高まる小惑星“月衝突”の恐れ、トカラ群発地震と南海トラフ地震の関係、ほか今週のムー的ミステリーニュース!

文=webムー編集部

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    7月4~7月10日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!

    トカラ列島群発地震と南海トラフ地震

     鹿児島県トカラ列島で群発地震が続いている。SNSでは7月5日に大災害が発生するいう予言が広まり、当日には悪石島で震度5強の地震が発生したが、気象庁の海老田綾貴・地震津波監視課長は同日記者会見を行い、予言とは関係ないと強調した。他方、7日には南海トラフ地震発生の可能性について評価する気象庁の有識者検討会が開催され、トカラ列島の地震と南海トラフ地震の発生は無関係であると発表している。5日付夕刊各紙、および8日付朝刊各紙に関連記事。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250707/k10014856371000.html

    「心霊スポット巡礼タクシー」今年も

    画像は「三和交通」より引用

     7月6日付『産経新聞』東京版朝刊は、「幽霊が電話をかけてくる!?」と題した記事で、横浜市の三和交通が平成27年から開催している心霊スポット巡礼ツアーを紹介。同社の吉川永一社長の発案で、乗務員が普段車を走らせる中で怖いと感じた場所を、夜通し8時間かけて回る。記者の体験ツアーは3時間で人魂の目撃が絶えない神社、引っ越してきた人の不幸が続くという住宅街の一角、首なしライダーが走る路地などを回った後、幽霊が電話をかけてくるという電話ボックスのある公園が終点。

    https://www.sanwakoutsu.co.jp/special/shinrei

    元祖・幽霊画

    円山応挙の幽霊画 画像は「久渡寺」より引用

     7月9日付『朝日新聞』夕刊「恐演、応挙と現代作家の幽霊」は、絵師・円山応挙(1733~95)が描いた幽霊画の公開イベントについて報じた。問題の幽霊画は、弘前藩の家老・森岡主膳元徳(もりおかしゅぜんもとのり)が死んだ正妻や妾の姿を描かせたもので、毎年6月13日頃(旧暦5月18日)に青森県弘前市の久渡寺で1時間だけ公開される。円山応挙は、幽霊に足がないという観念を定着させた絵師として知られる。今年は、地元の絵師と漫画家の新作幽霊画2点も同時に公開された。

    https://www.asahi.com/articles/DA3S16253487.html

    高まる小惑星衝突の恐れ

     アメリカ航空宇宙局(NASA)は、小惑星「2024YR4」が月に衝突する確率が4.3%に上昇したと発表した。この小惑星は昨年12月に発見され、一時は地球に衝突する可能性も指摘されていたが否定されている。しかしNASAは4月になって、3.8%の確率で月に衝突するとしていた。衝突は2032年12月22日と予測され、月に衝突した場合、月から大量の物質が飛散し、地球を周回する人工衛星に被害を与える可能性がある。7月4日付『読売新聞』夕刊「2032年 月に小惑星衝突?」に関連記事。

    https://www.yomiuri.co.jp/science/20250704-OYT1T50056

    土星の衛星、続々発見

    土星 画像は「Wikipedia」より引用

     国際天文学連合小惑星センター(MPC)は、土星に新たな衛星が128個見つかったことを小惑星電子回報で公表した。これは、台湾中央研究院・天文及天文物理学研究所のチームが2019~21年にかけてハワイの望遠鏡で観測し、さらに2023年にも追加観測を行って計128個の土星の新しい衛星を発見したことによるもので、土星の衛星の総数は274となった。7月8日付『朝日新聞』朝刊「衛星数1位の土星 さらに128個」に関連記事。

    https://www.asahi.com/articles/DA3S16252067.html

    webムー編集部

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