見るべきは右手か左手か?手に刻まれた幸せへの近道を読む/秋山眞人の「サイキック開運手相術」 第1回
日本を代表するサイキックのひとり、秋山眞人さん。10代から手相学を学びはじめたそうです。古今の文献を精読し、国内外の成功者や著名人の手相を観察するなかで、さまざまなメソッドの妥当性を検証し、開運に役立
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文・マンガ=辛酸なめ子 協力=鴻都希(占いサロンチャンス)
ホテルマンから夜の街まで、さまざまな職業を体験して占い師になった鴻都希(おおとり・つき)さんは、日本で唯一という「手相マッサージ占い」の使い手。痛キモチいいマッサージによって心身がリラックスし、手もふっくらとしてリーディングがしやすくなるとのこと。辛酸さんがプライベートなことをズバリと当てられる場面も!
東京・高円寺の隠れ家的スポット「占いサロンチャンス」で人気の占い師、鴻都希さん。「手相マッサージ占い」という珍しいセッションを提供しています。もともとはプロのセラピストだったそうで、マッサージの腕には定評があります。
「手相って手のひらだけを見ると思われがちですが、人相も立ち居ふるまいも一緒に見るんです。椅子に座ったときの感じで元気がないな、とか」
都希さんに「疲れぎみ」と第一印象をいわれて、まさにそのとおりでした。人相で要注意の顔についてうかがうと……。
「笑ったときに、まりもっこり(北海道のマスコットキャラクター)みたいな目になる人。他人から見ていい笑い方をしようとしていて、人の目を気にしています。あと、そういう人はエロいことが好きですね」
手相では、どんなところに注意したらよいのでしょう。
「お相手の手相を見て、自分との相性を考えることは大切です。たとえば第1火星丘(人差し指と親指の間の隆起)がもっこりしている人は、松岡修造系の熱いタイプ。そういうタイプが苦手なら、距離を置くべきかも」
都希さんによれば、手相は日々変化するとのこと。また、手のひらの色から健康状態がわかり、色の濁った部分に対応する臓器が弱っていることもあるとか。指全体を反らせたり、肘近くのツボを押したりするセルフケアを教えていただきました。
「疲れていると悪いことばかりに目が向いてしまいますが、体を整えると、悩んでいたことがどうでもよくなることがけっこうあります」
体調がよくなると、よいことに目が向いて運気アップするという法則が。実際、マッサージを受けた前後の写真を見くらべると、ツヤが増していました。
でも、マッサージで気持ちよくなっていたら、小指の下の線が雑然としているから部屋が片づいていないのでは、と指摘されてドッキリ。
それから部屋を少し整理して、段ボール3箱分の本を売りました。小指の下を見たら、気のせいか線が間引かれて少なくなったような……。手相に鼓舞されつつ、しばらくは断捨離に励んで、よい運を引き寄せたいです。
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
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