ダ・ヴィンチの黙示録大予言/MUTube&特集紹介  2026年10月号

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    天才画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画は多くの謎に満ちている。その謎についてさまざまな説が唱えられているが、ここに新しい説が登場した。この記事を三上編集長がMUTubeで解説。

    ダ・ヴィンチの絵画には暗号が隠されている!

    「レオナルド・ダ・ヴィンチの絵には大災害と人類滅亡の預言が隠されている」。そう語ったのは、ヴァチカン秘密文書館の客員研究員としての勤務経験があり、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などでダ・ヴィンチの手稿を研究したサブリナ・スフォルツァ・ガリツィア氏だ。
     彼女は「最後の晩餐」のイエスの頭上にある半円形の窓(ルネット)に、数学的・天文学的な暗号(星座やラテン語の24文字を24時間に当てはめたコードなど)が隠されていると主張。その暗号を読み解いたところ、4006年3月21日に世界的な大洪水が始まり、同年11月1日に人類は終わりを迎えると預言されていると発表した。
     ダ・ヴィンチは、50代後半から67歳で亡くなるまでの最晩年に、世界の終わりを思わせる凄まじい大洪水のスケッチを何枚も残している。大洪水が起きたとき、どのように空が曇り、山が崩れ、人間がパニックに陥るかを恐ろしいほど具体的な文章で書き残し、絵だけでなく、文字でもその光景を克明に描写している。
     このことから、ガリツィア氏が公表したダ・ヴィンチの「大洪水による人類滅亡預言説」がトンデモ論ではないという意見もある。しかし、彼女はこの説の発表後、現在に至るまでいっさい、暗号解読の詳細を公にしておらず、いまだに多くが謎に包まれている。おそらく、ヴァチカンに止められているのだろう。
     もし、本当にダ・ヴィンチが大洪水と人類滅亡を預言していたとしても、預言の日は4006年なので、21世紀を生きるわれわれにはまだまだ遠い未来の話だと思うかもしれない、だが、ガリツィア氏の暗号解読が間違っていれば、すぐの未来の可能性もある。
     では、いつ大災害が訪れるのか? そして、そもそもダ・ヴィンチの絵は何を隠しているのか?
     このように世界中の研究者がダ・ヴィンチの絵画の謎を解こうとしているが、彼の描く絵にはひとつの共通点があることに、まだだれも気づいていない。その共通点とは信仰だ。それもキリスト教への信仰心ではない。
     彼のキリスト教の宗教的な絵画は、われわれに見せる表の姿でしかなく、裏に潜む部分はたったひとつの信仰で貫かれている。その信仰こそが、ヴァチカンを含めたキリスト教の権力者たちが1000年以上もの間隠しつづけてきた禁忌であり、預言となりうるものなのだ。
     では、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」だけでなく、「モナ・リザ」の真実を解読していくために、まずは絵画の裏側に潜む〝とある信仰〟の話をしよう。

    秘密の鍵を握るキリスト磔刑の最古の絵

    ダ・ヴィンチやヴァチカンが隠しつづけた信仰対象は人間でも神でもない。その姿は古代ローマの遺跡に刻まれている。それが「アレクサメノスの掻き絵」だ。
     この絵には犬のような顔と人の体を持つ存在が十字架にかけられ、その左に手を上げて眺めているひとりの男が描かれている。一見すると、ヘンテコな絵に見えるが、この「アレクサメノスの掻き絵」は現存する最古の磔刑を表した絵である。つまり、この絵の前にキリストの磔刑の絵は存在しない。
     一般的に、この絵はロバを崇拝していた初期のキリスト教徒をあざわらうために描かれたとされているが、真実はそうではない。この絵は、33歳のイエス・キリストが十字架にかけられたとする西暦34年の北天の星座と星々をもとに描かれたものだ。詳細は割愛するが、掻き絵の左側で手を上げている男は現在の大熊座で表すことができ、十字架にかけられた犬顔の存在も、北天を中心とした星々と星座で完全に表すことができる。
    「アレクサメノスの掻き絵」の土台となったこのタイミングの北天の星座こそが、ヴァチカンが隠しつづけてきた本当の信仰対象なのだ。
     信じられないかもしれないが、キリストの磔刑のシーンを描いた絵画はこの北天の星座を土台にしている。その証拠の要点だけをまとめると、
    ◆キリストの顔と星座の顔の向きが一致している
    ◆キリストの血が垂れる荊の冠と反対を向いた冠座が一致する
    ◆キリストの磔刑の場所であるゴルゴタの丘(骸骨の丘)と一等星カペラの語源が一致する
    ◆3人のマリアと磔刑の日(西暦34年4月3日)の双子座と金星の位置が一致する
    ◆ロンギヌスの槍の兵士と大熊座が一致する
    ◆十字架の下部に抱きつく女性とキリン座の位置が一致する
     などである。この詳細を知りたい方は、筆者の著書『ダ・ヴィンチ解体新書』を読んでいただきたい。
     これらの偶然では片づけられないほどの証拠から、キリストの磔刑は北天の星々をもとに描かれているのは確実だ。そして、ヴァチカンはキリストという存在が、十字架が浮かぶ北天の星座だという秘密を今もなお隠しつづけている。そして、それはダ・ヴィンチも同じだ。
     では、これからダ・ヴィンチが北天の星座を土台に絵画を描いたとする世界初の説を披露し、最後にダ・ヴィンチの終末預言の可能性を考察しよう。

    (文=岡本佳之)

    続きは本誌(電子版)で。
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    webムー編集部

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