古代マヤのオーパーツ「クリスタル・スカル」に見るアトランティス文明の存在/並木伸一郎・神秘の古代遺産
「ムー認定 神秘の古代遺産」より、オーパーツ「水晶ドクロ(クリスタルスカル)」をアーカイブ。その発見経緯と高度な技術の謎とは…?
記事を読む
超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は古代よりの聖なる地、そして神秘の地、エルサレム神殿です。
紀元前11世紀ごろ建国したイスラエル王国(ヘブライ王国とも)は、ダビデとその息子ソロモンが王の時代、最盛期を迎えた。とくに、神から知恵の指輪または叡智の書を授かったソロモンは偉大な魔法使いで、天使や悪魔を使役したという。
このふたりの王が紀元前963年、ユダヤ教の礼拝の中心地として、そして唯一神ヤハウェの至聖所として、首都エルサレムのモリヤ山に建造したのが、「エルサレム神殿(ソロモン神殿とも)」である。神殿の大きさは26・4×8・8平方メートル、高さ約13・2メートル。奥に至聖所があり、内部はすべて純金で覆われていたという。
だが王国はソロモンの死後、紀元前926年にイスラエル王国とユダ王国に分裂。やがてイスラエル王国はアッシリアに、ユダ王国は新バビロニアに滅ぼされた。そして、エルサレム神殿=第1神殿は跡形もなく破壊されたのである。
紀元前517年、アケメネス朝ペルシアによるバビロン捕囚から解放されたユダヤの人々は第2神殿を同地に再建し、紀元前19年にはローマ帝国のヘロデ大王がこれを改修した。ところがこれも70年のユダヤ戦争時、ローマ軍に破壊されてしまう。7世紀末以降、神殿跡にはイスラム教の記念堂「岩のドーム」が建てられ、第2神殿の痕跡はテラスと西壁の一部が残るのみ。後者はユダヤの人々が祈りを捧げる「嘆きの壁」として知られている。
そして1989年。イスラエル政府は「神殿調査協議会」を正式に設け、第3神殿建設の準備に国家として動き出した。
ーー2011年1月、岩のドーム真上に、白い発光UFOが出現する驚愕事件が起きた! UFOはその後、上空に飛び立ち姿を消したという。一部の研究者は、この現象を「ここに第3神殿を造れ」という神の啓示だというが、そのためにはイスラム教の聖地を破壊しなければならない。
近い将来、この地で、「何か」が起こるのかもしれない。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
関連記事
古代マヤのオーパーツ「クリスタル・スカル」に見るアトランティス文明の存在/並木伸一郎・神秘の古代遺産
「ムー認定 神秘の古代遺産」より、オーパーツ「水晶ドクロ(クリスタルスカル)」をアーカイブ。その発見経緯と高度な技術の謎とは…?
記事を読む
異形の屋形船と仮面の神々「アジロ」出現! 北陸の奇祭「上村木七夕祭」(2)/奇祭巡り・影市マオ
“光る眼のおかめ”を掲げる屋形船が夜の街を突き進む。周囲には、魑魅魍魎の如き異形達が駆けずり回る。北陸の奇祭「上村木七夕祭」の模様をレポート第2回。
記事を読む
「古代ローマは実在しなかった」陰謀論が拡散! インフルエンサーの影響でマンデラ効果が進行中/仲田しんじ
SNS全盛時代を迎えフェイクニュースや陰謀論の流布が社会問題になって久しいが、2年前に登場して話題になり未だに沈静化しない“陰謀論”がある。それは「古代ローマはなかった」というトンデモな歴史解釈だ――
記事を読む
レムリア大陸 レムールが示したその可能性/世界の新七不思議
超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は〝7つの超古代文明〟に選定したなかから、インド洋
記事を読む
おすすめ記事