人類のDNAにエイリアンによる遺伝子操作の痕跡!? 大規模研究で判明したハイブリッドの存在と地球侵略の実態
人類のDNAは今、エイリアンのDNAに侵されている!? 科学者が提唱した「エイリアンによる遺伝子操作」の可能性、その真偽やいかに――!?
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人類共通の“故郷”はアフリカとされるが、そこに疑問の余地はないのか? ある考古学者によれば、オーストラリアの遺跡の存在が「アフリカ単一起源説」に疑問を投げかけているという。
現生人類の祖先は20万~30万年前にアフリカで誕生し、約6万~5万年前から世界中に伝播していったとする「アフリカ単一起源説」。遺伝子研究の裏付けもあり、現在の定説となっている。
それ以前の12万5千年前頃にも出アフリカがあり、さらに古い約18万年前にも出アフリカの痕跡が見つかっているが、これらの初期の出アフリカはメジャーな動きにはならず、一時的なものであった可能性が高いとされる。
しかし、考古学者で人気ユーチューバーのステファン・ミロ氏が最近の動画で、世界中の数多くの考古学遺跡の年代測定が正確だとすれば、当時の人類は北や西へ行くよりも東へ行くことを好んでいたように思えると指摘している。
ミロ氏は自分の主張を説明するため、オーストラリア南西部にあるデビルス・レイヤー洞窟とブルガリアにあるバチョキロ洞窟の2つの遺跡を取り上げている。デビルズ・レイヤー洞窟は、(木炭の放射性炭素年代測定によると)約4万8000年前に人間が居住していたと推測されている。また、ヨーロッパ最古の遺跡の一つであるバチョキロ洞窟は、約4万5000年前のものである。
ミロ氏は、アフリカを出た現生人類が(地中海周辺を出発点にして)2138キロ離れたバチョキロ洞窟に到達する前に、どうやって1万6500キロも離れたデビルズ・レイヤー洞窟までたどり着いたのかと疑問を呈している。
「そんなことが可能なのでしょうか? (北に)2000キロも進む前に、どうして(東に)1万6000キロも進めたのか、奇妙だと思いませんか? 歴史が間違っていると言っているわけではありませんが、大きな謎です」(ミロ氏)
ステファン・ミロ氏は陰謀論者ではなく、むしろ似非考古学を反駁する動画を数多く制作している。しかし、この歴史的な例外的現象については、彼自身も困惑しているようだ。それでも彼は、関連する考古学文献から見つけた3つの解決策を提示している。
1 当時のヨーロッパにおけるネアンデルタール人の存在が「なんらかの形で現生人類の拡大を数千年にわたって阻んだ」可能性。つまり、その土地には既に人が住んでおり、新たな移住者にとって敵対的な環境だったのかもしれない。
2 「アフリカ起源」という説が間違っており、現生人類の原住民は実際には中東、あるいはインド方面に住んでいた可能性。
3 現生人類はヨーロッパの寒冷地に向かうことにそれほど乗り気ではなく、「オーストラリアにたどり着くまでは、ただ温暖な海岸線に沿って移動しただけだった」可能性。
しかしながらミロ氏自身、これらの説明のいずれにも納得していないようだ。
「彼らが最初にどこに到達したかはさておき、非常に興味深いのは、当時の人類がどれだけのスピードで拡大したかということです。文化的に何かが起こっていたのだと思います。彼らはまさに拡張思考を育んだのです。遺伝学的証拠から見て、ここ(デビルズ・レイヤー洞窟)にいた人類はおそらく200人ほどの小さなコミュニティでした。彼ら全員が生活できる十分な空間があったはずです。これほどまでに人間が少ない世界を想像するのは、私たちにとって非常に難しいことです」(ミロ氏)
「それでも人類は拡大し続けました。私たちが特定の時期に起こった移住者の子孫であることは、あらゆる遺伝学的証拠が示唆しています。私たちは本当にあっという間に世界を埋め尽くしてきたのです。しかし、これはただ奇妙だと思いませんか?」(ミロ氏)
YouTube動画のコメント欄には、多くの人がこの謎について独自の仮説を投稿しているが、中でも最も人気を集めたのは「最初の人類は太陽が昇り続ける場所を見たかったので、東へ進み続けたのではないか」というシンプルな見解である。
まさに、“日出づる国”を目指して我々の祖先は東に向かって移動したのだろうか? 遺伝学的証拠がある以上、「アフリカ単一起源説」はそう簡単に覆されることはないが、先祖のグループが一定期間定住したが未だ発見されていない場所はまだほかにもありそうだ。初期人類の“足取り”を追うためにも、新たな遺跡の発見が期待される。
【参考】
https://www.dailygrail.com/2025/10/the-strange-mystery-lingering-behind-the-out-of-africa-theory/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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