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米国東部にて複数の州にまたがり“謎の粉”が空から降り注ぐという怪奇現象発生! 飛び交うさまざまな憶測、いったい真実はどこにあるのか?
空から“あり得ないもの”が降り注ぎ、その原因もわからない現象を「ファフロツキーズ」と呼ぶ。古今東西で確認されているミステリーではあるが、つい先日、2月21日もオーストラリア内陸部のタナミ砂漠に“魚”が降り注ぎ、住民を戦慄させたばかりだ。
しかし今度は、アメリカ東部の複数州で“謎の粉”が降るという現象が発生し、大きな騒ぎになっているようだ。動物や魚ではなく、正体不明の粉末という点で不気味さは格段に高い。いったい現地で何が起きているのだろうか?
大手CBSニュースなどの報道によると、東部メリーランド州、バージニア州北部、ウェストバージニア州などで先週木曜日の深夜、広範囲にわたり謎の粉が降り注ぐという現象が確認され、SNSなどへの投稿が相次いだ。謎の粉は「目を凝らせば見える」程度ではなく、場所によっては大規模噴火後の火山灰のように大量に降り注ぎ、自動車などを真っ白く覆い尽くしてしまうほどだった。
BREAKING NOW: Several reports of an unknown WHITE POWDER OR DUST SEDIMENT falling out of the sky throughout West Virginia and Maryland..
— Chuck Callesto (@ChuckCallesto) February 24, 2023
Local fire departments suggesting people shut windows and doors and stay inside until it can be investigated..pic.twitter.com/leLX62SpcT
翌日、住民から不安の声が殺到したことでウェストバージニア州環境保護局 (WVDEP)が独自調査に乗り出し、粉のサンプルを回収したことが判明している。行政当局は南部テキサス州やニューメキシコ州の嵐で巻き上がった砂塵が飛来した可能性を考えているようだが、住民からは砂というよりホコリに近いとの指摘もあるうえ、なぜか成分の分析結果の公表にも時間がかかっていることから、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている状況だ。
ちなみに、中西部オハイオ州で2月初めに化学物質を積んだ貨物列車が脱線事故を起こし、連邦政府の対応遅れが報じられたが、この事故で飛散した大量の化学物質ではないかと疑う声も多い。さらに、闇の勢力が良からぬ陰謀を企て、危険な化学物質を航空機で散布しているのだとする所謂「ケムトレイル」陰謀論まで囁かれている模様。いずれも当局は否定しているのだが、噂は一向に収まる気配がない。
海洋生物学者レイチェル・カーソンによる名著『沈黙の春』冒頭、「明日のための寓話」では、自然豊かな街が空から降ってきた白い粉(農薬)によって死の世界に変わってしまう様子が語られる。人類が環境問題に目覚める契機となった記念碑的1冊だが、環境保護が当たり前のことになった今を生きる我々にとって、この「白い粉が降り注ぐ」という事態はトラウマのように脳裏に刻み込まれているのかもしれない。
今のところ健康被害の報告はないものの、粉の正体が何であろうと、これだけの量が降り注げば今後体調を崩す人が現れる可能性も否めない。騒動を収束させるには速やかな分析結果の公表と細かな説明が必要だろう。
webムー編集部
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