巨大生物は食糧危機を救う!? 食糧にできそうな未確認動物UMA3選

関連キーワード:

    コオロギなど昆虫食が研究されているが、知られていないけど食糧になる生物はもっといるのでは…? 食べてみたいUMAを勝手に考察!

    食べてみたい未確認動物

     タンパク質クライシスなどから「コオロギ食」の導入も研究されている現在だが、未知動物、UMAの発見から飼育が進めば新しい食糧にできるのでは? 巨大で食べがいがありそうなUMAを勝手にランキング。とはいえ、UMAは発見すら稀な絶滅危惧種で毒性なども不明。捕獲しても勝手に食べてはいけないのだが……。

    第3位 クラーケン

     ノルウェーやデンマークなど北欧の海に伝わる伝説の巨大生物。最大全長2500メートルという大きさで、ちょっとした島のサイズ。独特のにおいをだして魚を集めて食べるらしい。
     巨大ウミヘビのような姿でも伝わっているが、イメージとしてはイカやタコ。とくに、その正体は巨大なダイオウイカだという指摘もある。もしダイオウイカの巨大個体なら食べることはできるのか? ダイオウイカはアンモニア臭がキツいらしいが、スルメ加工すると美味しく(?)いただけるとか。クラーケンで巨大スルメが作れるのかもしれない。

    1801年に描かれた巨大なタコ。クラーケのイメージ画となっている。
    1912年に描かれたクラーケン。フランス海軍の遭遇記録だという。巨大イカめしのようなビジュアル。

    第2位 オヨ・フリオ

     2006年にメキシコで目撃された空飛ぶイモムシ。推定体長は20から25メートル。
     イモムシも昆虫食では定番だが、この大きさなら供給源として頼もしい。空をゆったり飛んでいるので捕獲は簡単だろう。しかし、中身はスカスカかもしれない。
     だが、オヨ・フリオの目撃例は世界的にも数回。希少動物なので発見、捕獲、養殖などの実現性に課題はありそうだ。

    https://paranormal-strange.fandom.com/wiki/Hoyo_Julio

    第1位 太歳(たいさい)

     古代中国の地理書(ちりしょ)、つまり博物図鑑の「山海経」(せんがいきょう)や薬学書である「本草網目」(ほんぞうこうもく)に記録される謎の生命体。ゴムのような塊で地中を移動し、傷つけられても水につければもとどおり。しかも、食べると不老不死になるという伝説もあり、秦の始皇帝が探し求めたという。

     伝説の存在と思いきや、たとえば2005年9月の広東省では不思議な肉塊が発見され、太歳ではないかと中山(ちゅうざん)大学で研究対象として保管されているとか。また2015年の中国北東部の遼寧省でも農家が土に埋まっていた巨大な肉を発見したこともある。

    http://finance.people.com.cn/n1/2015/1229/c66323-27991574.html
    https://news.sina.com.cn/s/p/2005-07-27/12407339081.shtml

     どうやら粘菌の一種で、古くから漢方で使われていたり、実際、食べるとおいしい…らしい。不老不死はともかく、太歳は食べるUMAとしてもっとも期待できるのではないか? もっとも、未知のキノコは食べてはダメ、絶対!

    動画での解説はこちら

    webムー編集部

    関連記事

    おすすめ記事