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イタリア人女性が自宅バルコニーから何気なく撮影した連続写真。その1枚に、撮影時には気づかなかった“黒い円盤”がはっきりと写り込んでいた!
奇妙な飛行物体が写真に収められたのは5月初めのこと。チェッレ・ディ・ブルゲリアに暮らすアンナ・アイダ・グイダさんによって撮影された写真は、その正体を探るべくソーシャルメディアに投稿されて大きな注目を集めることになった。
問題の写真を確認してみると、赤い瓦屋根が建ち並ぶ街の上空に、たしかに正体不明の物体が浮かんでいる。機体は黒一色のようだが、白く光っている部分も見られる。パイロットが搭乗しているのであれば、ちょうどコックピットの窓ガラス部分が太陽光を反射していた可能性もあるだろう。また、円盤は左右対称ではなく、左側がやや窪んだフォルムになっている点も気になるところだ。
アンナさんによれば、2枚続けて写真を撮ったにも関わらず、UFOが写っていたのは1枚だったという。そもそも彼女自身、狙いを定めてカメラを構えたわけではなく偶発的に撮影した写真であるため、UFOが高速移動していたのかどうかも不明だ。
アンナさんが画像を共有したことで、ネット上では真偽を含めた議論が活発に交わされている。「宇宙からの訪問者だ」と唱える人がいれば、黒いビニール袋やドローンの見間違いだろうという声も上がった。しかし、そうであれば連射した2枚のうち両方に写っている可能性の方が高いのではないか。
ちなみに、これらの写真は、さらなる分析のために地中海UFO学センターへと送られたという。謎の飛行物体についてどのような答えが導き出されるのか、同センターの公式発表を待ちたい。
イタリア発のUFOニュースとは珍しいと思われるかもしれないが、同国では1933年にロンバルディア州にUFOが墜落。当時の政権下で機密情報として扱われ、技術開発に役立てるため極秘組織も結成されたという。しかし第二次世界大戦後、UFOの残骸とパイロットの遺体は米軍によってアメリカへ渡ったとされている。なお、ロンバルディア州にUFOが墜落したのは、かの有名な「ロズウェル事件」より14年も前の出来事だ。
また今年2月には、トスカーナ州ルッカ上空に蛍光灯に似た棒状のUFOが白昼堂々と出現。こちらはしっかり映像に記録されており、青空で静止しているように見えるUFOの姿を確認できる。機体が鮮明に映り込んでいる一方、同地に飛来した経緯や上空で静止できる原理など残された謎は多い。いずれにしても、イタリアで興味深いUFO出現事例が多数報告されているのは事実なのだ。
今後どのような目撃談が寄せられるのか、イタリアから届けられるUFO情報もしっかり見守っていく必要がありそうだ。
webムー編集部
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