推定全長200キロメートル超! 月面を飛ぶ超巨大UFO飛行物体/並木伸一郎・月の都市伝説
月には異星人の基地がある! 月面で発見された未確認飛行物体や巨大構造物の正体とは? アポロ計画を通じて人類は異星文明と接触していた? などなど、〝月をめぐる都市伝説〟の数々をご案内! 今回は月面で撮影
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2月21〜27日にかけて世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
2月27日付『日経新聞』朝刊「幻のニホンオオカミ探索」では、「ニホンオオカミを探す会」の八木博会長が登場。ニホンオオカミは1905年をもって絶滅したとされるが、八木博は19歳の時に新潟県苗場山で遠吠えを聞き、1996年にはそれらしき個体を撮影している。記事ではニホンオオカミは外見でイヌと区別するのは難しいと述べるが、2月23日付『東京新聞』朝刊「シルマナブ」でも、イヌはニホンオオカミと共通の先祖を持つことを解説している。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86973490W5A220C2BC8000/
2月24日付『読売新聞』朝刊「サイエンスReport」によれば、ここ4年にわたり能登半島では前例がないような地震活動が観測されている。地震活動は2020年12月から活発化しており、今年1月末までに2641回観測されている上、2022年6月に震度6弱、2023年5月に震度6強の地震が起き、2024年に能登半島地震が起こるなど、M6クラスが何度も発生した例はないという。原因として、能登半島の地下に謎の「流体」が存在する可能性が指摘されている。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20250223-OYT8T50097/
2月24日、NHK Eテレで放映された「木村多江の今さらですが…」は、「縄文時代~DNAと考古学から見た最前線~」と題し、最新の縄文研究の成果を紹介。解説で登場した篠田謙一国立科学博物館館長は、DNAからみた日本人の形成について語る。沖縄の石垣島で発見された旧石器時代の白保人のゲノムと縄文人のゲノムを比べると、縄文人のゲノムには6割ほど白保人のゲノムが含まれるが、他の4割は北方民族に由来するものだという。弥生時代になると大陸から移住してきた民族と混合が始まるが、このプロセスは中世まで続いたという。今でもアイヌの人たちは7割、琉球列島の住民は3割ほど縄文人のゲノムを持つという。
https://www.nhk.jp/p/ts/4J9V6VZY6M/episode/te/PG11WYZQ6N/
小惑星「2024 PT5」は昨年9月末から2か月間地球を周回する軌道に入り、一時的に「第2の月」(あるいは「ミニムーン」)となっていたが、2月21日付『朝日新聞』夕刊「『第2の月』故郷は月」によれば、この小惑星は月から分離したものではないかという説が発表された。米ローウェル天文台セオドア・カレタ博士が望遠鏡でこの小惑星を観測したところ、岩石の反射光のパターンが、アポロ計画でもたらされた月の石とほぼ一致したという。月由来の小惑星は他にも発見されている。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16154981.html
2月23日付『日経新聞』は、南極の昭和基地とアイスランドでオーロラを同時観測する研究について解説。オーロラを起こす電子は地球の磁力線に沿って運動しており、カーテン状のオーロラの縦縞は地球の磁力線の方向を表している。そこで同じひとつの磁力線が結ぶ東西の特定地点「地磁気共投点」では鏡像のようなオーロラが生じるという仮説があった。南極とアイスランドはその関係にあり、40年間観測が行われてきたが、その結果、似たようなオーロラが発生することは非常に珍しかったという。オーロラの形状は南北の磁気だけでなく、大気の状態の違いなどで変化すると考えられる。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86918790S5A220C2TYC000/
2月24日付『読売新聞』朝刊「星空の下で」は、同社天文班が撮影した月面のX字の写真を紹介。これは2024年に最初に注目され「月面X」、あるいはヴェルナークレーターの隣で見られるので「ヴェルナーX」とも呼ばれるが、直径58~118キロの、隣接する3つのクレーターの縁が太陽光の加減でこのよう見えるものだという。見えるのは年に数回で、鮮明に見られるのは1時間程度。
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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