土地のマイナスエネルギーを緩和して運気改善!「ジオパシックストレス・ダウジング」入門/加藤展生
「ジオパシックストレス」とは「病める土地が人に与えるストレス」を意味し、近年では日本でも注目されつつある。 JSD日本ダウジング協会会長・加藤展生(のぶお)氏によれば、ジオパシックストレスは、地震や開
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講師:加藤展生(JSD日本ダウジング協会代表) 構成=高野勝久
高橋ヒロムがダウジングに挑戦! ロッドを使ってパワースポットを探し、ペンデュラムで自分とプロレスの運命を聞く。その結果は?
目次
——ダウジングの基礎理論をまなんだところで、いよいよ実践です!
加藤展生(日本ダウジング教会会長) ダウジングの器具もいろいろあるんですが、引き寄せ合うという理論にのっとって、まずは自分がひかれるものから使ってみます。ヒロムさんもトレーニングのマシンで合う合わないってありませんか? それと同じで、器具にも個人ごとの相性があるんです。そしたらまずは、子供のときに自作された経験もあるということで、Lロッドからはじめてみましょうか。
高橋ヒロム これ、屋外での遺跡調査につかうようなデカいやつですよ。自分が昔つくったのはちっちゃいもんでしたけど、これ自分のキャパにあってますかね?
加藤 あんな大きなレスラー投げ飛ばしてるくらいだから大丈夫です、やってみましょう!
Lロッドとは、金属の棒をL型にまげた「ダウジングといえば」なおなじみの器具。素材は真鍮、銅などさまざまで、大きさもハンディサイズから遺跡調査用の大型まで多岐にわたる。Lロッドを使うには、まずは体にロッドが開く、閉じるの感覚を覚えこませるところからスタートする。
加藤 その動きを覚えたら、次は「自分にとっていい場所がきたらサインをください」と念じながら歩いてみるんです。
ヒロム なるほど。でもここって地上15階のビルの一室ですよ。それに必ずしも心地いい場所があるとも限らないんじゃないですか……あれ? 今なんか動きましたよ! なんだろう? 開いた!
——初めて本格的なダウジングロッドを持ってから、5分もしないうちに反応をキャッチしていますね。特に部屋の角にあたる場所で何かネガティブなものを感じ取っていたようですが……。
ヒロム やっぱりここにくると閉じる。すごい…きてますよここ。
——体は何か感じてるんですか?
ヒロム いや、ロッドが自然に動いてる感じです。でもなんか寒気じゃないけど、いやあな感じはしますよここだけ。すごいですよ。いますよ、なんかここに。この角がやばいっすね。
加藤さんによると、地球にはグリッドラインといわれるエネルギーの線が走っていて、その交点によってパワーの強弱がうまれるそうだ。ヒロムさんはそのラインの交点を感じ取っているらしい。
続いてペンデュラム(振り子)という器具に持ち替え、人体からでるエネルギーを感じてみる。ペンデュラムは縦揺れ、横揺れ、回転など反応の違いでエネルギーを調べる器具で、ムー編集望月を実験台に、体のエネルギーが弱っているところを探してみようという実験。手をかざして悪い場所があるとペンデュラムが回転するというが……。
ヒロム ちょっと回んねえかなって思っちゃいますね(笑)。…ん? これは回ってるんじゃないですか? 胃のあたりですけど、大丈夫ですかね……あー、回ってる回ってる!
——まったく力も入れてないのに自然に回ってる!というヒロムさん。
加藤 内臓なのか骨なのか、あるいは心理的なチャクラからの反応なのかはこれだけだとわからないですが、場所的に胃のあたりだと、自尊心、決断力、判断力とかそういったメンタルのマイナスに反応しているのかもしれない。ここのチャクラにまつわる心身両面のことに注意すべし、ということですね。
——初めてのレクチャーながら、ヒロムさんは加藤さんが送るエネルギーまで感じるという。レッスン初日でそこまでわかるものですか?
加藤 人間も生き物なので、危険を察知するほうが能力的に長けてるんです。だからいいものより悪いもの、体なら病気を見つけるほうが得意なんですが、それにしてもヒロムさんは特別ですね。普通、初日でここまでできませんよ。半日かけてトレーニングして身につけるようなことが、いきなりできちゃっている。
ヒロム 経験があったからですかね、自作ダウジングの(笑)。いやーでもすごいなあ。
ヒロム ところでここはビルの15階ですけど、地上からエネルギーみたいなものがここまであがってきてるんですか?
加藤 基本的にはそうですね。アースグリッドと呼ばれるんですが、地球規模のエネルギーの網みたいなものがあって、それが交差する場所にいろいろ生じるといわれます。あとは人工物の電磁波が影響したり、人間の念が影響するということもあります。
ヒロム というと事故物件とかですか?
加藤 実は事故物件って、仮に事件が起きた場所だとしても一度きりのことですよね。それよりも生きている人間の呪いだとか、念のほうがずっと強いんですよ。だからこそダウジングではネガティブなパワーに注意して、できるかぎり悪いことを考えず、ポジティブにしていこうというんですが。
ヒロム 自分は言霊の力を信じてるんで、ポジティブシンキング、どんな悪い時でもいいことを口にするようにしてるんですが、ダウジング理論的にもそれは正解だったってことですね。
加藤 それは絶対にあります。そしてヒロムさんがポジティブなパワーを放つことで、試合を見にきた人もみんなポジティブになって、プロレス会場全体がパワースポットになる。それから、人間が祈ったり声を出す場所ってパワーがアップするといわれるんですよ。ということは……
ヒロム プロレス会場なんてすごいパワースポットじゃないですか! いいこといってくださいますねー(笑) 嬉しいですよ、自分の考えてたことは間違いじゃなかった。でもそうですよね、ポジティブって大事ですよね。
——実際に体験してみて、ヒロムさん的にダウジングのノウハウをプロレスにいかせそうですか?
ヒロム そうですねー、試合前にリング上でダウジングをして、悪い気を出してる場所に相手を誘い込むとか! いい場所に陣取ってロックアップしたら自分も力がでるかもしれない。でもその場合は対戦相手の足をちょっとずらしてやらないといけないですね。難しいな(笑)
でも、基本的にいいことを考えようという発想は、ダウジングも自分のプロレスも共通しているなと思いました。自分はたとえ悪い材料があってもいい方向にもっていくよう考えようと思っているので、そこは似ていますよね。
加藤 ダウジングというとオカルト的にとらえられがちですが、システムを構築したりと理論の世界なんです、本当は。なので、ビジネスに、恋愛にといろんなものに応用できると思いますよ。
じつは、ここまでヒロムさんが実践したのはダウジングのなかでも上級編。加藤さんによれば、ふつう数日かけて練習するようなことがいきなりできてしまったのだとか。というわけでここで初級編にもどり、机の上でハンディにできる「イエスノー」とよばれるダウジングにもチャレンジしてみることに。
イエスノーは、ペンデュラム(振り子)をもって「質問への答えがイエスなら右回り、ノーなら左回り」など念じながら反応を見るダウジング。反応はいろいろで、たとえばイエスが左回り、ノーが右回りなどでもいい。
自分の持っている振り子に問いかけるわけで、ひとりでこっくりさんをやっているようにも見えるが、加藤さんによると、この場合問いかけているのは通常の顕在意識の奥にある潜在意識、さらにその先にある「超意識」なのだそう。単純な自問自答とは異なるシステムなのだ。
振り子にイエスノーの答え方を覚えさせたら、今度は「私はXX歳ですか」「私は今XXに住んでいますか」などイエスノーの答えがはっきりでる質問をして、振り子の反応精度を確認する。チューニングがすんだら、いよいよ聞きたい質問を超意識にぶつけていくのだ。ヒロムさんが最初に聞いた質問は……
ヒロム 自分は、俳優はやるべきですか……これ質問がむずかしい!「俳優の仕事めっちゃほしいんだけどどうしたらいいですか?」じゃ答えが返ってこないですもんね。イエスノーで答えられる質問で、しかも今こんなに人に囲まれてる状態で聞かなきゃいけない(笑)
加藤 そうしたら、パーセンテージで聞いてみましょうか。このカードは角度が書かれている器具なんですが、質問のこたえをパーセントに対応する線上にゆらすことで確率を返してくれるんです。これだと、たとえば「俳優としての適性は何パーセントですか」というふうに質問ができます。
ヒロム なるほど。じゃあそれで、俳優として成功する確率は何パーセントですか?
……お!70ありますよ!70パーセント。いいんじゃないですか!
なかなか生々しい質問を次々重ねていくヒロムさん。
・最多防衛できる確率は……10%しかない、やばいな
・今年中にベルトを落としてしまう確率は……20%、これは大丈夫そう
・来年の契約の年俸が爆上がりする確率は……30%、低いなあ…
・三年以内に年俸1億までいける確率は……10%ですわ……
・今年のプロレス大賞、MVPを取れる確率は……おっ、これは70%、ここまでで一番高いですよ! ジュニアでMVPとった選手は初代タイガーマスクさんだけですからね、これはとりたい。70%、いい数字ですね!
あとは、ヒロムが地上波のCMに出られる確率は……おっ、30%ある、いいですよ。
じゃあ、これがきょう最後の質問です。新日本プロレスが今後ゴールデンで試合をできる確率は……おお、これが今日一番高い!80%近くありますよ。よかった、これはプロレスの未来明るいですね。
ーーわずかな時間ではありましたがかなりたっぷりダウジングに触れていただきました。体験してみて、いかがでしたか?
ヒロム ダウジングっていろんなことができて、いろんなことがわかっちゃうんですね。こんなにいろいろできると思わなかったです
加藤 ある意味では占いに近いんだけど、それを「見える化」して、論理化しているのがダウジングのわかりやすいところですね。ダウジングには神秘的な世界と、論理的な部分とふたつあるんですが、常に神秘と現実の両方をみつめながらバランスとって歩いていかないといけないんですよ。
——加藤さんからみてヒロムさんはダウジングに向いていましたか、どうでしょうか?
加藤 ヒロムさんはいきなり上級クラスのことができていましたね。論理的な説明をするとそれだけで1週間くらいかるので、そこを飛ばして実践から入ったんですが、それでもヒロムさんはできてましたね。やっぱりレスラーって、場の空気を感じる仕事じゃないですか。会場の空気を見て、相手の具合を察知して息を合わせて、という高難度の仕事を日常的にしていらっしゃる。
ヒロム レスラーは自然とダウジング的なことやってるんですね。
加藤 あとは適性です。今日のはじめに子供のころにLロッドを自作された話をきいて、これはできる人じゃないかな……とは思ってたんですが、やっぱりでした。ダウジングにすごく向いてますよヒロムさんは。きっと場所のネガティブなエネルギーをポジティブに整えるとか、そういうのも練習したらすぐできるようになると思いますね。
きっとそういう天性があるから、プロレスでも変幻自在に試合がつくれているんじゃないでしょうか。
取材協力=JSD日本ダウジング協会 https://dowsing.jp/
webムー編集部
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