ハザールマフィアの歴史と展望「悪魔崇拝カルトへの最後通告」/ムー民のためのブックガイド

文=星野太朗

    「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。

    悪魔崇拝カルトへの最後通告

    ベンジャミン・フルフォード 著

    ハザールマフィアの歴史と、今後の世界の展望

     2022年9月30日、ロシアのプーチン大統領は、全世界に向けて衝撃的な発言を行った。「西側エリートの独裁は……純然たる悪サタニズム魔崇拝の特徴を帯びている」と。はたしてプーチンの真意とは、そして「悪魔崇拝」「悪魔カルト」とは何なのか。本書の主要テーマは、「人類の歴史の裏側で長く暗躍してきた」この悪魔カルトの正体を「満天下に暴」くことである。

     著者は、このカルトの元締めを「ハザールマフィア」と呼ぶ。その源流は中世のハザール帝国にあり、さらに遡れば古代の遊牧民ヒクソスにまで行き着く。そしてその目的は「人類家畜化」にあるというのだ。
     著者のベンジャミン・フルフォード氏は陰謀論の専門家で、かつては米経済誌『フォーブズ』のアジア太平洋支局長として、経済や金融の最先端にいた人物。さまざまな秘密結社の重要人物と直に接触し、生の1次情報を入手しているという。何とあの英国女王エリザベス2世とも文通していたというから驚く。

     本書では、ハザールマフィアの歴史を描くとともに、今後の世界の展望までが語られる。その過程で、「バラク・オバマはヒトラーの孫だった」とか「現在のトランプやプーチンは影武者が演じている偽物だ」といった驚くべき極秘情報も飛び出す。
     フリーメーソンやイルミナティなどの秘密結社の見取り図も著者視点でスッキリ整理される。まさにこれまでの著者の業績の「渾身の集大成」である。

    ビジネス社/1980円(税込)

    (月刊ムー 2026年10月号掲載)

    星野太朗

    書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。

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