クラゲ型UFOか、フライング・ヒューマノイドか!? イラク上空に現れた謎の飛行物体に戦慄広がる

文=webムー編集部

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    イラクに現れた奇怪な飛行物体──。その正体をめぐり活発な議論が交わされている。2018年に米軍基地上空に現れたクラゲ型UFOの再来なのか!?

    風の影響を受けず水平移動を続ける物体

     以前からUFOの目撃情報が何度も報じられているイラク。(古今東西の戦場にUFOが飛来しているが)この国が幾度となく悲惨な戦禍に晒されてきたことと関係があるのだろうか。そして今度は、北部サラディン県の上空にヒューマノイド型UFOが出現した。動画に記録された奇妙な姿からクラゲ型UFOだと指摘する声もあり、SNS上で大きな注目を集めている。

     海外サイト「UFO Sightings Daily」によると、サラディン上空に未確認飛行物体が現れたのは3月20日のこと。共有された映像には、画面右手から左手に向かって郊外上空を移動する様子が捉えられており、カメラがズームすると黒い人影のような姿をしていることがわかる。時折、建物の影に隠れるタイミングもあるが、物体を追い続けるカメラのスピードから考えて、一定の速度で飛行しているのだろう。

     結局のところ映像では、物体がその後どのような航跡をたどったのかは確認できない。物体まで距離があるためはっきりした形状も掴めず、建物など周囲の景観と比較するとそれほど大きくもないようだ。

    直立姿勢で空を飛んでいるヒューマノイドのように見える 画像は「UFO Sightings Daily」より引用

     ちなみに、映像終盤では風に揺れる街路樹も映りこんでいる。枝葉の揺らぎから物体の移動方向と同じく、風は画面右から左に向かって吹いている様子だ。単純に考えれば風に舞ったビニール袋などの飛散物に見えるかもしれないが、不規則に吹く風に対して物体は一定の速度を保っており、上下することなく水平移動している点が実に奇妙だ。

     シルエットだけを見ると、ヒューマノイド型UFO説も頷ける。まるでバックパック(飛行装置)を背負った人間のようにも見えるが、これだけ騒動になっていれば名乗りを上げる人がいてもおかしくはないだろう。どこから現れ、どこに去っていったのか。目的も含め、謎は深まるばかりだ。

    米軍基地上空で確認された「クラゲ型UFO」と共通点

     今回の映像について、UFO研究家のスコット・ワリング氏は「ある角度から見ると人間のように見える」としつつ、「ビデオを注意深く見ると、2018年に確認されたUFOと類似点があることにすぐに気づくだろう」とも指摘している。ワリング氏の言葉にあるのは、米軍が撮影したとされる「クラゲ型UFO」のことで、2024年に流出した映像に捉えられていたUFOと確かにシルエットがよく似ている。

     映像に記録されたUFOはクラゲ型という表現に相応しく、触腕のようなものが数本垂れ下がっており、やがて湖に着水してそのまま潜水。17分後に再浮上し、カメラの追跡能力を超えるスピードで消え去ったそうだ。そして忘れてはならないのは、この映像が当時イラクに駐留していた米軍・統合作戦司令部上空で撮影されたという点だ。

     かつて米軍が捕捉したクラゲ型UFOと、今回の謎の飛行物体。国民が知る由もない極秘計画が、イラクで密かに進行しているのだろうか……。

    【参考】
    https://www.ufosightingsdaily.com/2025/03/new-jellyfish-ufo-in-iraq-march-2025.html

    webムー編集部

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