いつの間にか1人増えている「四隅(よすみ)の怪」/都市伝説ビジュアル大事典

監修=朝里 樹 文=えいとえふ 漫画=倫理きよ

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    最恐の都市伝説をマンガで解説!

    いつの間にか1人増えている

     四隅の怪というゲームを知っているだろうか。いつの間にか霊が現れ、1人増えているというものだ。
    まず4人で正方形の部屋に集まる。部屋の四隅にひとりずつ立って、部屋の明かりを消す。そして壁にそって、Aがとなりの隅に立つBのところへ行き、その肩をたたく。次にBがとなりの隅に立つCのところへ行き、その肩をたたく。同じように、Cがとなりの隅に立つDのところへ行き、その肩をたたく。これをくり返すゲームだ。
     Dが肩をたたくとき、最初にAのいた隅にはだれもいなくなっている。そのため、このゲームは4人では続けられないはずだ。しかし、いつの間にかこの世ならざるものが現れて、このゲームに参加しているそうだ。

    3行まとめ

    ●霊が現れるゲームの一種
    ●いつの間にかいっしょに遊んでいる
    ●霊に帰ってもらう方法は不明

    目撃情報

     昔、雪山でそうなんした5人が、山小屋にたどりつき、ひとりが死亡した。残る4人はねむらないようこのゲームを始めたところ、朝まで続けることができた。死んだ仲間の霊が4人を助けるため、ゲームに参加してくれたのではないかという。この四隅の怪を使って霊を呼び出す降霊術は「スクエア」と呼ばれている。

    にげるにはどうする?

    帰らせる方法は不明

    四隅ゲームを実行して幽霊が現れたとしても、キミを危ない目にあわせることはなさそうだ。ただし、現れた幽霊に帰ってもらう方法は不明なので、遊び半分でこのゲームを行うのはやめておいたほうがいいだろう。幽霊がキミの部屋にずっといることになるかもしれないからだ。

    ムー認定!最恐!!都市伝説ビジュアル大事典より抜粋

    えいとえふ

    書籍・雑誌で編集・ライティングの仕事をしている「AとF」の二人組のユニット。

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