深海探査機が撮影したUSO(未確認潜水物体)接近映像! UFOとの関連を探る重要資料か

文=webムー編集部

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    これまで”ありそうでなかった”鮮明なUSO(未確認潜水物体)の映像が公開された! 無人潜水機の現役操縦士も驚いた遭遇の瞬間とは!?

    ありそうでなかった鮮明なUSO接近映像

     昨今その存在が米政府によって公式に認められ、国家的な重大問題として認識されつつある未確認飛行物体(UFO)。ここ数年は米国防総省によってUFOの呼称がUAP(Unidentified Anomalous Phenomena、未確認異常現象)へとアップデートされるなど、現代に則した調査・分析のあり方が整えられようとしている。

     だが、未確認の物体は大空のみならず水中にも現れる。古今東西の海で目撃事例は枚挙に暇がなく、物理学を無視するような挙動で人々を驚かせてきたUSO(Unidentified Submerged Objects、未確認潜水物体)、その驚異的映像が流出した。

     光さえ届かない暗黒世界。もはや浅海とは生態系さえ大きく異なる深度だが、そんな海中で、商用ROVの前をまるで滑るかのように、透明な円盤状の“何か”が通り過ぎていく。

     今回、これまで“ありそうでなかった”という鮮明なUSO接近映像を発掘し、3月21日にYouTubeチャンネルで公開したのは、ROV(Remotely Operated Vehicle、遠隔操作型無人潜水機)の操縦士であるチェイス・ペトリー氏とノア・ジェレミー氏。両氏によると、問題の映像は2019年6月29日、メキシコ湾の水深5,870 フィート (約1,789メートル) で操業していた民間のROVによって撮影されたものだという。

    USOとUFOの深い関係

     深海には、エイリアンかと見紛うほどの想像を超えたビジュアルの生物も生息しているが、それらと比べてもこのメカニカルなフォルムと動きは異様――ということでペトリー氏とジェレミー氏は「正体は不明だが、(生命などの)有機体ではない」と結論づけている。

     これが地球外起源であろうとなかろうと、何者かによって製作された物体だと仮定した場合、動作の精確性やスピード、そして動力供給源などの面で超高度な技術が用いられていることが(短い映像であっても)専門家には一目瞭然のようだ。

     なお、世界でも有数のUSO多発海域として知られているのはカリブ海に浮かぶ島国プエルトリコだが、UFOとセットで目撃されることも多く、その関連については今も研究者たちを悩ませ続けている。

     謎の飛翔体がそのまま海に着水したり、逆に海から飛び出して飛び去った事例も報告されているため、実は両者が同一の機体である可能性も捨てきれない。つまり、近年のUFO情報開示と徹底調査の流れにおいて、USOも調査対象に含めることは大いに意味があるのだ。

     米国防総省は当初、UFOの概念をアップデートした呼称であるUAPについて「Unidentified Aerial Phenomena(未確認航空現象)」と定義したが、すぐに「Unidentified Anomalous Phenomena(未確認異常現象)」と改めたのも、内部で同じような議論があったからに違いない。今後はUFO/UAPと並行してUSOの話題も増えていくことになるだろう。

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