美術、歴史、妖怪伝説まで…香川県立ミュージアム『おとろしいもん―「こわい」をめぐる歴史と美術』展が開催中

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    「おとろしい」って、おもしろい

    香川県中の「おとろしい」が一堂に!

     おとろしい。
     それは讃岐弁で「こわい」を意味することば。香川県立ミュージアムで開催中の「おとろしいもん」は、同館が所蔵する歴史、美術、民俗各分野の「おとろしいもん」を紹介する特別展だ。

     香川県で「おとろしい」ものといったらなんだろう?
     古くは那須与一でおなじみの源平合戦古戦場があるのも香川県だし、保元の乱に敗れて遠流の身となった崇徳上皇ゆかりの地があるのも香川。さらには人を襲ったという異形の妖怪・牛鬼が出没したという伝説が残るのも香川だ。
     香川は、おとろしい伝説に事欠かない地だったのだ!

     本展では、そんな香川県内に残る妖怪に関する資料や、軍記物語に描かれた悲話にまつわる作品などが約70点、6つのテーマに沿って紹介されるという。各章のテーマをみれば「第1章 おとろしいって何だろう」にはじまり、「地獄の景色」「讃岐ゆかりの怨霊」「妖怪たちと讃岐」「あらがえない自然」そして「第6章 おとろしいを乗り越える」と、どれもとても興味深い。

     第6章では祈りやお守りに用いられた資料が並ぶというから、展示を一巡すれば自然に“お祓い”もすんでしまうという親切設計(?)ともいえるかもしれない。根香寺、金刀比羅宮、香川大学図書館所蔵の貴重資料も特別公開される、香川県民ならずともぜひ観たい展示だ。
     おとろしいって、おもしろい。


    生田久一「百鬼夜行絵」昭和9年(1934)、金刀比羅宮蔵、特別公開(前後期場面替)
    石田雪乕「牛鬼図」文化5年、根香寺蔵 特別公開、後期展示

    特別展 「香川県民の日」創設記念 『おとろしいもん―「こわい」をめぐる歴史と美術』

    会場:香川県立ミュージアム
    会期:10月4日(日)まで
    料金:800円(高校生以下無料)

    詳細は公式サイトから https://www.kmuseum.pref.kagawa.lg.jp/exhibition-list/post-13945/

    webムー編集部

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