ギザの地下には「第2のスフィンクス」が眠っている! 石碑を研究者が解析、古代エジプト驚愕の新発見か

文=webムー編集部

    3000年以上も隠され続けてきた「第2のスフィンクス」をついに発見か!? 古代エジプト人が残した「夢の碑文」を手掛かりに、衝撃の新事実が判明!

    「古代文明の守護者」に双子の兄弟がいた?

     エジプト・ギザのスフィンクス。ピラミッドと並ぶ古代エジプト文明の代表的な建造物だが、そのスフィンクスには双子の兄弟がいるかもしれないとの情報が飛び込んできた。謎の巨大施設とともに砂漠の地下に眠っているという。今回は、最新の科学技術を用いた調査結果が示す「第2のスフィンクス」について紹介しよう。

    スフィンクス 画像は「Wikipedia」より引用

    「夢の碑文」と呼ばれる碑文石がある。紀元前1401年ごろ、古代エジプト第18王朝のファラオであるトトメス4世によって建立されたものだ。石碑には2体のスフィンクスが描かれており、とある博士がこれを単なる図案などではなく、実際のスフィンクスの配置を示すものではないかと考えた。

    夢の碑文。2体のスフィンクスが刻まれている。 画像は「Wikimedia Commons」より引用

     その博士の名は、フィリッポ・ビオンディ氏。昨年、ギザのピラミッドの地下に巨大構造物が存在すると主張して世界を騒然とさせたイタリアの研究者だ。「発表には非常に自信を持っています。確信度は約80%です」。人気ポッドキャスト番組『Limitless』に出演したビオンディ氏は、「第2のスフィンクス」の存在についてそう胸を張った。

     番組の中で、同氏は「鏡像参照線」を見出したと語った。まずはカフラー王のピラミッドから、現存するスフィンクスへと線を引く。次に、その線をクフ王の大ピラミッドを拠点に鏡像として反転させる。その線の先が指し示す地点に、「第2のスフィンクス」が埋もれているというのだ。

    画像は「Daily Mail」より引用

     その根拠も示されている。ビオンディ氏らのチームは微細な地表の振動を検知できる衛星レーダー技術を用い、現地のスキャニング調査をおこなった。そして、データの分析結果から砂の下に巨大構造物の存在が示唆されたが、まさにその場所こそが「鏡像参照線」によって導き出された「第2のスフィンクス」が眠る地だったというのだ。該当する地表が盛り上がっており、小高い丘のようになっているのもそのためではないかと同氏は考えている。

    画像は「Daily Mail」より引用

    新事実が次々と明らかになる古代エジプト

     現存するスフィンクス周辺の調査では、地下に謎のシャフトや部屋、通路などの存在が確認されている。いずれも「第2のスフィンクス」と思しき地下構造物のスキャン画像と驚くほど類似しているだけでなく、さらに広大な複合施設が存在する可能性もあるという。「第2のスフィンクス」とともに、「ギザ台地の全域にわたり非常に巨大な構造物が存在するのかもしれません」とビオンディ氏は付け加えているすべきではないことが。

    画像は「Daily Mail」より引用

     実は、ギザの地下に「第2のスフィンクス」が埋もれている可能性を指摘したのは、ビオンディ氏のチームが初めてではない。エジプト学者のバッサム・エル・シャマー氏が10年以上前に同様の説を提唱したが、当時のエジプト文化財相に一蹴されている。しかし今回、ビオンディ氏の調査によってその説が決して軽視できないと判明した形だ。

     科学技術の進歩は目覚ましい。これからも最新機器を用いた測定で次々と知られざる事実が判明していくことだろう。すでに今後の調査計画の策定を開始しているビオンディ氏のチーム。「第2のスフィンクス」が長い眠りから覚め、その全貌がわたしたちの前に現れる時を楽しみに待ちたい。

    【参考】
    https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-15681329/second-sphinx-egypt-giza-plateau.html

    webムー編集部

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