甲府事件50th記念特別対談を観覧/辛酸なめ子の「魂活巡業」
1975年2月23日、甲府市のブドウ畑にUFOが着陸し、小学生の少年ふたりが異星人を目撃! ひとりは後ろから肩を叩かれた。これが世にいう「甲府事件」で、日本3大UFO事件のひとつとされている。今回は、
記事を読む
珍スポ巡って25年、すべてを知る男による全国屈指の“珍寺”紹介。今回は青森県津軽地方の死者供養について。婚礼人形の奉納に秘められた悲しい思いとは?
津軽地方では若者や子供が亡くなった際に石の地蔵を奉納する習俗があった。今でも路傍の地蔵堂や賽の河原と呼ばれる霊場などに行くと、着物を着た地蔵が並んでいる光景を目にする。
近年では地蔵の代わりに婚礼人形を奉納するようになった。未婚で亡くなった若者や子供を憐れんで仮想の結婚式の様子を人形で再現したものなのだ。
この習俗はつがる市の弘法寺で始まったものと言われているが、最も多くの人形が奉納されているのは五所川原市の川倉賽の河原地蔵尊である。
誰もいない人形堂に延々と並ぶ無言の婚礼人形を見ているといたたまれない気持ちになって来る。それは不気味さ、というよりも子を亡くした親の気持ちが痛いほど伝わってくるからである。
小嶋独観
ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター。日本やアジアのユニークな社寺、不思議な信仰、巨大な仏像等々を求めて精力的な取材を続けている。著書に『ヘンな神社&仏閣巡礼』(宝島社)、『珍寺大道場』(イーストプレス)、共著に『お寺に行こう!』(扶桑社)、『考える「珍スポット」知的ワンダーランドを巡る旅』(文芸社)。
珍寺大道場 http://chindera.com/
関連記事
甲府事件50th記念特別対談を観覧/辛酸なめ子の「魂活巡業」
1975年2月23日、甲府市のブドウ畑にUFOが着陸し、小学生の少年ふたりが異星人を目撃! ひとりは後ろから肩を叩かれた。これが世にいう「甲府事件」で、日本3大UFO事件のひとつとされている。今回は、
記事を読む
あの「イルカがせめてきたぞっ」で知られる伝説の本! 小学館『なぜなに学習図鑑』は「異界」への入り口だ!/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
昭和のオカルトブーム時代、世の中には子どもをオカルトの世界に誘うさまざまなゲートが用意されていた。思わぬところに開いた入り口から、子どもたちは異界の魅力を知ったのだ。
記事を読む
「新 ぼくらの昭和オカルト大百科」/ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
記事を読む
「ユダヤ教と縄文の聖人 隠されてきたタブー史」/ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
記事を読む
おすすめ記事