通俗作家としての五島勉…その成功と誤算/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
昭和の時代、少年少女がどっぷり浸かった怪しげなあれこれを、“懐かしがり屋”ライターの初見健一が回想。 前回に続き、故五島勉氏の仕事を回想する。通俗作家として時代を切り裂いていった筆は、予言というテーマ
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まだまだ続く事故物件住みます生活。怪現象はきょうも継続中。
いまや怪談シーンだけでなく、日常会話でもごく当たり前に使われるようになった「事故物件」ということば。〝事故物件住みます芸人〟松原タニシさんの存在が、その普及に絶大な影響を与えていることは間違いないだろう。
そんなタニシさんの代表作であり、シリーズ累計は20万部を突破、映画化されれば興行収入23億円超を叩き出し「事故物件ブーム」を牽引し続ける、実録物件怪談『怖い間取り』の最新刊が発売中だ。
第3弾となる本書に記されているのは、著者が新たに借りた事故物件にまつわる怪談など、すべて書き下ろしの全50話。
今回はとくに一軒家にまつわる話が多く収録されていて、さらに「コロナ禍の孤独死」「マッチングアプリ」など、この時代ならではの生々しさを感じさせる怪談もたっぷり。もちろん今回も、恐怖の現場となった物件の間取り図面つきになっている。
ニタシさんの〝住みます〟生活がはじまったのは2012年で、なんと今年でもう10年目を迎えるのだそうだ。これまでに借りた事故物件は東京、大阪から沖縄まで実に15軒を数えるという。
これからも他の追随を許さない体当たりでどの物件からどんな恐怖を引き出してくれるのか、期待(と心配)がふくらむばかりだ。
『事故物件怪談 怖い間取り3』(松原タニシ著、1,400円+税、二見書房)https://www.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576220970
松原タニシが人を超えた存在を目指す!「松原タニシ超人化計画」がムーライブにて展開中。
webムー編集部
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