カルヴァインUFO事件に新展開! 消えた当事者2名の同僚がついに告白「MIBがやって来て…」
驚くほどに鮮明なダイヤモンド型UFOが撮影された「カルヴァイン事件」が新たな動きを見せている。撮影者を知る人物から新たな証言がもたらされたのだ――!
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UFOの目撃多発地帯として知られる福島市飯野町。なぜ、この町ではUFOの目撃が多いのか? 三上編集長がMUTubeで解説。
UFOは今やファンタジーではない。謎の未確認飛行物体は実在する。UFO問題は安全保障上の重大な案件である。
2021年6月25日、アメリカ合衆国はUFOの存在を正式に認めた。アメリカ国防総省、通称ペンタゴンが「未確認航空現象:UAP」という名称でUFOのレポートを議会に提出。UFOは実在し、しかも国家にとって安全保障上の脅威であると警告したのだ。
奇しくも、その前日の6月24日は「UFOの日」でもあった。1947形および扇形の飛行物体に遭遇。飛行形態から「フライングソーサー」、すなわち「空飛ぶ円盤」として知られるようになった。
昨年、UFOの日に合わせて日本では、ひとつの動きがあった。福島市飯野町に「国際未確認飛行物体研究所(国際UFO研究所)」が発足。初代所長に月刊ムー編集長の三上丈晴が就任。アメリカ議会のUFO公認のタイミングもあり、世界的に注目されることとなる。
本部が置かれたのは地元の「UFOふれあい館」だ。2022年11月、ちょうど開設30周年を迎えたUFO博物館で、歴史的な写真や模型、書籍はもちろん、UFO研究家として有名な荒井欣一氏が所蔵していた貴重な資料が収められている。
なぜ福島市飯野町にUFO博物館が設置されたのか。その理由は、ほかでもない、飯野町が日本でも有数のUFO目撃多発地帯であるからだ。地元のほとんどの人は謎の飛行物体を目撃し、なかには異星人らしき生物と遭遇したケースもある。
そこで、飯野町は1992年に地域興しのテーマとしてUFOに着目。「UFOの里」をキャッチフレーズに、第三セクターでUFOふれあい館を建設したのである。
発足してすぐ、国際UFO研究所は一般市民の方はもちろん、全世界からUFO情報を募集。創設1周年となる2022年6月24日、記者会見を開いて、貴重なUFO映像を公開した。
動画2本に、画像が2枚。レンズフレアなどの誤認を排除したうえで、最終的には宇宙現象観測所センター(SPOC)の北島弘氏に画像分析を依頼。結果、1本の動画が本物のUFOであると結論づけられた。
撮影されたのは2022年1月、場所は千貫森近くの交差点。動画を見ると、信号の明かりとは別に楕円形の発光体が夜空に浮かんでいる。一見すると、レンズフレアのようでもあるが、ほかの光源とは連動していない。3次元立体画像解析でも、このときの上空に何らかの飛行物体が存在したことが確かめられている。
もちろん、この動画だけで地球外知的生命体がコントロールする飛翔体であるかは判断できないが、一種のプラズマ現象であることは間違いない。UFOはプラズマによって飛行しているのだ。
興味深いのは、ここ、UFOの位置である。画像が暗いので見にくいが、背後にあるのは山である。手前の尾根の向こうにはUFOふれあい館がある千貫森が位置する。謎の発光体は、ちょうど千貫森山頂の真上に滞空しているのである。
千貫森は飯野町のなかでも、とくにUFOの目撃が多い。山頂にUFOが飛来している写真もあり、その一枚は博物館内に展示されている。どうもUFOは明らかに千貫森を意識している。
巨匠スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた映画に『未知との遭遇』がある。監修者はUFO学の創始者であるノースウェスタン大学天文学教授および学部長のジョセフ・アレン・ハイネック博士である。ストーリーはフィクションであるが、UFO遭遇場面は、いずれも実際に起こった事件を再現していることで話題になった。
この映画のなかで主人公は突如、何かにとりつかれたように、ひとつの山に固執する。荒野に屹立する岩山、デビルズタワーである。映画では、ここに巨大UFOが飛来し、中から多数の異星人が現れる。つまり、異星人にとってデビルズタワーはランドマークであると同時に、一種のパワースポットでもあったわけだ。
同じことが千貫森にもいえる。千貫森は独立峰である。きれいな三角形の稜線を描くピラミッドである。こうしたピラミッド形の山は古来、神奈備呼ばれ、山岳信仰の対象となってきた。
実際、山頂には祠がある。中には修験道で知られる出羽三山の神々を祀る出羽神社の御札が祀られている。おそらく、かつては磐座があったのだろう。
千貫森の山頂から望むことができる近くの女神山の山頂には、見事な磐座が現在も残っている。同様の山岳祭祀遺跡があったのだが、展望台を設置した際に破壊されてしまったのかもしれない。
千貫森の山頂にある祠のすぐ隣、金属のモニュメントがある場所の地下には、どうも空洞があるらしい。飛び跳ねると、それを示唆する低い音がする。古代の磐座があった場所なのか、それとも本来、そこに祠があったのか。祭祀場として地下に空間を作り、呪物を埋めることはよくある。
興味深いことに、これを裏づけるものがある。「小手姫伝説」である。第32代・崇峻天皇の皇后であった小手姫が磐城国、すなわち現代の福島へ落ち延びてきたというのだ。
『日本書紀』によれば、6世紀後半のこと。古代豪族の蘇我氏が大和朝廷の政治権力を掌握。蘇我馬子が謀略によって崇峻天皇を暗殺するという事件が起こる。
危険を察知した息子の蜂子皇子は従兄弟である聖徳太子の導きで東北へと落ち延び、やがて出羽三山を開いて、能除太子と呼ばれるのだが、問題は残された皇后の小手姫である。彼女は父親の大伴連糠手と娘の錦代王女とともに、息子を追って東北へとやってきたのだ。しかし、結局は会えずじまい。やがて、娘が亡くなったことを悲嘆して入水自殺してしまう。
ただ、その直前、小手姫は持参した崇峻天皇の遺品を千貫森の頂上に埋めたという。千貫森の中腹には、その名も「小手神社」が鎮座している。これが事実なら、千貫森は天皇陵で、山頂部は古墳だといえなくもない。祠の近くの空洞には古代の装飾品が眠っている可能性もある。
(文=廣崎譲)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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