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宿主から宿主へと移りすむ寄生虫。それは単に栄養を吸い取るだけでなく、ときに人間の行動にまで影響を与えるという。そして生まれたいくつもの都市伝説――。はたしてそれらは真実なのだろうか?
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戸矢学 著
統合神にして北極星の神・天之御中主神を説く
天之御中主神。『古事記』の冒頭、神々の系譜の第1番目に登場する「天地開闢の神」でありながら、この神には何の事績もない。すなわち「神話のない神」なのである。そんな神であるから、この神について書かれた研究書などもほぼ存在しない。
さて、その『古事記』の編纂を勅命したのは、いうまでもなく天武天皇である。詳細は本書に譲るが、この天武天皇、「以後の日本の在り方を決定づけ」、「日本文化の様相」を「根本から一変」させ、日本をそれまでとは「まったく異なる国」にしてしまった偉人なのだ。
著者によれば、太古の日本には「稲作民族」と「海洋民族」が共存していた。前者にとって最も重要な信仰の対象は太陽であり、後者にとっては北極星であった。そして天武天皇は、諱の「大海人」にはっきり示されているとおり、後者の海洋民族であり、彼は日本に「海人族の国家を打ち立て」ようとしたのだという。
かくして彼は、すべての神の上に位置する統合神として、北極星の神である天之御中主神を設定した。
著書の戸矢学氏は神職の資格を持っておられ、神道、陰陽道、古代史などを追究する研究家で、かつて本欄でも『オオクニヌシ 出雲に封じられた神』『古事記はなぜ富士を記述しなかったのか』などの著書をご紹介した。
本書はそんな著者が、斬新な観点から謎の神の正体を説き明かす、スリリングな論考である。

(2023年12月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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