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あの青森県新郷村を舞台にしたムー的トレジャーハント小説!
遺跡発掘事務所に在籍する発掘師、西原無量。驚異的なペースで国宝級の遺物を掘り当てることから「鬼の手を持つ宝物発掘師(トレジャー・ディガー)」と呼ばれている。
そんな西原が青森県新郷村の発掘現場に向かったところから事件ははじまる。新郷村の東戸来遺跡から、赤い大型土偶が出土したのだ。それをみた現地の作業員たちは騒然とし「キリスト土偶は存在した!」と興奮、なかには「埋め戻さないと人が大勢死ぬ」と騒ぎだすものまで現れて……。
新郷村、戸来、キリスト、土偶……このワードをみて心震えないムー民はいないだろう!
「遺跡発掘師は笑わない」は現在18巻を数えるシリーズで、主人公の西原はこれまでに東北の悪路王、元寇船、国東半島の六郷満山にまつわる遺跡などを掘っては重要遺物を見出し、不思議な事件を解決に導いているのだ。本誌「ムー」ともご縁の深い新郷村で、「鬼の手」をもつ発掘師はどんな活躍を見せるのか。タイトルだけでもわくわくしてしまう小説だ。
『遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶』
( 桑原水菜著、睦月ムンク画、税込792円、KADOKAWA)
webムー編集部
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