昆虫食で育てた家畜や魚に奇跡の変化! 革命的長寿薬の発見につながる可能性
一時期はニュースもネットも大騒ぎだったコオロギも、今年になって食用コオロギベンチャーが倒産するなど、すっかり勢いがなくなった。昆虫食ブームが去り、残ったのは昆虫養殖技術だけ、とはならない。ちゃんと活用
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5月3日~9日に世界を騒がせたオカルト・考古学・民俗学などの最新不思議ニュースから、超常現象情報研究所と編集部が厳選!
5月6日付『東京新聞』朝刊は、アメリカ大統領選挙の動向を分析する記事「米保守の潮流大統領選2024」において、トランプ前大統領の支持基盤となっているキリスト教福音派活動を紹介。キリスト教福音派はアメリカの成人人口の25.4%を占める最大宗教勢力で、聖書の文言を原理主義的に解釈し、ダーウィンの進化論を否定する。なかでも、2016年の大統領選挙でトランプの勝利を予言したと語るハンス・ウォルナウらは、「アメリカは神の国である」とも主張し、イベントやユーチューブの活動でトランプ支持を呼びかけている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325351
5月3日、中国の月面探査機「嫦娥6号」がロケット「長征5号遙8」で打ち上げられた。「嫦娥6号」は月の裏側で、約2キロの岩石や土壌の採取を予定している。月の裏側には地球の電波が届かないため、中国は3月に中継衛星「鵲橋2号」を打ち上げている。月の裏側からのサンプルリターンが成功すれば史上初。また、探査機には欧州宇宙機構やフランス、イタリア、パキスタンの観測装置も搭載されている。5月4日付『読売新聞』朝刊「中国月面探査機打ち上げ成功」、同日付『朝日新聞』朝刊「月裏側の土採取に挑む中国」ほか各紙に関連記事。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15926988.html
5月6日に予定されていたボーイング社の新型宇宙船「スターライナー」の打ち上げは、搭載するロケット「アトラス5」のエンジンバルブに問題が見つかったため延期された。日程は再設定されるが、これが成功すれば、ISSとの連絡船はスペースXの機体と合わせて2機体制となる。5月5日付『日経新聞』朝刊「米宇宙船、民間主導の時代」、5月7日付『読売新聞』夕刊「スターライナー打ち上げを延期」ほか各紙に関連記事。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80465330U4A500C2EA5000/
5月9日付『毎日新聞』朝刊の連載記事「科学の森」は、スイスの宇宙開発を紹介。チューリヒ工科大学はアインシュタインの母校でもあり、惑星探査用に動物や昆虫を模した各種のロボットを開発している。バッタのように飛び跳ねるものや、壁面を這うものもあるという。ベルン大学もアポロ計画に関わった実績があり、木星探査機「JUICE」の観測装置も開発している。スイスの宇宙関連産業の年間売上高は37億スイスフラン(約6300億円)らしい。
https://mainichi.jp/articles/20240505/k00/00m/030/022000c
5月4日付『毎日新聞』朝刊「神への挑戦」は、筑波大学国際統合睡眠科学研究機構の桜井武教授の冬眠研究を紹介。冬眠の詳しい仕組みはまだ不明だが、マウス実験の結果、Qニューロンと呼ばれる神経細胞が冬眠のスイッチとなることが判明、人工的に冬眠するマウスを生み出すことに成功している。現在はサルでの実験も行っており、人間に応用できれば、SF小説などで一般的な人工冬眠の状態での長期宇宙旅行も現実のものとなる。
https://mainichi.jp/realm-of-god/
5月7日放映「カズレーザーと学ぶ」(日本テレビ)は、「不老不死研究の最前線」という副題で、ここ1~2年の新発見を紹介。老化の原因の一つとして、老化した細胞が周囲の細胞に炎症を起こす現象があるが、ハダカデバネズミは老化細胞を自爆させる生理的機能を持っており、普通のネズミの10倍の寿命を誇っている。このことにヒントを得て、改造したT細胞で老化細胞を取り除く実験が行われている。他に、万能細胞から培養した人工脳(脳オルガノイド)に簡単なビデオゲームをさせたり、音声の主を認識させる実験の成功や、人間の細胞から作った小型ロボット(アンスロボット)を体内で自由に移動させ、患部にピンポイントで薬を注入する研究も紹介。
https://www.ntv.co.jp/kazu/articles/3115o76yr1psn5h8nomh.html
羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員、一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。
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