そして口にいれると、なんとも言えない銅のような味がしたが、その日は特に腹をくだすこともなく就寝したという。しかし、異変は翌朝起きた。全身見たこともないほどの発疹が現れたのだ。

    「私と友人夫婦、3人とも天然痘にでもかかったような症状でした。脇の下、足の間、臀部のかゆみは異常なほどで、舌が腫れ上がり息も思うようにできません。体の毛穴という毛穴が出血し、大量の血尿が出ました。さすがにもうダメか、と死を覚悟しました」

     動くこともままならぬまま4、5日が過ぎ、徐々にかゆみが治まってくると今度は皮膚が剥け始めた。ヘビの脱皮のように全身の皮膚がズルズルと剥がれる感覚で、それが治まると、次は第三段階「精神の異常」が始まったのだ。
     ほんの些細なことで壊れたかのように何時間も笑い転げ、強烈な麻薬を接種したかのように興奮し、常に高ぶっている状態であった。そして数日の後、すべての異変が治まると、ムトワはついにグレイの肉を食べることで得る最終的な極地に到達することができたのだという。

     それは体が宇宙の中心と1つになったような、言葉では言い表せない感覚で、音楽を聞けばその奥深さに感動し、絵を書けば様々な色彩を見ることが出きる。水を飲めばまるでワインを飲んだような心地になり、食べ物は驚くほど美味しい。ありとあらゆる感覚や感情が高まり、ムトワは約2ヶ月間もの間、色鮮やかで幸福に満ち溢れた毎日を過ごすことができたという。

    レソト王国は南アフリカ内陸の国家。宇宙人を「天の神」とし、その肉を食べる風習があるという。

    グレイ肉はケミカルな腐敗臭と硫黄の匂い

     はたしてムトワの言う「グレイの肉を食べた」とは、どういうことか。別の見方をすれば、ムトワが口にしたのはアフリカの土着信仰的なドラッグであった可能性もゼロではない。

     しかしムトワはこれは宇宙人「グレイ」の肉で間違いないと断言している。そういうのも、口にした時に感じた匂いと、翌年経験したアブダクションで嗅いだ匂いが全く同じだったと主張するのだ。この肉を食べたことでアブダクションされた記憶が確証に変わったのではないかと推測しているのだ。

    「喉を締め付けるような化学臭と腐卵臭、焼けただれた硫黄のような強烈な匂いは全く同じでした」

     ムトワは、幾度となくグレイの子供を妊娠した女性を治療しているが、彼女たちからもやはり同じ匂いがするのだという。そして一度グレイに触れたら最後、その匂いは死ぬまで取れないそうだ。

    頻繁に墜落するUFOからグレイの肉を確保

     それにしても、ソレトに「グレイの肉を食べる」習慣があるとなれば、気になるのがグレイの捕獲手段である。そこは、主に墜落機に乗っていた遺体が肉の供給源だという。なんと、3000m級の山々が連なるレソト王国では、しばしばUFOが山に衝突しており、特に「泣き石の山」と呼ばれるラリべ山近辺での事故が多いそうだ。そして空の神であるグレイの遺体を見つけると、村で解体し、儀式的にその肉を食すのだという。

    UFOが度々墜落するというレソトの山々。もしかしたら近くに基地があるだろうか

     現在もレソト王国でグレイが捕獲されているかは不明だが、ムトワが口にした「灰色の乾燥した塊」がジャーキーのように乾燥加工したものだとすれば、今もどこかで儀式が行われているのだろうか。

    レソト王国のソト族。画像=Wikipedia

     2020年に98才でこの世を去ったムトワは、グレイに妊娠させられた女性の救済のほか、アフリカを始め、オーストラリアのアボリジニ、アメリカ先住民のホピ族、そして日本など、世界各地に同じ特徴を持つ神々=宇宙人が存在していたことを突き止めるなど、シャーマンのみならず宇宙人研究家としても活躍していたようだ。また幻の大陸「アトランティス」を彷彿とさせる話もあり、非常に興味深い。その内容についてはまたいつか別の機会にお伝えしたいと思う。

    参考
    https://www.latest-ufo-sightings.net/2023/11/credo-mutwas-alien-encounters-in-african-lore.html

    遠野そら

    UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。

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