超能力者ユリ・ゲラーを日本に招きスプーン曲げブームを巻き起こした!/UFOディレクター矢追純一(1)
テレビがまだ娯楽の中心だった1970〜1980年代。UFOや超能力、ネッシーなどを紹介し、全国に一大ブームを起こした男がいた! 彼の名は、矢追純一。その後の日本人の意識を大きく変えた、伝説のテレビ・デ
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10月25日~31日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
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11月1日付「毎日新聞」夕刊「英国のUFO文書を追う(下)」は、ミステリー・サークル関連の公文書について述べる。1985年当時の軍の文書は「合理的な説明ができない」と記しているが、現在は大部分が人為的に作られたと考えられている。この種の現象は1590年から記録されており、第二次世界大戦中イギリス政府は、ナチスのスパイがミステリー・サークルでドイツにメッセージを送っていると疑っていたことも紹介。
英国のUFO文書を追う:/下 麦畑にサークル「説明できない」 ミステリー? 今は昔 | 毎日新聞
11月6日放映の「ノンストップ」(フジテレビ)は、10月27日付のイギリス紙『デイリー・メール』の報道を引用する形で、MRI検査の結果ユリ・ゲラーの超能力の秘密が明らかになったと紹介。MRI検査の結果、ユリ・ゲラーの脳に、普通の人にはない黒い影が発見された。ゲラー本人によればそれは宇宙人にインプラントされたもので、6歳の時遊んでいて、直径3メートルの球体から光線を額に浴びせられ、それから超能力を発揮し始めたという。川崎中央クリニックの市村真也院長によれば、この場所は後頭葉と頭頂葉の中間にあり、現代の技術ではこの場所に何かをインプラントすることは不可能だという。
Uri Geller claims he’s discovered the reason for his ‘psychic powers’ after undergoing a brain scan (and insists ‘aliens’ are to thank) | Daily Mail Online
11月2日付『読売新聞』朝刊「リスク点描」は、地球が平らと信じる「フラット・アーサーズ」について紹介する。2017年にノースカロライナ州で「フラット・アース国際会議」が開かれた際には約500人が集まるなど、地球平坦説はアメリカである程度の支持を集めている。こうした人たちを研究するアリゾナ州立大学アシュリー・ランドラム博士によれば、自分たちは論理的だと考える傾向が強く、自分の目で見た地球が平らだと主張する。他方アポロ計画がでっち上げとするなど陰謀論にも親和性が高い。
11月4日付『毎日新聞』朝刊の連載記事「旅・いろいろ地球人」では、国立民族学博物館島村一平教授が、モンゴル人の転生観を紹介。多くのモンゴル人は輪廻転生を信じており、人が死ぬとラマ僧が呼ばれ、まず占星術で葬り方を占う。また親族は生まれ変わりの目印として、遺体のどこかに印をつける。島村教授は、亡くなった女性の弟に息子が生まれ、印をつけた場所にホクロがあったので転生者とされたが、翌年妹が生まれるとやはり同じ場所にホクロがあったという事例に遭遇したと述べる。結局魂が2つに分かれたのだと結論され、2人とも転生者に認められたという。
旅・いろいろ地球人:モンゴル人と輪廻転生 未来志向のグリーフケア | 毎日新聞
11月5日付『毎日新聞』夕刊「『吸血鬼』疑い復活恐れ首に鎌」は、ポーランドで発見された、吸血鬼と疑われたらしい遺体の研究について紹介。この遺体は17世紀の女性のもので、2022年に発見されたときは首の上に鎌が置かれ、左脚も器具で固定されていた。研究を続けるニコラウス・コペルニクス大学のダリウス・ポリンスキ教授らは、吸血鬼と疑われて墓から復活することを恐れたのではないかとする。同じ墓地には他にも30ほどの墓から拘束器具の痕跡が見つかっており、「吸血鬼の野原」と呼ばれている。
吸血鬼と疑われた東欧女性 遺体の「復活」恐れた人々がしたことは
11月6日付『朝日新聞』夕刊「柱の年代なぜ700年も違う」は、大阪の池上曽根遺跡に使用された木製の柱の年代測定の結果を紹介。1990年代に柱の一本を測定し、紀元前52年という結果を得ていたが、最近他の柱を測定したところ紀元前221年のものや紀元前520年のものがあり、一番古いものは紀元前782年だった。同じ建物に使用された柱の年代がこれほど異なることについて、様々な説が出されている。
柱の年代、なぜバラバラ? 大阪・池上曽根遺跡の再計測で浮上した謎 [大阪府]:朝日新聞デジタル
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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