謎の共同体や古い屋敷に迷い込んだ怪奇現象の数々! 謎多き「束の間のタイムトラベル」
のどかな田舎道をドライブしていた男性は、過激な人々が集うコロニーを目撃する。しかし彼らは、現実には存在しない人々であった。男性は幻を見たのか。それとも少し先の未来を垣間見たのだろうか?
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一見なんの変哲もない物置小屋で、いったい何が──。わずか1日で急激に老け込んだ男は、時空を超越する旅から帰還した「タイムトラベラー」なのか!?
4月末、米フロリダ州在住の不動産業者アレックス・シャール氏がTikTokに投稿した動画がネット上を騒然とさせている。それは、同氏が管理する賃貸物件の監視カメラ映像で、とある男が道路に面した柵の扉を開けて物件の裏庭へと侵入する様子が捉えられていた。男はリュックを背負い、短かく刈り込まれた髪に眼鏡、白いTシャツにハーフパンツという出で立ちだ。何度かアングルが変わり、軽快な足取りで裏庭を歩き回っていた男は、やがて小さな物置小屋へと入っていった。
この監視カメラ映像はシャール氏がリアルタイムで確認しており、不審に思った同氏はセキュリティシステムのスピーカーを介して物置小屋内の男性に注意した。しかし、男のリアクションはなく、小屋から出てくる気配もない。そして、通報を受けて駆けつけた数名の警察官が現場を確認すると、なんと男は小屋内から忽然と姿を消していたというのだ――。
間違いなく小屋に入ったはずの男が消えただけでも奇妙な出来事だが、その翌日に監視カメラが捉えた映像によって事態はさらに混迷を極めることになる。というのも、行方をくらましたはずの男が、白髪姿になって小屋から悠然と出てきたのだ。前日と比べて足取りは重く、頬の肉が落ちて痩せたようにも見える。また、背負っていたはずのリュックサックを所持しておらず、服装も黒のTシャツ・Gパンというスタイルに。ただ、眼鏡をかけていて、前日に捉えられた男の面影が残っていることから、2人は同一人物のように見えるのだ。
シャール氏は困惑しつつ、この侵入者が「タイムトラベラー」ではないかと推測。小屋から出てきた姿は「時空を旅した後なのだ」と結論づけている。ネット上では、全てが仕組まれた悪戯だろうと指摘する声も多いが、警察まで巻き込むようないたずらをわざわざ企てるだろうか。
ムー読者ならばご存じの通り、タイムトラベラーといえばサン・ジェルマン伯爵が有名だ。18世紀のフランスで社交界の花形として注目を集めた伯爵は、紀元前の話をまるで自らが見てきたように語ったことから“不死”が噂されたが、実はタイムトラベラー説を推す声も多い。
タイムトラベラー説が囁かれる人物は他にもいる。1957年から2006年へ、さらには2050年へと2度にわたって時空を超えたとされるウクライナ人、セルゲイ・ポノマレンコ。他にも、機密機関への不法侵入およびスパイ容疑でFBIに身柄を拘束され、「2389年からやって来た」と証言したエボルスと名乗る男もその一人だ。
ただ、今回の男が1日で本当に老化したならば、実に珍しいタイムトラベル現象ということができそうだ。浦島太郎や(アイルランドに伝わる)オシーン伝説とも重なる話であり、男は物置小屋から時の流れが異なる別世界へと移動し、相応の年月を過ごしてきたのかもしれない。事件現場の徹底調査と、男の行方が大いに気になるところだ。
【参考】
https://www.the-sun.com/news/11261129/time-traveler-shed-video-pictures-tiktok/
webムー編集部
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