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いま注目の映画『真・事故物件2—全滅—』。前作を上回る過激さがウリの本作でW主演を果たした、女優の窪田彩乃と海老野心に起きた“撮影後の異変”とは――?
23日から公開される映画『真・事故物件2—全滅—』撮影エピソードとともに、衝撃的な怪体験を披露してくれた主演の窪田彩乃さんと海老野心さん。
だが2人は撮影に前後して、さらに恐ろしいシンクロニシティのような恐怖体験に襲われていたことが判明した!

海老野心(以下、海老野) これは前作のインタビューでは話していなかったんですが、「1」の撮影中、すごく怖いことがありました。映画のプロモーション的な企画で夜中に心霊スポットにいく撮影があったんですが、そのあとのことです。
撮影が終わって、そのときはお清めの塩なんかも用意してもらったので、帰宅して玄関に塩をまいてから家に入ったんです。で、廊下を通って、リビングのドアをあけた瞬間、家に電話がかかってきたんです。それも非通知から!
しかも、これは本当にたまたまなんですが、帰宅したのがちょうど深夜0時だったんです。夜中の0時ぴったりに非通知から電話って…… 親も驚いちゃって誰も出なかったんですが、そのままかなり長い間鳴り続けていました。

窪田彩乃(以下、窪田) 非通知の着信、私もあった!!
私は今回の撮影が終わってからのことですが、映画の『貞子』を見なきゃいけないっていうお仕事があったんです。それで、怖い怖いと思いながら最後まで見終わって、エンドロールが流れきった瞬間、非通知から電話がかかってきたんですよ。まさに「呪いのビデオ」を見終わった瞬間ですよ! もう、私この電話に出たら死ぬんじゃないかと思いました。
海老野 私も! やっぱり「出たら死ぬ」って思いますよね!
窪田 そうですよ、だって「貞子」みた直後だもん! その後はみんなにこの話をしました。「もし私になにかあったら、絶対にあの電話のせいだから」って。(笑)
——「1」「2」の主演のお2人がよく似た体験をしているのが怖いですね。それにこの話、かけてきた相手が霊じゃなくても怖いです……。

海老野 それから、安藤役の小野健斗さんも怖い体験してるんですよ。今回の撮影の合間に家族旅行にいったそうなんですが、そこで泊まったコテージで、インターホンが鳴り止まなくなったんですって。
あまりに鳴るからってコードを抜いたんだけど、まだ止まらない。フロントに電話してコテージ前には誰もいないことも確認してもらっているのに、それでも鳴っていたんだそうです。
——今作のメインキャスト3人が全員、似たような怪体験をしている――。本当にお祓いしなくて大丈夫ですか?
窪田 でも、してないです。佐々木監督が絶対しない人なので。「いいんですよ、映ったら映ったでラッキーですからー」って、そういう最強メンタルの人のところには霊いかないんですよ!
——そんな怪現象が頻発した今回、撮影の現場ではおかしなことはなかったんですか?

窪田 現場では特に……。風がないのに紙がゆらゆら揺れたりとか、壁にかけてあった仮面が勝手に落ちたりとか、そのくらいです。
——そのくらいって! そんなのはもう怖いうちにも入らない。いろいろありすぎて感覚がバグっちゃってますね。(笑)
——この作品に出演して、ご家族やまわりからの反応はどうですか?

海老野 前作を見たあと、母からは「まさか娘の口から内臓が飛び出てくるとは思わなかったよー」って言われました(笑)。うちはホラー大好きな家族なので、前回は父から役作りのアドバイスをもらったりしていたんですが、今回は「もう20歳になるんだから自分ひとりで考えてみなさい」と背中を押してもらいました。
窪田 うちの親はグロくて見られないかも…… とくに母はギブアップしそう。
——おうちには髪の伸びる人形がありますが、怖いのは苦手なご家族なんですね。
窪田 人形は守護神なので! 「呪いの人形」とかじゃないですよ!
あと、もしまたホラーのお仕事をいただけたら、次はぜひ「やる側」になってみたいです。今回はやられっぱなしの役だったので。でもこういう作品で主演できるのは一生に一度だと思いますし、これを経験したら「もうなんでも来い!」みたいな気持ちになって、今後に活かせる経験ばかりでした。

海老野 彩乃ちゃんとは同じ事務所なんですが、仕事でご一緒するのは初めてで、でも最初から同じ作品に取り組む戦友みたいな気持ちで、すごく信頼感がありました。
それから、20歳の誕生日を迎えたのがまさに撮影中だったんですが、私にとっては初主演の作品で、そのみなさんとまた1年後にお仕事ができて、血糊だらけで20歳をお祝いしてもらったのがすごく思い出になってます。
あとは、映画が公開されたらこれ以上の被害がでる前にちゃんとお祓いしたい、それだけです!
——もしまだ怪奇現象が続いたり、髪が伸びたりするようでしたらぜひムーで追跡取材しますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。
~おわり~
webムー編集部
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