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6月14日~20日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
イスラエル随一の英字紙『エルサレム・ポスト』が、17日付で超能力者ユリ・ゲラーのインタビューを掲載。記事によれば、イランによるイスラエル攻撃を阻止するためにユリ・ゲラーが貢献したという。ゲラーは、イランからの攻撃を食い止めるにあたり主要な役割を果たしたのはイスラエル空軍であるが、彼が関与したものもあると主張している。インタビューの詳細は週末発刊の『エルサレム・ポスト・マガジン』に掲載される。
https://www.jpost.com/omg/article-806604
6月16日、島根県松江市黄泉比良坂にある、天国への手紙を投函できるポストに届いた手紙のお焚き上げが行われた。黄泉比良坂は、黄泉の国を訪れたイザナギが変わり果てた妻イザナミの姿に驚いて逃げ帰り、この世との境を巨大な石で塞いだ場所とされ、亡くなった人への手紙を受け付けるポストは2017年に設置された。投函された手紙は毎年、火にくべて焚き上げられる。今年は約1万2000通が寄せられた。
https://www.asahi.com/articles/ASQ5X6RM7Q55PTIB007.html
盛山文科学相は18日、閣議後の記者会見で、南海トラフ地震の発生に備える四国・九州の海底観測網N-netの試験運用が7月から始まると発表した。N-netは沖合に約900キロ、沿岸に約740キロの海底ケーブルを伸ばし、地震計や水圧計を36か所に設置したもの。試験運用は沖合側で始まる。完成すれば、南海トラフ地震の想定震源域における観測網の空白域が解消される。6月18日付『読売新聞』夕刊「南海トラフ観測網7月から試験運用」及び6月19日付『朝日新聞』朝刊「南海トラフ「空白域」に新観測網」
https://www.bosai.go.jp/info/press/2024/20240618.html
6月18日付『東京新聞』朝刊「海底火山の噴火で種子島200年無人」及び同日付『日経新聞』夕刊「縄文時代の種子島、巨大噴火後に200年間無人」によると、金沢大学などのチームは約7300年前の縄文時代、鹿児島県薩摩半島沖の海底火山で発生した「鬼界アカホヤ噴火」の降灰などで種子島が約200年間無人となっていたという分析を発表した。鬼界アカホヤ噴火は過去3万年で最大の噴火で、この噴火で動物が死に絶えたことから、以後の生活様式が狩猟から植物の根などを食べるように変化したことも判明した。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO81464030Y4A610C2CE0000/
6月14日付『朝日新聞』夕刊「40光年かなた金星そっくりさん」は、地球から40光年の距離にある恒星系に、金星に似た惑星が確認されたことを報道。昨年NASAの宇宙望遠鏡TESSの観測で、この恒星系に惑星が存在する可能性が浮上し、特殊カメラなどで詳しく撮影した結果、「グリーゼ12b」という惑星が確認された。この惑星は金星や地球とほぼ同じ大きさで、恒星との距離は太陽と金星の距離の10分の1だが、恒星の温度が太陽より低いため日射量は金星と同等。大気や水が存在している可能性もあり、生命の起源を探る手がかりにもなるという。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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