愛媛の「鏡と鍋のカケラ」飛来伝説の再現か!? 30年前に撮影されたUFO写真と地域伝承が一致
30年前に偶然撮影された一枚のUFO写真。再調査でその神秘性を裏付けるかのような地域伝承を発見した。撮影者へのインタビューと現地取材をもとに、愛媛UFO事件の記憶と新たな事実に迫る。
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超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は〝7つの超古代文明〟に選定したなかから南極とアガルタを紹介します。
ロシアのヴォストーク南極観測基地近く、深さ約4キロメートルの位置に、幅約40キロ、長さ約250キロにおよぶ巨大な地底湖――ヴォストーク湖がある。最深部は約800メートル、総面積は約1万4000平方キロ。
2001年4月、ロシアの監視衛星が撮影した画像の解析により、この地底湖に人工構造物あるいは人工装置が眠っている可能性が高まった。ほどなくして、基地の近くで異常な地磁気の乱れが発生した。そしてその原因が、湖底の人工物にあるとする説が提唱されている。

さらに2016年年5月、アメリカの考古学者・冒険家のジョナサン・グレイは、かつてアメリカの某テレビ局の取材クルーが南極に巨大遺跡が存在するとの証拠を入手、ビデオテープに収めていた、と指摘した。この取材クルーは2002年11月以降、消息不明となっている。
だが、ビデオテープはヴォストーク基地の西にある放棄された資材置き場で、カメラに入ったまま発見された。テープには遺跡とそこで発見された異星人の超技術を用いた機器の存在を示唆する映像が残されていたという。
この巨大遺跡=ヴォストーク湖底遺跡かどうかは不明だが、実は南極は超古代文明の痕跡の宝庫であり、数々の奇妙な構造物が発見されている。中でも最近の注目は、グーグルアースによって暴かれたものだ。画像を見た多くの人々がUFO地下基地への入り口を連想した洞窟だ。屋根らしきものを備えた幅約42メートルの入り口は、確かにUFOが出入りするに十分な広さだ。さらに同様の洞窟が別の地点でも発見されている。こちらは幅約150メートル、高さ約37メートル。先の洞窟とは数キロ離れた位置にある。このふたつは地下でリンクしているといわれる。となると、本当に地下にUFO基地が存在する可能性は否定できない。


かつてナチス・ドイツが南極に基地を造ってUFOの研究をしたといわれるが、もしかしたらこの謎の基地を利用したのかもしれない。
南極とともに、ナチス・ドイツが熱心に調査を行なったことでも知られるのが、中央アジアのどこかに存在するといわれる幻の地底王国「アガルタ」だ。その内部は複雑なトンネル状で、地球上の各地につながっているという。首都シャンバラは中央に金銀や宝石で飾られた宮殿があり、夢のような楽園だとか。宮殿の放つ水晶パワーに満ちたシャンバラは、慈愛と平和に包まれている。
アガルタはすべての面で地上世界を凌駕している。人々の知性は高く、寿命も長い。彼らは優れた精神文化を築き、超能力を身につけた。それはときに生物の運命を左右したり、未来の出来事を見通す力であったりする。科学技術も、地上の人間の想像もつかぬ技術を有していた。地底世界には人工太陽があり、アガルタのエネルギーとなっていた。
トンネルから地上に出るとき、人々は円盤形の飛行艇を駆使した。これらが地下の空洞から離発着するとき地上の人間に目撃され、UFOと騒がれもした。こうした空洞は、中国・チベット自治区や南アメリカのアンデス地方に多いという。
なお、アガルタへの入り口は、チベット自治区の区都ラサにあるポタラ宮殿に存在するという。その入り口は、ラマ僧らによって厳重に管理されている。13階建てで部屋数1000を超し、ほとんど内部が公開されることのないこの超巨大宮殿には、アガルタにつながるといわれても不思議ではない雰囲気が漂う。

ちなみに、アガルタは20世紀初め、神秘主義者たちによって探索されている。ロシアの画家ニコライ・レーリッヒもそのひとりだ。彼は1925年から5年半にわたり、中央アジアを放浪、入り口は発見できなかったが、彼の旅日記や手記は、多くの探検家の情熱をかきたてた。

最近も2015年に、元CIA(アメリカ中央情報局)職員エドワード・スノーデンが、極秘情報として地底人の存在を示唆している。

並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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