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「幻惑演劇実験集〜二千某年のドグラとマグラ」と題された実験的公演が気になる。
かつて「暗黒の宝塚」とも呼ばれた伝説的アングラ劇団、月蝕歌劇団。1986年の旗揚げ以来、幻想文学系の作品からアニメ・マンガ原作までさまざまな舞台を上演してきた歴史を持つ。
初代代表であり、寺山修司スタッフや京都精華大学マンガ学部教授などを務めた劇作家・高取英の急逝(2018)、立て続けに襲ったコロナ禍などの試練をこえ、この11月、3年ぶりとなる実験公演企画「月蝕歌劇団・蠍座公演」が上演される。
「二千某年のドグラとマグラ」と題されたそれは、演劇であるとともに観客参加の“実験”でもあるという。あの怪作「ドグラマグラ」をモチーフにした舞台で、一体どんな“実験”が繰り広げられるというのだろう……。チケットは9月より発売予定。詳細は公式サイトで確認を!
月蝕歌劇団・蠍座公演 〜幻惑演劇実験集〜二千某年のドグラとマグラ
会場:アトリエファンファーレ高円寺
会期:2024年11月1日(金)〜4日(月)
料金:一般前売3,800円、学生前売2,500円
公式サイト:https://www.gessyoku-kageki.com/
webムー編集部
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