世界中で目撃される巨大海棲UMA「シーサーペント」/ムーペディア
毎回、「ムー」的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。 今回は、世界の海域に出没し、その目撃情報は古代までさかのぼるという、巨大な海の怪物について取りあ
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シベリアから届いた“謎の映像”が今、世界を困惑させている。そこに映ったミステリアスな彫像の正体はいったい何なのか――!?
広大な領土から産出されるエネルギー資源を盾に、国際社会に揺さぶりをかけるロシア。ウクライナ侵略に対する制裁として、日本をはじめ各国はロシア産エネルギー資源の輸入を制限しているが、その結果としてエネルギー価格の世界的高騰を招いていることはご存じの通りである。しかし、一方のロシアは最大の友好国・中国との取引を拡大させており、西側諸国が想定したほどダメージを受けていないとの指摘もある。実際、景気減速にもかかわらず中国はロシア産エネルギー資源(石油・天然ガス・石炭)の輸入を増やすなど、両国は着々と結びつきを深めているのだ。
そのような中、ますます忙しく稼働するシベリアの炭鉱で、労働者が永久凍土から“謎の彫像”を掘り出したという真偽不明の映像が出回り、大きな話題になりつつあるようだ。問題の映像は、世界有数の埋蔵量を誇る東シベリア・サハ共和国(ヤクート)のエルガ炭鉱で撮影されたという。
そこに映っているのは、なんともミステリアスな“天使”の彫像だ。うつむき判然としない表情、背中から生えた大きな翼、両手に握られた大きな剣と盾。とても永久凍土に埋まっていた大昔の彫像とは思えないほど、あらゆる要素がリアルそのもの。まるで人間が扮しているのではないかと疑いたくなるほどだ。撮影された動画からすると、人間大の大きさであろうか。情報では「Fallen Angel=堕天使」とも紹介されている。
カメラを回している労働者も思わず驚きの声を漏らすが、この彫像がいったい何を表しているのか説明できず、ただ戸惑うばかり。そして、もうすぐ“特別な組織”がヘリコプターで回収にやって来ると語るのだった――。
情報が限られ、あまりにも謎多き映像ではあるが、映像に触れた人々からは「非常に興味深い発見だ」「信じられないほど素晴らしいビジュアル」「石化した(もしくは凍りついた)天使のようだ」など、興奮気味の反応が次々と寄せられている模様。
もちろん「偽物だろう」という声もあるのだが、ではなぜ炭鉱で、これほど凝った天使像を制作し、さらに世界に拡散させる必要があったのか、新たな疑問が生じてくる。
このようなタイミングで、(ロシアの生命線である)エネルギー資源の採掘場から天使の話題が飛び出すことを、なんらかの啓示としたい意図があるならば?
なお、シベリアといえば紀元前8~3世紀にかけて南部で独自のタガール文化が花開いたが、今回の彫像がキリスト教を背景とした天使ならば、時代も場所もそぐわない。だとしたら、これは同地で私たちがまだ知らない高度な文明に由来するものか、という想像も広がる。
“特別な組織”に回収されてしまったら、いつか分析結果が公表される日が訪れるとも思えないが……。どうにかして永遠の隠蔽と迷宮入りだけは避けてほしいものだ。
2023年2月1日、「Coast to Coast AM」では「ロシア鉱山の堕天使像はデマである」と報じている。天使像そのもの、引き取ったという関係者など、現場での証言から曖昧な情報しかあがってこないのだという。デマや作り物なのか、またはこれも情報統制の一環なのか……?
webムー編集部
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