「祈るだけでUFOを呼べる」経営者が超能力獲得の経緯を語る! CIA・NASA・ペンタゴンが注目する男の衝撃半生
事業に失敗してすべてを失い、人生を諦めた男性が森に入って2つのUFOに遭遇。以来、UFOとの感情的つながりを得たという男性に、NASA・CIA・ペンタゴンも並々ならぬ関心を寄せているようだ。
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急速に進歩する生成AIを用いて、サブリミナルを仕込んだ画像・映像を作ろうとする試みが急速に広がっている。それを流布することで、人々の潜在意識下に密かにメッセージを植え付けようというのだ。もちろん、“あの組織”もすでに目をつけている――!
SNSや動画サイト、掲示板の書き込みなどで模倣されつつ拡散していく定型の言葉や画像・動画をネットミームという。「メントスコーラ」や「宇宙猫」、「ペットボトルチャレンジ」などの所謂“バズる”ネタ全般を指す言葉だ。ムー読者であれば「SCP財団」や「スレンダーマン」、「MOMO」など陰謀的文脈で話題になったネットミームを想起するかもしれない。他の有名例としては、仮想通貨「ドージコイン」のロゴのモデルになった柴犬の“かぼす”、そして万全の防寒態勢でバイデン大統領の就任式に出席した米民主党のベテラン議員バーニー・サンダース氏の姿などが挙げられる。
ネットを使っていれば毎日のように何かしらのミームを目にする現在、それに(容易には気づかれない形で)特定の目的を持たせようとする動きがある。そう、サブリミナル効果をもたらす細工を施そうというのだ。
しかも、この細工を生成AIに行わせると…… 精度も格段に上昇する。有名な画像生成AIのひとつ「ステイブル・デフュージョン」にも、すでにサブリミナル効果を盛り込む機能が搭載されているという噂すらある。今やインターネットは生成AIなしには語れない。アプリも端末も、検索エンジンも生成AIの標準搭載を推し進めており、この流れは誰も止めることはできないだろう。
つまり、今後さらに普及する生成AIによってサブリミナル効果を狙ったネットミームを作り上げ(「コントロールネット」と呼ばれる)、それを使ってより多くの人に何らかの影響を与える――そんな手法が確立しつつある、いや、すでに実行されているかもしれないのだ。
もっとも現時点において、ネットはすでに隠れたメッセージで溢れているという意見もある。たしかに、あからさまで(裏の意図が)わかりやすいものもあるが、生成AIのアルゴリズムによってより巧妙な形でメッセージを仕込めるならば、サブリミナル効果を高め、さらに効率化し、今まで以上に拡散させることができる。文章や画像・動画に特定の文字列やシンボルを忍び込ませて、まったく意識させないまま特定の、しかもかなり具体的なメッセージを潜在意識に植え付けてしまおうというわけだ。
今後はコントロールネットでサイバースペースが満たされてしまう状況も十分に懸念される状況だ。
生成AIによって裏のメッセージが仕込まれたコンテンツ、即ちコントロールネットのパンデミック的氾濫の話をする時に、避けては通れないのが各国の動きだ。勘の良い読者ならすでにお気づきだろう。情報機関がこの種のテクノロジーを放っておくはずがないのだ。
たとえば米CIAの諜報活動は、近年はネット空間が占める比率が特に高くなっている。特定情報のあぶり出しのメソッドとして、そして諜報大国として台頭しつつある中国が進めるグローバルネット戦略の対抗策として、CIAは自前のChatGPT的な生成AIプログラムを開発。あとは実際に稼働させるだけの状態にあり、米国の18の情報機関において使用されることになっているという。こうしたニュースは、すでに主流派マスコミでも相次いで報じられている。
今年5月、NSA(米国家安全保障局)研究部門の責任者ギルバート・ヘレラは、次のように語っていた。
「プライバシーの侵害を回避しながら、ビッグデータ由来の情報を得る方法を模索し、確立しなければならない」
もちろんCIAが開発した生成AIに関する詳細は明かされていないのだが、CIAが導入予定のシステムでは、ネットワーク上に蓄積・管理されているあらゆる情報の出所を特定することができるという。またChatGPTのように、担当者がAIと対話を重ねていく形で目的の情報にたどり着けるようになっている。
CIAのディレクターであるランディ・ニクソンは、独自開発した生成AIがこれまでの歴史にないほどの効果をもたらすことを強調している。
「機械が情報を自動的に集めて要約し、ジャンルごとに分けた形で提供してくれるのだ」
この言い方はちょっとひっかかる。CIAに都合のいい情報ばかりが、CIAの意図に沿った形で自動的に抽出・要約されるということではないか……?
いずれにしても、このように「AIを使ったスパイ活動」までは、すでに実用化しているということだ。では、さらにその先、CIAはどのように生成AIを活用していくことが考えられるのか?
以前筆者は、CIAによるソーシャルエンジニアリングに関する記事を執筆している(参照1・参照2・参照3)が、やはり前述のようにCIA(あるいは時の米政権)が、望ましいと感じる世論を構築するために高度な生成AIを駆使する事態が懸念される。
こんなエピソードを紹介しておきたい。今、発生から20年以上が経ったアメリカ同時多発テロ事件(9.11)に関する陰謀論が再びネット上を賑わせている。当時出回ったさまざまな画像や映像が見直されているが、事件発生直後に一気に有名になった画像がある。
「ツーリスト・ガイ」と呼ばれるこの画像は、旅客機が激突する直前のツインタワーで観光客が撮影した写真であるとの解説とともに大きな注目を集めた。この画像は、まさにネットミームの代表例だが、後になってフェイクだったことが明らかになっている。
ところが、そのインパクトはいまだに衰えていないようで、今でも騙される人が続出しているようなのだ。つまり、画像や映像によっては、数十年にわたって見た人に鮮烈な印象を与え、かつ欺き続けるパワーを保持する、強力なミームが誕生し得るということだ。もちろん、CIAはそのことを誰よりも深く知っていて、どう活用すべきか考えていることだろう。
現状を冷静に俯瞰している人々は、ネットミームの武器化・兵器化が計画されている可能性があるということで意見が一致しているようだ。
情報がいつの時代も戦争に活用されてきたことは歴史が示している。生成AIという最新鋭の情報武器は、攻撃されていることさえ気づかない一般のネットユーザーに向けられる。大多数の人が、まったく意識しないままネット経由でコンセンサスを形成する世の中で、悪意ある情報は毒ガス兵器のように広がっていく。
われわれが夢見た情報化社会はこんなものだったのか。ディストピアという言葉では表しきれない闇を感じる。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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