米国が自国民に「見えない第三次世界大戦」を仕掛けた!? 「シースプレー作戦」の実態がCIA極秘文書で判明
米政府が自国民に対して生物兵器実験を行っていた!? CIAの極秘文書から、卑劣な極秘実験(目に見えない第三次世界大戦)の実態が判明した!
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“失われたアーク”こと原始キリスト教の至宝「契約の箱」は、実はすでに見つかっていたのか――。CIAで行われた「リモートビューイング実験」の真実
旧約聖書によれば「契約の箱(聖櫃)」は紀元前13世紀頃にイスラエル人がエジプトから逃げた直後に製造され、モーセの十戒が刻まれた石盤が納められた小ぶりな和箪笥ほどの大きさの箱で、長らく聖地エルサレムのソロモン王の宮殿にあったとされているが、紀元前586年頃に謎の消失を遂げた。そのため「失われたアーク」とも呼ばれている。
契約の箱は東アフリカのエチオピアに運ばれ、アクスムの教会に保管されているという伝説もあるが、それが事実かどうかは公には確かめられてはいない。
契約の箱はこの世のどこかで今も人目を忍んでいるのだろうか。意外なことに、2000年に機密解除された1988年のCIA文書には、契約の箱を彷彿させる“コンテナ”に関する記述が記されていた。
CIAは1980年代に、遠くの物体、出来事、あるいは人物に関する情報を知覚できると主張する“リモートビューワー”を対象に実験を繰り返し行っている。この極秘プロジェクトは「サンストリーク計画(太陽の光条計画)」と呼ばれていた。
当該のレポートには、リモートビューアー「No.032」にターゲットの位置を特定するための座標が与えられたテストの結果が詳しく記載されている。「No.032」は、与えられた座標の地点を“ターゲット”に設定し、リモートビューイング(遠隔透視)して見えたものの詳細をその都度報告したというのだ。
「ターゲットはコンテナです。このコンテナの中には別の容器があります。ターゲットは木・金・銀で作られており、(六翼の天使)で飾られています」(文書より)
この“コンテナ”とは契約の箱なのだろうか。
「No.032」はコンテナは「中東のどこかにある」と言い、その地域で「アラビア語を話している人々が見える」とも語った。
ちなみに、実験の事前に「No.032」には契約の箱についての情報は何も知らせてはいない。
さらに「No.032」は近くにモスクのドームに似た建物があり、人々は「ほぼ全身白の服を着ていて、黒い髪と黒い目」をしていると描写した。
「私が注目した人物の一人は口ひげを生やしていた」(文書より)
コンテナについてのさらに詳しい描写が言及されている。
「ターゲット(コンテナ)は隠されています。地下、暗く、湿っているといった特徴がその場所の特徴でした。ターゲットの目的は、人々を一つにすることです。それは儀式、記憶、敬意、復活と関係があります。そこには、私たちが現在知っているものよりもはるかに大きな精神性、情報、教訓、歴史的知識の側面があります」(文書より)
そしてこのコンテナは意図的に隠されているという。
「ターゲットは“存在”によって保護されており、(現時点では)許可された者だけが開くことができます。このコンテナは適切な時期になるまで開くことはできません」(文書より)
「No.032」はさらに、時が来れば「ロックシステムの仕組みはかなり単純であることが判明する」と述べ、こじ開けたり叩いたりしてコンテナを開けようとする者は「コンテナの守護者によって未知の力で破滅させられる」とも語った。
文書の残りの部分には、おそらく「No.032」が遠隔透視セッション中に作成したと思われるスケッチや、走り書きの文章が掲載されている。
それらは建物の特徴と思われる絵、ドーム型の屋根を持つモスク、並んでいる8体のミイラ、車輪、そして「セラフィム」と呼ばれる翼のある生物などが描かれている。
手書き文字には、「死」、「禁じられた」、「保護された」、「怖い」、「破壊された」、「痛み」、「苦悩」など、一見ランダムだが不吉な言葉の一群も確認できる。
「No.032」はそこが中東のどこかだと主張したが、もちろんアフリカにもアラビア語を話すイスラム教徒が多数住んでおり、モスクも数多くある。前出のエチオピアに運ばれたという説には、どれほどの信憑性がるのだろうか。
エチオピアに古くから伝わる宗教的伝説では、シバの女王とイスラエルのソロモン王の息子とされるメネリクという男が契約の箱をエチオピアに運んだとされている 。
シバの女王はエチオピア出身だが、現在のイエメンにある王国を統治していた。伝説によると、彼女は母国でメネリクを産んだが、メネリクは後に父親のもとで学ぶためにエルサレムへ旅した。
そこで彼は契約の箱を盗み、エチオピアのアクスムに持ち帰ったとされている。地元の人々によると、それ以来、契約の箱はシオンの聖母マリア教会に保管されているという。
セム語とエチオピア研究の英国人学者エドワード・ウレンドルフ氏は、第二次世界大戦中に同教会内で契約の箱を目撃したと主張したが、彼の周囲の人々は後に、彼が見た聖櫃はレプリカに過ぎなかったと明かした。
「彼が見たものはエチオピアのどの教会でも見られるもので、契約の箱の模型です」と、イギリスの歴史家・作家でウレンドルフ氏の元同僚であるチューダー・パーフィット氏は2018年に科学系メディア「Live Science」に語っている。
「ウレンドルフ氏は『(契約の箱は)エチオピアのほかの教会で見た多くの聖櫃と何ら違いがなかった』とも語っていたようです」とパーフィット氏は説明する。
「それは古代のものではなく、もちろんオリジナルの聖櫃でもありませんでした」 (パーフィット氏)
そもそも実験の前に「No.032」に座標が提示されていたのだが、この座標はすなわち、アメリカ政府が契約の箱があると目した場所なのだろうか。とすればこの実験後、アメリカ政府筋が契約の箱を極秘裏に発見、回収したのか。そのことを確かめることは難しいが、“失われたアーク”は今も多くにとって魅惑的な謎のままであることは確かだ。
【参考】
https://www.unexplained-mysteries.com/news/385711/remote-viewer-found-the-ark-of-the-covenant-cia-files-claim
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-14534941/cia-document-sacred-ark-covenant-chest-found.html
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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